キャンピングカービルダーで働く人たち(バンテック)

メーカー・販売店インタビュー
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キャンピングカー購入を検討するとき、頼りになるのが展示会や販売店で対応してくれる販売スタッフのみなさんです。そして展示販売されるキャンピングカーにはデザイン・設計、製造、販売、メンテナンスといったさまざまな部署の方々が関わっています。

今回は埼玉県所沢市に本社を置き、全国に販売店を展開する老舗のビルダーVANTECH株式会社(バンテック)に訪問して、キャンピングカー会社で働く人たちの取材をしてきました。

取材に参加していただいたみなさん

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桐生さん(VANTEC埼玉 店長)
入社9年目、本社販売店の店長としてエンドユーザのお客様対応を行っている。前職は印刷会社のオペレータ。趣味は釣り。
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安彦さん(車両販売課 係長)
入社2年目、販売代理店対応や展示会での販促を担当。前職で輸入車ディーラーとアウトドアショップに勤務。趣味はウインドサーフィン。
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金子さん(VANTEC埼玉 サービス)
入社7年目、車両メンテナンス担当、前職でも車両整備やメンテナンスを担当していた。趣味はバイク、釣り、ひとりキャンプ。
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木嶋さん(設計部 部長)
入社13年目、キャンピングカーのデザイン・設計を担当。前職では重機のリースやレンタル業務、内装職人などの職種を経験。
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渡邊さん(総務部 部長)
入社17年目、商社の営業を30年経験してバンテックの総務部長へ。バンテックでの社歴は長い。趣味はゴルフ。
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露木さん(広報課 課長)
入社8年目、ブランディング、マーケティングを担当。前職では輸入車の部品メーカーに勤務。レーシングカーのメカニック経験もある。

キャンピングカーは多くのスタッフの手でユーザーに届けられる

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― キャンピングカーの製造から販売までの流れを教えてもらえますか?

【露木】バンテックはキャンピングカーメーカーなので、メインとなるのはキャンピングカーの開発になります。事前のマーケティングを行って設計・開発したものを試作して不具合対策、使用する部品の検討などを経て世の中にリリースする。そんな流れです。

【木嶋】まず、商品の企画、デザイン・設計からスタートします。新商品企画のスタート時はマーケットの情報を持っている露木さんと二人で取り組んでいます。

― 試作についてもお二人で話し合う?

【木嶋】量産することを頭において、デモ車両を作ります。その時にだいたいこの企画なら販売価格はこのくらいで、どんなお客様に販売するのか、ということを話し合っています。

【露木】なにを“売り”にするのか。高額の買い物をしていただくにはそれなりの価値が必要。エッジの効いたコンセプトというか…。

― そうやって試行錯誤して出来上がったキャンピングカーを、今度は販売するわけですね。

【露木】現場からこんなPOPを作ってくれ、などのニーズを聞いて販売するための武器をどんどん用意するといった感じです。

【安彦】桐生店長は直営店で販売、私の場合は全国の販売代理店のメンテナンスや、日本各地で開催される展示会で販促活動をしています。

【金子】私はおもに埼玉店で販売したお客様の車両修理、部品の取り付けなどメンテナンスを行っています。バンテックの商品であれば直営店、販売代理店問わず対応しています。

― ここにいる方以外のお仕事ってどんなことがありますか?

【露木】もちろん工場での生産業務もありますし、資材管理を担当している者もいます。今はタイに行っていますが…。

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海外で最新のキャンピングカーを学ぶ

― そうだったんですね。海外出張はよくあるのですか?

【木嶋】部品を探しに行ったりしてますね。日本のキャンピングカーのマーケットはどうしても海外よりは小さいので、キャンピングカー先進国を視察してデザイン、構造などを勉強しています。

― どこに行かれることが多いですか?

【木嶋】毎年行っているのがデュッセルドルフ(ドイツ)の展示会「キャラバンサロン」ですね。あとはタイに工場があるので、新型車両の開発時には現場に張り付いて自分の設計意図を直接伝えています。

― ここまでお聞きしてキャンピングカーを作るという点で木嶋さんのポジション(デザイン・設計)はかなり重要ですよね。

【露木】やはり展示会などでお客様にドアを開けて見ていただいく時、こちらから説明をしなくても「ステキ」という言葉をいただけるのは、木嶋の設計力でしかないので。ZiL(ジル:バンテックを代表するキャンピングカー)のラインアップもそこから始まっています。

アウトドアにこだわらない。だからこそ生まれるバンテックのオリジナリティ。

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― みなさんこれまでいろいろなお仕事を経験されていますが、キャンピングカーの仕事をしてみようと思ったきっかけはどんなことだったのでしょうか?

