日本の道路事情に合ったサイズ感! 「ジル480スキップ」の魅力を再考察する!

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日本の道路事情に合ったサイズ感! 「ジル480スキップ」の魅力を再考察する!

“ジャパニーズモーターホーム”をコンセプトに掲げた、バンテックのZiL(ジル)シリーズ。充実の装備と洗練された意匠を併せ持つキャブコンが勢ぞろいした同シリーズだが、その中で異彩を放っているモデルがジル480スキップだ。

高級感や豪華さを前面に打ち出したジル、ジル520、ジルノーブルと比べると存在感は控えめだが、その使い勝手は一級品。優雅な2人旅はもちろん、コロナ禍のテレワークなど“移動オフィス”としても大いに役立つ1台に仕上げられている。

今回は、ジル480スキップの特徴を振り返りながら、その魅力について改めて考察していこう。

ライトキャブコン以上、5×2キャブコン未満のサイズ感

ジル480スキップのサイドビュー

ジルスキップ480の最大の特徴は、全長4850mm×全幅1970mm×全高2750mmのボディサイズ。ジル・ジル520・ジルノーブルの3車種(全長5160mm×全幅2110mm<サイドオーニング含>×全高2940mm)よりコンパクトなのはもちろんのこと、機動性に優れた5×2キャブコンの定番モデル・コルドシリーズ(全長4990-4995mm×全幅1980mm×全高2960mm)と比べても、全長・全幅・全高のすべてにおいて小さい。

全長は大型ミニバンよりも短く、標準的な駐車場の白線内に余裕をもって収まる。このボディサイズなら、走る場所、止める場所を選ばずにストレスのないクルマ旅を楽しめ、移動商談スペースやテレワークの拠点として、都市部をスムーズに走り回ることも可能だ。

ジル480スキップのバンク部

バンク部分が張り出した一般的なキャブコンと比べると、ジル480スキップのルーフ前部は高さと張り出しを抑えたスタイリッシュなデザインとなっている。見た目のスマートさを演出できるほか、高速走行時の空気抵抗の減少によって走行性能や燃費性能が向上するなど、メリットは多い。

ライトキャブコンにはないカムロードベースの優位性

ジル480スキップのリアビュー

ボディサイズだけ見れば、ボンゴトラック(2020生産終了モデル)ベースのライトキャブコンとほぼ同サイズだが、大きな違いはベース車両にワンクラス上のカムロード(標準トレッド)を採用していること。

性能に余裕のあるカムロード+コンパクトなシェルの組み合わせで、居住性のみならずクルマとしての基本性能(動力性能、走行安定性など)においても、ストレスを感じないレベルをキープしている。

ジル480スキップの正面

トルクに余裕のある3.0Lディーゼルターボエンジンを選択できるのも、カムロードベースの大きなアドバンテージ。バンク部を低く抑えたコンパクトボディとの相乗効果で、標準的なキャブコンよりもキビキビとした走りを体感できる。

開放感抜群のU字型リビングルーム

ジル480スキップのダイネット

ジル480スキップのインテリアは、キャブコンとしては珍しいU字型ソファを採用している。このレイアウトの最大のメリットは、圧倒的な開放感を実現できること。左右とリアの3面には、ソファを取り囲むように大型のアクリル2重窓がセットされ、明るく広々とした室内空間を演出している。

ゆったりとしたリビングスペースは、食事や休憩のほかに、テレワークの拠点としても快適に使用できる。左右のソファを使えば、ベッド展開をしなくても大人2名が就寝可能だ。

ジル480スキップの ベッド展開

センターにマットを設置すれば、全面フラットの広大なベッドスペースに早変わり。大人3名が就寝できる広々とした空間が確保されており、夫婦2人旅なら長期でもストレスなく寝泊まりできる。

折り畳み式カウンターテーブル

リビングの左サイドには、テレビ台兼用の折り畳み式カウンターテーブルを配置。使用しないときは、ソファの背もたれとして体を預けることもできる。

吊戸棚

居住空間の左右上部には、抜群の収納力を誇る大きな吊戸棚をセット。長期旅の荷物や小物、生活用品などをスマートに収納できる。

快適なクルマ旅を実現する充実の装備

家庭用エアコン

ハイクラスのキャブコンをラインナップするジルシリーズらしく、家庭用エアコンとトリプルサブバッテリーは標準装備。エアコン本体がリアエンド上部にフロント向きで設置されているため、部屋全体を効率よく冷暖房できる。

シンク

エントランスドアを入って左手には、大きなL字型キッチンを完備。カウンター上部には蓋付きシンク、キャビネット内には電子レンジがインストールされ、長期旅行での自炊も快適に行える。清水タンクに、水の補給やメンテナンスがしやすい19Lポリタンクを使用しているのもこだわりだ。

ジル480スキップの折り畳み式テーブル

キッチンカウンターの横には折り畳み式のテーブルが用意され、展開することでさらに大きな調理スペースを確保できる。格納すれば、フロントシート~リア居住スペースのウォークスルーもラクラク。

ジル480スキップのトイレ

運転席の後方には、ホワイト基調の清潔感あふれるマルチルームが配置されている。電動水洗式のカセットトイレも標準装備され、快適なクルマ旅をサポートしてくれる。

上蓋式冷蔵庫

右ソファのフロント側には、40Lの上蓋式冷蔵庫を装備。キッチンからもリビングからもアクセスしやすい位置にあり、蓋を閉じればサイドテーブルとしても便利に活用できる。

ジル480スキップのバンク内部

高さを抑えたバンク部分は、大型収納庫として重宝する。大人数での旅行の際は、臨時の就寝スペースとしても使用可能だ。

ジル480スキップ諸元

ベース車
トヨタカムロード(2WD・4WD)
エンジン
ガソリン2L/ディーゼル3L
車体サイズ(mm)
全長4,850mm/全幅1,970mm/全高2,750mm
定員
乗車定員9名/就寝定員3名
価格
¥6,666,000(税込)~
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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