
キャンピングカーはくつろぐスペース、走行性能などに注目が集まりがちですが、実際にオーナーになってみると、クルマ本体とは別に、他の部分も気になってくるものです。
例えば、車内で使える便利なアイテムや、キャンピングカーを乗る時のサービスなどは、キャンピングカーライフには欠かせない部分となってきます。
キャンピングカーの展示会では、そのような、モノ、サービスなども紹介されています。そこでジャパンキャンピングカーショー2021で見つけた、キャンピングカーをサポートするアイテムなどをピックアップしてみました。
キャンピングカーにはアフターパーツが必須

キャンピングカーに乗っていると不便を感じることがあります。そんな時役立つのが、アフターパーツ。車内で快適に過ごすためのアイテムも充実していて、専門に扱うショップもあります。

キャンピングカーパーツセンターのブースにはトイレ、レベラーなど、キャンピングカーに乗っている人に必要なアイテムがたくさん並んでいました。
なかでも注目されていたのが、ポータブルバッテリー。キャンピングカーには設備としてサブバッテリーが搭載されていますが、自宅に持ち帰って充電できる便利さや、すべての機能が詰め込まれたコンパクトなパッケージングで人気が出ています。

ポータブルバッテリーの性能も向上していて、キャンピングカーパーツセンターのブースに展示されていたVolt Magic PB3000 MEGAは100V定格出力2000Wという高出力タイプ。ドライヤーなどの家電も利用できるパワーがあります。

さらに専用のサブバッテリーを接続することで、最大バッテリー容量2969Whにもなります。出力も高く、容量も大きいので、キャンピングカーのサブバッテリー同等の機能性を発揮してくれるアイテムなのです。

長期旅行をしている人であれば、必ず悩んだと思われるランドリー問題。コインランドリーを探して、街中を走り回ったオーナーも多いのではないでしょうか。
そんな問題を解決してくれるのが、小さな洗濯機。コンパクトモデルは、簡易的なタイプが多いですが、CAMFYコンパクト全自動温水洗濯機は機能性が高いのが特徴です。

本体は440(w)×340(H)×310(D)mmとコンパクトサイズで、家庭用洗濯機のような構造になっています。容量は0.8Lと小さいですが、下着やTシャツ程度であれば、十分なサイズです。
洗濯物が少ないのに、旅の工程でコインランドリーに立ち寄らなければならないタイミングもあると思いますが、これがあれば、靴下、下着程度で大きなタンブラーを回すこともなくなります。

商品名でも分かるように、この商品は温水が利用できる全自動洗濯機。本体内部で水を温める機能が付いています。
保管しやすい粉末タイプの洗剤もしっかりと溶けてくれて、油分を含んだ汚れもしっかりと落としてくれるので、温水の効果は大きいのです。
コンパクトな洗濯機とコインランドリーを併用することで、長期のクルマ旅もストレスなく快適に過ごせるのではないでしょうか。
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バンコンのスペースを拡大するアウトドアリビング

コンパクトなキャンピングカーでも、快適なリビングスペースを提供できるアイテムを紹介していたのはドメティックのブースでした。冷蔵庫などを扱ってるメーカーですが、このようなテントも扱っているのです。
海外ではワーゲンバンなどのクルマで旅する人も多く、アウトドアでも使える、サイドテントのスタイルが浸透しています。本場、欧州スタイルは日本でも人気が出そうです。

バンコンの車内をベッド展開して、テント部分で食事をしたりくつろげれば、スペースを有効に使えます。キャンプ場でのんびりするのであれば、これぐらいの余裕が欲しいものです。

ドメティックが扱っているテントはエアーオーニングと呼ばれるカテゴリーで、フレームにエアーチューブが使われています。
スリーブにフレームを通したりする手間がなく、テントの生地を広げたら、ポンプで空気を送り込むだけで、テントが完成します。
空気の柱といっても、空気の圧力をかけることで、高い剛性を発揮してくれます。テンションコードで地面のアンカーとつなげれば、ある程度の風でも心配ありません。
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キャンピングカーのための自動車保険

アイテム以外にも、キャンピングカーに乗る時のサービスも大切です。特に保険はキャンピングカーに乗る前から気になるのではないでしょうか。シェアティブではキャンピングカー専門の自動車保険として、多くのユーザーから支持されています。
長年、キャンピングカー専門の保険を扱ってきたので、そのデータベースがしっかりと蓄積されていることが強みです。保険の見積もりも、蓄積されたデータベースを利用しているので、すぐに見積もりが取れるのがポイント。
普通だと思われますが、一般の自動車保険では車検証がないとダメだったり、キャンピングカーとしての価値を理解していないことも多く、見積もりすら断られることがあるそうです。
また、日本RV協会と提携しているので、ビルダーとのつながりも強く、旅先で装備品が壊れてしまっても、シェアティブのサポートで、近場のビルダーを紹介してくれるサービスも提供しているのです。

これまでの経験と知識、データベースを活かして、移動販売車や福祉車両の自動車保険も扱っているといいます。色々な分野での展開と、キャンピングカー自動車保険のサービス充実が期待できそうです。
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パーツ、サービスなどキャンピングカーに乗るために必要なことがたくさんあります。クルマばかりでなく、その回りにも注目すると、キャンピングカーとの生活も充実することでしょう。