【金子】キャンプが好きだったので、その流れでキャンピングカーってどうなのかな?と思って業界に入っていきました。最初は中古キャンピングカーの販売店にいたのですが、当時もバンテックは人気がありましたね。

― そこからバンテックに来られたということですね。

【金子】もっと家が近いところで働きたいな、と思っていたらなんとバンテックが近くにあって。中古車を扱うよりはと思って入社しました。

― 実際入社してみてどうでしたか?

【金子】お客様の要望はそれぞれ違うので1件ごとに対応することが多いのですが、それを自分で考えながらやっていくのは勉強になりますね。中古車を売っていた頃よりも全然楽しいです。家も近いですし(笑)

― 桐生店長はどうですか?

【桐生】紙の印刷の需要が少なくなっていくなかで、次の仕事を考えていました。今度は好きなことをやってみようと思ってバンテックに応募しました。アウトドアが好きだったので。でも実際入社したら全然アウトドアじゃなくて…。いつも言っているんですがキャンピングカーって究極のインドアなんですよね。

― たしかに。でもキャンピングカーとアウトドアは関係性が高いですよね。みなさんはやっぱりアウトドアがお好きなんですか?

【露木】私はあんまり。家でプラモデルを作ってる方が。(一同笑)

【木嶋】私も特に。たまたまファミレスでバンテックの求人を見て面白そうだな。と思って応募しました。

― アウトドア好きが集まる会社というわけではないんですね。でもみなさんキャンピングカー好きということで。

【安彦】そうですね。アウトドアショップ時代に、キャンプ大会を多く開催していたのですが、そこでキャンピングカーに乗っている人がいて、乗ってみたいなという気持ちはありました。こどもが小学生のうちにと思い切ってキャンピングカーを購入しました。バンテックに入社したのもそれがきっかけですね。

― 輸入車ディーラーとアウトドアショップを掛け合わせた職場がバンテックだった?

【安彦】はい。でも実際入社してみるとイメージと全然違って(笑)。いい意味で違っていました。販売代理店への訪問や展示会でとにかく全国いろんなところを回るんです。車での移動と旅が好きな人にはぴったりの仕事ですよ。

― 木嶋さんは?もともとデザイン・設計の経験はあったのですか?

【木嶋】全く(笑)。デザイン・設計の勉強は入社してからです。これまでパソコンを使って仕事をしたことがなかったので、他の人にはできないようなことをやってみたいってずっと思ってました。

― 実際やってみてすぐに覚えられましたか?

【木嶋】じつは最初設計の部署に配属されると思っていなかったんです。店舗の営業サポートだと思っていました。いざ入社したら設計だったというオチで(笑)。仕事を覚えるのは大変でした。でも楽しかったです。

― 経験者というよりも型にはまらない設計を求められたのですかね。実際木嶋さんが入社されてからバンテックのデザインが変わったという声もよく聞きます。

【木嶋】そういう意味で採用されたのだと思います。デザインが良い方向に変わったという評価だったらとてもうれしいですね。

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遊びのツールを作っているのだから、自分たちもしっかり遊ぶ

― バンテックは部署異動とかはないんですか?

【露木】設計する人、作る人、販売する人といった本筋は変わりません。だから最初にバンテックに入って、こういうことをやってみたい。みたいなイメージを持ってくる人がうちでは活躍していますね。

― お休みとかもしっかり取れるんでしょうか?

【露木】営業職は水木休み、あとは土日休み、土曜日は出たりでなかったりですが、その他に年3回1週間以上の長期休暇があります。

― それはすごいですね。

【露木】僕らはキャンピングカーという遊びのツールを作っているので、自分たちも遊ばなきゃいけない、という会社の考え方です。他の会社にはあまりない考え方だと思います。

― 露木さんはキャンピングカーの仕事をしようと思ったきっかけは?

