キャンピングカーの遊び方を提案するニートRV直営「宇筒原オートキャンプ場」

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キャンピングカーの遊び方を提案するニートRV直営「宇筒原オートキャンプ場」

米国ナンバーワンのモーターホームビルダーウィネベーゴの正規代理店であるニートRV以前の記事でも紹介したとおり、同社ではウィネベーゴ社製モーターホーム&トラベルトレーラーの新車・中古車販売やアフターサービスのみならず、「キャンピングカーの遊び方」「キャンピングカーの楽しみ方」をサポートするソフト面のサービスにも注力している。

その取り組みを象徴する施設が、同社直営の宇筒原(うとうばら)オートキャンプ場。ウィネベーゴ社のモーターホームやトラベルトレーラーのユーザーはもちろん、国産キャンピングカーユーザーやテントキャンパーまで、誰でも利用できるオープン施設だ。今回は、“穴場的フィールド”として知られる、同施設の魅力を紹介する。

廃校を利用した静かな山あいのフィールド

宇筒原オートキャンプ場とキャンピングカー

2006年に開設されたニートRV直営の宇筒原オートキャンプ場は、「房総の小江戸」と呼ばれる千葉県大多喜町の山あいにある、静かなフィールドだ。

この施設は、1993年に廃校となった西畑小学校宇筒原分校をリノベーションしてオートキャンプ場へと生まれ変わらせたもの。今でこそ廃校を有効利用した町おこしが盛んになっているが、キャンプ場オープン当時の14年前は、全国的にも珍しい取り組みとして新聞や雑誌にも数多く取り上げられた。

廃校ならではの昔懐かしい雰囲気はもちろん、キャンプ場の周囲に残る豊かな自然も、このキャンプ場の大きな魅力。キャンプをしながら四季折々で変化する里山風景を楽しめ、裏山ではタケノコや山菜を収穫でき、6月中旬にはホタル観賞もできる。子供時代に戻って外遊びを楽しむには、もってこいのロケーションだ。

キャンプ場内にはノスタルジックな雰囲気が漂う

宇筒原オートキャンプ場の廃校を利用した校舎

分校跡地を利用したキャンプ場は、耳をすませば子供たちの笑い声が聞こえてきそうなノスタルジックな雰囲気に包まれている。土の校庭には芝生を植え、老朽化が進んでいた校舎は当時の雰囲気を残したままリノベーション。屋内にエアコンを設置し、トイレやシャワールームなどの設備も整えた。

赤い屋根の平屋の校舎は、スタッフルームやキャンパーの共有スペース、トイレ・シャワールームなどに活用。校庭は、大型モーターホームも受け入れ可能なオートサイトやテントサイトとして使用されている。

以前の校庭を利用したキャンプ場

校庭の片隅にある樹齢100年を超えるイチョウの巨木が、分校時代から今に続く穏やかな景色を静かに見守り続ける。

校庭にある遊具

ブランコや鉄棒などは、分校時代のものを再利用。シンプルな遊具だが、小さな子供を持つファミリーユーザーから好評だ。

キャンパーが快適に過ごせる充実の設備

宇筒原オートキャンプ場の電源

オートサイトには、AC電源コンセントのほか、アメリカンモーターホームに対応する三又コンセント、テレビ用アンテナ端子も完備されている。

特筆すべきは、その電源容量。一般的なオートサイトのAC電源は10A、大きくても15Aがスタンダードだが、宇筒原オートキャンプ場のモーターホームサイトに完備されたAC電源の容量は40A。ルーフエアコンや電子レンジなど、消費電力の大きな電化製品でも安心して使用できる。敷地内では無料Wi-Fiも利用でき、キャンピングカーユーザーからテントキャンパーまで誰でも快適なキャンプが可能だ。

宇筒原オートキャンプ場のトイレとシャワー室

トイレは、もともとあった設備を大人でも使用できるように改装し、キャンパーが無料で利用できるシャワールームも新設した。屋外側に扉が増設されているので、キャンプサイトからも直接トイレ&シャワールームにアクセスできる。

宇筒原オートキャンプ場のシャワー

懐かしい雰囲気の校舎は共有スペースとして開放

宇筒原オートキャンプ場の多目的ホール

改装前は天井や床がところどころ抜けた状態だったが、分校当時の雰囲気を残すため、あえて新築ではなくリノベーションにこだわった。しかも、単なるリノベーションではなく、随所にエイジングを施すことで当時のままの姿を再現しているのがこだわりだ。

講堂として利用されていた空間は、キャンパーが利用できる多目的ホールに。卓球台も完備(ラケット&ボールは要持参)しており、悪天候時も屋内でゆったり遊べる。

宇筒原オートキャンプ場にあるかつての教室

まるで時間が止まったかのような、ノスタルジックな空気に包まれた教室。悪天候時には、プレイスペースとして開放される。

宇筒原オートキャンプ場の書棚

誰もが子供に戻って過ごせる貴重な空間

宇筒原オートキャンプ場でのキャンプ

大型モーターホームにも対応する広々とした芝生のサイト、昔懐かしい小学校時代にタイムスリップできるノスタルジックな雰囲気、四季折々で表情を変える豊かな自然環境、初心者やファミリーでも快適に過ごせる充実の設備……。

ニートRV直営の宇筒原オートキャンプ場は、キャンピングカーユーザーからテントキャンパー、初心者からベテランまで、さまざまなキャンパーに対応する魅力にあふれたフィールドだ。穴場のキャンプ場として愛され続けてきた唯一無二の環境を末永く維持できるよう、訪問時はルールとマナーを守って大切に利用してほしい。

廃校を利用した宇筒原オートキャンプ場

宇筒原オートキャンプ場

住所
千葉県夷隅郡大多喜町宇筒原262
電話
0470-84-0488
備考
土曜日・日曜日・祝祭日のみ利用可能。平日は営業していません。
年末年始、ゴールデン・シルバーウィーク、お盆など連休や週日・平日のご利用希望についてはメールにてお問い合わせください。
キャンピングカー用の給水・ダンプステーション(グレー・ブラックの排水)設備が完備しています。
詳細はキャンプ場へ直接お問い合わせください。
HPはこちら
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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