九州を中心に新しい車中泊スポットのかたちとして広がりを見せるRVパークsmartが関東でも広がりつつあります。
無人のチェックインシステムと100V電源が使えるメリットを備えたRVパークsmartを日光の観光で使ってみました。
キャンピングカーなら金曜日の夜出発で翌日たっぷり時間が使えます。
目次
RVパークsmartへ夜9時チェックイン
19:00 出発
21:00 RVパークsmart小山思川温泉へ到着
金曜日の夜7時に都内を出発。栃木県小山市にあるRVパークsmart小山思川温泉へ夜9時に着きました。
ネットでの予約時に送られてくるQRコードをカメラにかざすとチェックイン完了! 予約した場所の電源ポールに緑色のランプが燈り電気の供給を開始します。
人を介さないので、緑色のランプがついてチェックインが無事完了するとホッとします。
RVパークsmartがある小山思川温泉(栃木県小山市)のポイントは、温泉の営業時間が24時までと夜遅くまで営業していること。23時が最終受付なので、金曜日に仕事が終わってから出発しても23時までに着けば、ゆっくり温泉に入れます。
土・日・祝日は朝7時から営業しているので、朝風呂に入りたい方はどうぞ!
充実した1日のはじまりは朝食から
7:00 RVパークsmart小山思川温泉を出発
8:30 隠居うわさわへ到着
RVパークsmartからの電源供給は1500W。ティファールでお湯を沸かしてコーヒーを飲んだら出発。朝食を食べに日光市の「隠居うわさわ」へ向かいます。
創業400年。日光たまり漬けの元祖として知られる上澤梅太郎商店が朝食の専門店として営業しているのが「隠居うわさわ」です。
かつて当主の隠居所となっていた家屋を朝食専門のお店として営業しており、長年受け継がれた隠居所から見るお庭も一見の価値があります。営業は毎週土・日・月曜日で、朝8時半から営業しています。
朝早くから行動するキャンピングカーの旅にはお薦めのお店です。ごはんを人数分づつ土鍋で炊くので予約は忘れずに!
ここから近くに日光のおいし水で酒造りをする片山酒造があります。搾り終わったお酒に水を加えない原酒を製造しています。キャンピングカーに冷蔵庫があるので、朝のうちに冷えたお酒を買っても保管に問題はありません。
日光観光の王道 日光東照宮へ
10:10 片山酒造出発
10:30 日光東照宮到着
前泊の効果は絶大!ゆっくり朝食を食べて、お土産まで買っても東照宮へ着いたのは10時半でした。世界遺産といえどもコロナの影響で参拝する人は減っているかもしれませんが、駐車場も混まないうちに着きました。
荘厳な陽明門をはじめ、五重塔や本殿、彫刻の三猿や眠り猫 徳川家康のお墓がある奥宮と見どころがたくさんあります。
中禅寺湖と華厳の滝
12:30 日光東照宮を出発
13:00 中禅寺湖到着
日光で有名な観光地を回りたいと思い、いろは坂を通って中禅寺湖へ。暖かければボートに乗ったり、船の遊覧も楽しそうですが、今日は少し肌寒いので湖岸から湖を眺めるだけにしました。ここで日光の名物ゆばが入ったそばを食べて、華厳の滝へ向かいます。
展望台から眺める滝は壮大です。今回は乗りませんでしたが、華厳の滝エレベーターがあり、100m下まで降りて、観瀑台(かんばくだい)から迫力のある滝の姿を見ることで出来るようです。
世界遺産と壮大な滝を見て満足したところで、今度は異空間へ行ってみたくなりました。まだ時間があるので帰り道にある宇都宮へ。
異空間を味わえる大谷資料館
14:30 華厳の滝出発
15:30 大谷資料館到着
関東では家の外壁などに使われることも多い大谷石。その大谷石を長年採掘した跡地が見学できるようになっているのが大谷資料館(栃木県宇都宮市)です。資料館が地下坑内への入り口になっており、ここから入る巨大な坑内は見るものを圧倒します。
大谷資料館で1時間ほど過ごした後、帰路につきました。
キャンピングカーの魅力を引き出すRVパークsmart
キャンピングカーの魅力は時間の自由度が高いこと。特に金曜日の夜から出かけると翌日たっぷり時間が使えます。
そんなとき、無人でチェックイン出来て電源が使えるRVパークsmartは旅をするキャンピングカーにピッタリマッチしたシステムです。エアコンや電子レンジなど大容量の電気を使うことが増えたキャンピングカーにはうれしい施設です。運営する(株)RVトラストではRVパークsmartを全国に増やしていく方針とのこと。今後、施設が増えていくことを期待しています。
RVパークsmart小山思川温泉はくるま旅作家のさいば☆しんさんが動画で紹介しています。パークへのアプローチや周辺情報を詳しく説明していますので参考になります。