【露木】アウトドアはあまり好きじゃなかったんですけど、車が好きでしたね。若い時はレーシングカーのメカニックも経験しました。今はインドアでTVゲームの車とか(笑)

― 前職の輸入車部品メーカーよりは車づくりという点で通じる部分があった?

【露木】そうですね。前の会社は大きかったのでやりたいこととか、自由度がなかったんです。今はこうやってみよう、ということにチャレンジできる環境です。職種柄広告代理店任せにはできないので、広告・広報関係はほぼすべて自分がやっています。

仕事中のリフレッシュは仕事で

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― みなさん仕事中はどんなことでリフレッシュしていますか?

【金子】おやじギャグ(一同笑)人の反応を見て楽しんでます。いつもシーンとしてますが。

― ・・・そこでリフレッシュできる?

【金子】メンタルが強くなります(再び一同笑)。

― 他の方はどうですか?

【桐生】これも仕事なんですけど洗車ですね。ずっとPCの前に座っているのもキツイので、時には体を動かして。

【安彦】私も同じですね。時期によっては出張や販売店回りもリフレッシュになります。

【木嶋】PCから離れてみんなで雑談することですかね。そこではキャンピングカー以外の、今のトレンドとかを話したりします。

【露木】納得がいくものができると「やった!できた!」という。仕事に区切りがついて。

― みなさん結局仕事中のリフレッシュは仕事で。という感じですね。ではお休みの日はなにをされているんですか?

【露木】家の中を片付けてます。

【木嶋】子どもの習い事の送り迎えとか。土日休みなので学校の行事とか参加しています。

【安彦】昔は私も子どもと遊ぶことでしたが、もう大きくなったので最近はまたウインドサーフィンをやっています。もう何十年とやっているので(一同驚き)。車に道具を積んで海に向かってます。

【桐生】釣りですね。時間がない時でも近所の海まで行きます。安彦さんほどではないですけど。

【金子】バイクだったり釣りだったり。あとは庭の草むしりやリサイクルショップに行ったり。一人キャンプにも行きます。

― 渡邊さんは?

【渡邊】ゴルフの練習。あと最近凝っているのが道の駅めぐり(一同驚き)。もう40ヶ所くらい行っていて、栃木県はほぼ全て回ったかな。関東の道の駅全て回るのが目標。

― 道の駅といえばキャンピングカーがよく駐車していますよね?

【渡邊】駐車してる。つい目がいって、うちの車かどうか確認したりしてます。

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お客様の満足、よろこぶ顔が仕事のやりがい

― では一番お聞きしたかったこと。キャンピングカーの仕事、バンテックで働くことのやりがいを教えてください。

【金子】先ほど少し話しましたが、お客様ごとに違うご要望をいただき、これまでやったことのない仕事を考えながら完成させること。それをお客様に満足していただくことですね。あとは周りのみなさんの個性が強く、自分が勉強できることはまだまだあると思っています。自分をもっと伸ばしたい、伸びていきたいと思える職場環境が仕事のやりがいになってます。

― お客様の満足ですね。桐生店長は?

【桐生】この中で僕が一番お客様の顔を見て仕事をしているので、他の部署よりもやりがいがあるというか、納車の時にお客様がワクワクして待っているところに自分が立ち会える、よろこぶ顔が見られるというのが一番のやりがいです。

【安彦】露木さんと同じで、自分も大きい会社の一部としてとにかく数字を作る仕事ばかりしていました。バンテックではそこから外れて自分の思いを実現できて、自分の考えを反映できる。そこで結果を出すことが仕事のやりがいですね。

【木嶋】開発という部署なので、自分が考えに考え抜いたものが商品となって世の中に出ること、それを良くも悪くもお客様が評価してくれること、それを糧にまた次のキャンピングカーを作っていけることに楽しさとやりがいを感じています。

【渡邊】もう年だからやりがいって言われてもね(一同笑)。私のように生きた化石がいるということでみなさんの目標になれば。今はそれがやりがいですね。

【露木】僕も広告というモノづくりをしているので、デザインの良さだったり、キャッチコピーの伝わりやすさだったり、自分の思いと商品とイメージが重なって、それがお客様にしっかり届いた時はすごくやりがいを感じます。商品だけじゃなく、求人広告なんかも同じです。

自由で挑戦できる会社

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― ちょうど求人広告という話がでてきましたが、バンテックは新しい仲間を募集しているところですよね?最後にみなさんで求人向けにバンテックのPRをしてみませんか?

