VANTECH(バンテック)

日本のキャンピングカー製作に、はじめて「デザイン」という考え方を導入したのはバンテックである。創業者の増田紘宇一氏が、もともと店舗デザインやヨットのデザインを手掛けていた人だけあって、キャンピングカー業界に足を踏み入れたときも、バンテックはいち早く「ライモ」のような欧州パーツメーカーと接触し、日本車に格調高いヨーロッパデザインを載せた高級キャンピングカーを実現させた。
以来、同社はキャブコンからバンコン、さらにはトレーラーまで手掛ける大ビルダーに成長。主力をキャブコンに置きながらも、現在は軽キャンピングカーさえラインナップに加えるまでになった。
なかでも最大の傑作は、不滅の大ヒットキャンピングカーである「ジル」である。同車の生産累計は、シリーズまで含めると4,000台に達する。これだけの人気を長年にわたって継続しているキャンピングカーは日本には類例がなく、同社が「国産キャンピングカーのトップメーカー」であるとメディアやユーザーに目されるゆえんとなっている。
同社のモットーは、キャンピングカー製作における安全性と信頼性の確立である。従って、仮に不具合を持った製品が出回ったときには、乗用車メーカー並みのリコールさえ辞さない。そのような企業姿勢が高く評価され、ユーザーの信頼度の厚さには絶大なるものがある。
現在、同社は4つの直営店、15の販売店、1つの専売店という形で日本全国に20個所の営業拠点を展開。また、全国に4ヶ所のサービスメンテナンススポットを設け、京都にはキャンピングカーディーラーとしては初のRVパークである「京都南鴨川RVサイト」を運営している。
住所
埼玉県所沢市日比田95-1
営業時間
10:00~18:00
定休日
水曜日・木曜日
製作車種


