キャンピングカーを専門にした自動車保険の代理店があります。その会社は株式会社シェアティブ(東京都港区)。同社の損害サービスアドバイザー岡田健治氏(写真右)と損害保険プランナー亀岡恒太氏にお話しを伺いました。「その話し知っていたら・・・」という話しがいくつもあり、6,000台以上のキャンピングカーに特化した保険を扱ったノウハウに迫ります。
目次
キャンピングカーの保険は高くない!むしろ・・・
【編集部】キャンピングカーの保険は一般の乗用車に比べて高いイメージがありますが、いかがですか?
【シェアティブ】実はそうでもないんです。それは事故率の問題で、全体でみると自家用で使っているキャンピングカーの利用頻度は一般のクルマより少ないので、保険料はそれに応じて下がる余地があります。
キャンピングカーの保険を専門に扱っている当社の場合、500万円の一般乗用車と500万円のキャンピングカーの場合、キャンピングカーの方が安くなります。
【編集部】キャンピングカーの方が安くなるとはちょっと驚きです
【シェアティブ】キャンピングカーには1,000万円を超えるものもありますから、車両価格が上がる場合は当然保険料は高くなります。しかし、乗用車と同じ車両価格ならその部分の保険料を比べると安く出来ます。
キャンピングカーのことがわかってないと一般車と同じに・・・
【編集部】車両保険はどのようにかければいいですか?
【シェアティブ】キャンピングカーが事故すると、軽微なものでも、車内の家具を取り外して修理したり、普通の自動車と違って、修理費がかなり高くなります。軽くぶつけて100万円など。そうした時を考慮して、保険を設計する事が重要だと思います。
【編集部】ネット保険や一般の代理店ですと、保険に入れないこともあるようですね。
【シェアティブ】はい。そもそもネット保険だとキャンピングカーを引き受けないところが多いようです。お客様から聞いた話ですが、一般の代理店さんによって断れることもあるみたいです。
シェアティブでは車両保険金額が2,000万円まででしたら、申請もいらず、スピーディーにお受けすることができます。もちろん2,000万円以上もご対応させていただいています。
キャンピングカーの車両保険金額が下がりにくいことを念頭に!
【編集部】保険更新時に車両保険金額は一般車のように下がってしまいますか?
【シェアティブ】いいえ。シェアティブでは新車は緩やかに車両保険金額を下げさせていただいております。その後の車両保険金額も一般車と同じような割合で下げる形はとりません。
それはキャンピングカーの中古車価格が年数を経ても下がらないからです。
【編集部】結構この車両保険金額が毎年下がっていくのは落とし穴なんですよね
【シェアティブ】はい。一般車のようなかたちで車両保険金額が下がっていると、全損したときに保険では同じクルマが買えなくなってしまいます。
当社ではキャンピングカーの中古車に関する情報を常にとり入れています。これは業界にいるからこその知識だと思います。
キャンピングカー専門だから頼りになるところ
【編集部】今までの事例でエピソードはありますか?
【シェアティブ】輸入車の大型キャンピングカーで少し古いクルマだったのですが、フロントガラスの高額な修理を保険で対応しました。小石が当たって破損したものの、このクルマのフロントガラスは特殊な形状で、ドイツから取り寄せると約250万円ということでした。保険会社へは当社からも後押しをして満額保険でカバー出来ました。
【編集部】キャンピングカービルダーのネットワークも持たれてますね
【シェアティブ】はい。そもそもビルダーさんの「お客さんがキャンピングカーの保険に入れなくて困っている」という声から専門でやり始めました。長年展示会にも出店していますので、各地のビルダーさんと顔なじみです。なので、契約時にいただく車検証もビルダーさんから直接いただいたりできるので、お客様の手間を減らせています。
【編集部】それなら旅行中クルマのトラブルにも対応できますか?
【シェアティブ】旅行中のパーツや装備が壊れたといった相談を受けることもありますが、その近くのビルダーさんを紹介して対応してもらってます。キャンピングカーの装備は特殊なものも多く、お困りの状況もわかるので、私たちに電話がつながる時間でしたら、極力お役に立てるように動きます。
信頼を大事にしています
【編集部】お仕事ではどんなところに気をつけていますか?
【シェアティブ】お客様からのご依頼やお声がけには極力迅速に対応するようにしています。お見積りのご依頼があったときにはなるべく早くお返ししています。キャンピングカー専門でやらせていただいておりますので、そこへ寄せられる期待と信頼を裏切らないように心がけています。
【編集部】キャンピングカーを扱ったことのない保険代理店も多く、そうすると一般車と同じような保険設計になったり、車両保険金額の見立てが十分出来なかったりします。そんな中、キャンピングカーを熟知してる保険代理店があることは強い味方になりそうです。
- 社名
- 株式会社シェアティブ
- 住所
- 東京都港区西新橋一丁目17番12号 第2横山ビル
- 電話
- 03-5510-5972
- ホームページはこちら
【PR】