
キャブコンはキャンピングカーのなかでも居住性と快適性を重視したモデルです。断熱性の高いボディ構造や生活に必要な装備など、キャンピングカーに必要な装備をたくさん搭載しているのが基本的な設計といえます。このような特徴から、移動中だけでなく滞在中の時間も快適に過ごせる点が大きな魅力といえるでしょう。
とくに国産キャブコンは日本の道路環境や駐車事情、四季のある気候を前提に設計されていて、サイズ感と装備内容のバランスに優れています。
東和モータース販売が展開するキャブコンシリーズも国産キャブコンの考え方をベースにしながら、複数のモデルに明確なキャラクター分けがあります。基本となるレイアウトは
- R2B リア二段ベッド
- RWB リアダブルベッド
- DC リアエントランス
の3種類で、各モデルは設定されているレイアウトの組み合わせ×各モデルのキャラクターによって性格が分かれています。
今回は、東和モータース販売のラインアップする国産キャブコン、ヴォーン、ヴォーン エクスクルーシブ、モビー、レーベンの4モデルについて、サイズ、レイアウト構成、装備内容といった情報を整理し、それぞれの違いを紹介していきます。
ヴォーン(WOHN)
ヴォーンは、東和モータース販売のキャブコンシリーズにおいて基準となるモデルといえる存在です。全長は約5.0m以下に設定されていて、キャブコンとしての居住性を確保しながら、扱いやすいサイズ感が特徴のモデルです。
旅先だけでなく、日常的な移動や駐車場での扱いやすさを意識したサイズといえるかもしれません。キャブコンらしい広さと設備を求めながら、全長が5m以下のキャブコンを探している人にはおすすめです。
レイアウトは R2BとDC が設定されていて、RWBの設定はありません。リアに常設二段ベッドを備えるR2Bと、開放的なリビングスペースを重視したDCという構成で、就寝人数や車内での過ごし方に応じた選択が可能です。
リア二段ベッドはキャブコンのオーソドックスなレイアウトといえるでしょう。スペースを有効に使いつつ、しっかりと居住空間を確保しています。リア二段ベッド部分を跳ね上げて、収納スペースとすることも可能で、収納力の高さも魅力です。
装備面では、家庭用エアコン、FFヒーター、冷蔵庫、電子レンジといった主要装備を標準装備。家庭用エアコンが搭載されているのがポイントです。近年の環境変化によって酷暑日が続くこともあります。夜間でも熱帯夜が続くことが多いので家庭用エアコンが必須となってきました。
最新モデルでは高効率充電システム(C-TEK + SmartPass)が標準装備されていて、受電パワー不足を感じることはないでしょう。一般的なキャンピングカー利用を想定した実用的な内容となっています。シリーズの中では装備とサイズのバランスを重視したモデルです。
ヴォーン エクスクルーシブ(WOHN EXCLUSIVE)
ヴォーンエクスクルーシブはヴォーンをベースに装備と居住性を高めたモデルです。全長は約5.19mとシリーズ中で最も長く、室内空間に余裕を持たせたボディサイズが特徴ともいえます。そのボディサイズからも、滞在時の快適性を重視したモデルであることが分かります。
シェルの形状はヴォーンと変わりません。横に2台並ぶとそのサイズの違いに気づくかもしれませんが、見た目ではエンブレムの差に気づく程度です。実際のドライビングに関しても、さほど差を感じることはないでしょう。
レイアウトは R2BとRWB が設定されていてDCの設定はありません。この2つのレイアウトをベースに、全長約5.19mというボディサイズを活かした室内レイアウトが考えられています。使ってみると、その差を実感することになります。
例えば共通するレイアウトのR2Bでは、リア二段ベッドの横幅がやや広くなっているなどが挙げられます。キャブコンを設計するにあたって、ミリ単位でのサイズ調整が行われていて、ボディサイズの大きさはそのまま、快適性に直結するといえるのです。