【金子】今だんだんとキャンピングカーがブームになってきて認知度も上がっていますが、まだまだ敷居が高いと思われているような気がします。でも実際はそれほど敷居が高くはないと思います。職場のみんなもフレンドリーで、入社当初から違和感なく仕事ができる環境です。異業種だからとか、関係なく気軽に応募して欲しいです。

【桐生】印刷業から何も分からずこの業界に入ったので、とにかくみなさんが詳しくて、すごい人ばかりだと思いました。入社して分からないことがあってもしっかり教えてくれる大先輩がたくさんいる。それがバンテックの良さです。

― 最初は知識がないから展示会や店舗にやってくるお客様の方がキャンピングカーに詳しかったりするのでは?

【桐生】確かに詳しい方もいらっしゃるのですが、時々間違った情報を持っている方もいて…。新人でもお客様とコミュニケーションを取りながら勉強して、分からないことは先輩に聞けばちゃんと教えてくれます。最初は知識がなくても全く問題ないですよ。

【安彦】普通の会社だと部署ごとで仕事がきっちり分かれていますが、バンテックはお客様や販売会社からいろいろなことを聞かれるので、各部署が連携を取っています。垣根のない環境で、仕事をしやすい職場です。

― 木嶋さんはいちばん専門性がある部署に行かれましたが。

【木嶋】すごく特殊だなと感じました。キャンピングカーの設計って。先輩たちが一つの分野だけじゃなく、多分野にわたって詳しい、知識があることに驚きました。「この人たちはなんなんだろう?」って思ってました。あとで分かったことですが、キャンピングカーって車であって動く家でもあるんですよね。だから車の知識は当然、ガス、配管、電気、木や鉄の材質、今ならエアコンなど、あらゆる分野の知識が必要だということです。そういう意味では色のついていない真っ白な人間を入れて1から覚えてもらおう、ということで自分が採用されたのだと思います。

― いまは次に入ってくる人にとっての大先輩が木嶋さんになるんですね。

【木嶋】そうだったらいいのですが。PRとしては、これから絶対キャンピングカーが文化になっていくと思うので、キャンピングカー文化を創りだすモノづくりを一緒にしましょう!って感じです。

― 渡邊さんはいかがですか?総務部長の立場から。

【渡邊】見ているとみんな自由だよね。フリーダム。(一同「それはある」と同意。)だから逆に挑戦して欲しい。みんな挑戦してる。それぞれみんなが経営者、そういう感覚で飛び込んできて欲しい。

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適材に適所を作る。だから応募資格は「いまのあなた」

― 最後に露木さん、締めていただけますか?

【露木】最初は前職の経験からパーツセンターに配属だったんです。それがだんだん広報に。
もともとマーケの仕事はずっとやっていたので…。

― 違和感はなかった?

【露木】じつはパーツセンターにいた時の方が前職とのギャップがあって。それがいろいろと仕事をするうちに代表だけでなく、周りの部署の方々、みんなが自分を一番向いている場所(広報)に連れてきてくれた。新しい人材がいて、その人材に適した場所がなければ会社として新しい部署を作る。バンテックはそんな会社です。僕が入社したときは広報課なんてなかったですし、安彦の車両販売課もなかった。

― 変な言い方ですが適材に対して適所を作る、みたいな。

【露木】会社がそういう風土なので。何がしたいという具体的なものがなくても、まずはここでいろいろな経験を積んでみたいと思う方にぜひ来てほしいです。

― だから求人広告のコピーが「応募資格はいまのあなた」なんですね!ピタッとはまりました。みなさん今日はどうもありがとうございました。

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インタビュー後記

自由な社風、挑戦する者を拒まない環境が自由で新しい発想を生み出している。キャンピングカービルダーのバンテックで働く人たちから、そんな印象を受けました。

バンテックのキャンピングカーには、今日集まっていただいたみなさんの、そしてこれから新しくバンテックで働く人たちの思いやこだわりが詰まっている。そう思とこれからバンテックのキャンピングカーを見る目が少し変わりそうです。

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