装備面では、大容量リチウムイオンバッテリーを標準装備している点が大きな特徴です。標準装備は家庭用エアコン、FFヒーター、115Lクラスの冷蔵庫、電子レンジと充実しています。リチウムイオンバッテリーを搭載したことで、電気に余裕があるシステムになりました。
家庭用エアコンや電子レンジの消費電力は大きく、出力も大きくなります。家で家電を使うように使用したいのであれば、リチウムイオンバッテリーなどでシステムに余裕を持たせることが有効になります。このヴォーンエクスクルーシブは連泊や長期滞在といった使用シーンを想定した装備といえるでしょう。
モビー(MOBBY)
モビーは、東和モータース販売のキャブコンシリーズのなかでも、取り回しの良さを意識したモデルです。全幅は約1,920mmに抑えられていて、日本の道路環境や駐車場事情を考慮したサイズ設定となっています。
乗用車で同じサイズを探すと、ランドクルーザーなどになります。そう言われると、それほど大きくない、と感じる人もいるかもしれません。全長は5m以下なので、コインパーキングに停められます。キャブコンの快適性を維持しながら、日常使いとの両立を考えるユーザーに向けた一台といえるモデルです。
レイアウトは R2B、RWB、DCの3種類すべてが設定されています。スリムなボディサイズを前提としながら、使い方や人数構成に応じてレイアウトを選べる点が特徴です。マルチルームの有無、収納スペースの大きさなどでセレクトできます。
同じクラスでレイアウトを3つから選べるのは、キャンピングカー選びに悩む人にとってはありがたいかもしれません。利用人数に合わせて、どのように使うかのポイントでレイアウトを選ぶことができるのです。
装備面では、CTEK製の高効率走行充電システムを採用し、3バッテリー構成とすることで安定した電力供給を実現しています。家庭用エアコン、FFヒーター、冷蔵庫、電子レンジも標準装備されていて、コンパクトモデルながら快適性は十分に確保されています。
レーベン(LEBEN)
レーベンはコンパクトな車体サイズと装備内容を重視したモデルです。シリーズの中では比較的抑えたサイズ感でありながら、日常使いと充実した旅の両立を意識した構成となっています。
ボディサイズは全長4850㎜、全幅1950㎜。モビーと比べて全長が14㎝短くて、全幅が3㎝大きいというサイズ感です。ほぼ同サイズですが、東和モータース販売の国産キャブコンのなかでは最も全長の短いモデルになります。
レイアウトは R2B、RWB、DC の3種類が設定されています。モビーと同じように3つのレイアウトが揃っています。しかしながら、ちょっとした車体寸法や装備構成の違いによって、インテリアの雰囲気がモビーとは異なる印象です。
装備は、家庭用エアコン、FFヒーター、電子レンジ、70L冷蔵庫といった主要装備を標準で備えています。サイズ・装備・価格のバランスを重視するユーザーにとって検討しやすいモデルといえるかもしれません。
東和モータース販売の国産キャブコンは4種類。サイズ、装備、価格の違いによって、ある程度のグレードを決めたら、R2B、RWB、DCのレイアウトを選ぶだけです。逆に自分のスタイルがR2B、RWB、DCのどれに当てはまるかを決めてから、キャンピングカーのグレードを決めてもいいかもしれません。
就寝スペースも収納スペースも欲しい人はR2B、広々とした就寝スペースと大容量の収納スペースを求めるのならRWB、開放的なリビングエリアと広々としたマルチルームを求めるのならDCなど、それぞれのキャラクターと自分の使い方を想像してみるのもいいでしょう。
一部、モデルによってはレイアウトがない場合もありますが、東和モータース販売のキャブコンはキャンピングカー選びしやすいラインアップが揃っています。キャンピングカー選びに悩んでいるなら、東和モータース販売というブランドで探してみるのもおすすめです。



