
会場となった岐阜県可児市にある公園トイファクトリーの丘にはたくさんのユーザーが集まってきました。2025年11月22〜23日に開催された「トイキャン」は毎年のように規模が拡大していき、広大な公園全体がトイファクトリーカラーで埋まりました。
会場にはいろいろな種類のモデルが並びましたが、その使い方も人によって多種多様でした。ペット連れの姿も多く、わんちゃんの数も参加者に負けないぐらい。キャンピングカーとペットの親和性の高さを改めて感じます。
そんな多彩なオーナーのなかから、今回はペットとともに参加していたオーナーさんに注目しました。実際の旅ではどんなふうにキャンピングカーを使い、ペットとの時間を楽しんでいるのか。
使い勝手や工夫しているポイント、そしてトイファクトリーというビルダーに対する率直な印象まで、ユーザー目線の言葉で語ってもらいます。
目次
「キャンピングカーのおかげで行きたい場所が増えました」バーデンオーナー小川さん
小川さんは、わんちゃんを迎え入れたことで、キャンピングカーに乗り始めました。このバーデンに乗ってから、もう6年が経とうとしています。実家の近くにあったトイファクトリー東北店でクルマをお願いしたといいます。それからはバーデンを使って、愛犬との旅を楽しんでいる様子です。
「私たち夫婦の休みが合うタイミングが少ないので、ペットと一緒でも突然旅行へ行けるのがありがたいです。ドッグフリーのキャンプサイトなどへ行って、のんびりと過ごしています。白馬あたりにあったキャンプ場は快適でした」
ペットのためにクールコンプシステムを導入しています。トイファクトリーは家庭用エアコンを採用しており、家にいる時と変わらない快適性があることが魅力的でした。さらに、高断熱処理が施されたボディは外気温の影響を受けにくく、夏場でも快適に過ごすことができます。
スタイリッシュなボディとそのスタイリングに惹かれている小川さんは、バーデンを普段使いしていて、通勤にも使っているそうです。そんな毎日利用するキャンピングカーにはクーラーも付いていて快適。さらにキャンピングカーならではの設備が大活躍しているそうです。
「時々、買い物にも使っているのですが、大型スーパーなどで生鮮品を買う際、冷蔵・冷凍が可能で最大容量40Lの冷蔵庫があるから、安心して購入できるのがいいですね」とも語ります。次の目標はわんちゃんと一緒に北海道を一周すること。キャンピングカーのおかげで行きたい場所が増えたそうです。
こんなキャンピングカースタイルが体験できたのもトイファクトリーがあったからこそ。旅の話、わんちゃんの話など、スタッフとは気軽に会話がはずみ、仲間のような存在になっているそうです。「ここだったら任せたい」という信頼も生まれたといいます。
「クルマを乗り換えてすべてに余裕が生まれて快適」GTオーナー澤野さん
自然のある場所を求めて、遠出もいとわない澤野さん。愛犬2頭との旅を楽しんでいます。わんちゃんのことを考えて、以前もキャンピングカーに乗っていました。そして、このこだわりのGTに乗り換えたそうです。GTはこだわりのカスタムが多数施されていました。
旅の基本は「自然があって、美味しいものが食べられる場所」ということで、各地の美味しいものを探す旅になるそうです。そんな旅にわんちゃんも一緒に移動して、みんなで旅気分を満喫するのが澤野さんファミリーのスタイル。
以前のキャンピングカーではバッテリーに不安を感じていたので、リチウムイオンバッテリーに憧れていたそうです。今はバッテリー環境も整えて、愛犬のためにエアコンも装着しました。そして、マルチルームには最新の水を使わないトイレ「クレサナ」も装着。
「最初にキャンピングカーに乗っていたので、クルマを乗り換える時に何が必要かがわかりました。バッテリーに関してはずっと気にしていたので、現在はストレスを感じることはありません」
センターコンソールがわんちゃんたちのお気に入りの場所。専用のベッドが置いてあって、2頭が仲良く一緒に座っています。その両サイドにあるのがレカロシート。東北や九州などへも出かけることがあるので、長距離ドライブのために採用。このシートを装着できることがGTセレクトの決め手だったそうです。
クルマを変えたことでスペースに余裕が生まれたそうです。さらにディーゼルのパワーにも満足。旅がより快適になりました。そして、カスタムも楽しんでいる様子。
「GTのロゴはイタリアのカロッツェリアであるピニンファリーナのロゴをイメージして作ってみました。スタイリッシュなフォントがスタイリッシュなこのクルマにぴったりです」
ロゴの変更に目が止まりますが、その他にも細かいこだわりのカスタムがありました。ステップには縞板が取り付けられていて、エントランスから一気に雰囲気が変わっています。その先にはイタリアのブレーキメーカー「ブレンボ」のカウンターマット。イタリアンなテイストに仕上がっています。
車両全体から醸し出される雰囲気も違っていて、よく見るとメタルパーツがすべてブラックアウトされているのです。ツヤを残したまま、メッキ感を出していません。全体的にしまった印象になり、スタイリッシュな感覚が強調される、手の込んだカスタムでした。
「20年前からトイズボックスで旅を楽しんでいます」トイズボックス前田さんファミリー
トイファクトリーのオーナーさんに多いのが、長年トイファクトリーのクルマに乗っているという人。前田さんも20年前からトイファクトリーのクルマに乗っているそうです。
「子供が保育園に行っている時、トイズボックスを購入しました。各地を巡って、クルマの中に置いてあった日本地図で訪問した先を子供が塗りつぶしていたのを覚えています。懐かしいですね」
そして20年が経ち、今は子供ではなく2頭の美濃柴犬と一緒に旅を継続中。現在は2台目のトイズボックスに乗り換えています。
「最初はトランスポーターも考えていたのですが、子供たちが寝られるクルマということでトイズボックスを購入しました。その自由に旅ができるスタイルが私にあっていたようで、クルマへの信頼感も高かったので、2020年に新しいトイズボックスへ乗り換えました」
2台目のトイズボックスではわんちゃんが主役。常にフラットにできるようにアレンジしているそうです。わんちゃんたちも自由に車内を動き回れるようになって気持ちよさそう。キャンプ道具をたくさん載せても、しっかりと就寝スペースが確保できるのが、トイズボックスの収納力の高さを物語っています。
カーサイドテントを設置して、完全なくつろぎモードだった前田さん。クルマの中ではわんちゃん用にくつろぐ環境が整えられていました。リアリビングエリアのフラット化はもちろん、助手席までフラット化されていました。足元のスペースを埋めるようにマットが置いてあるのです。他のモデルのマットがぴったりとフィットしたといいます。
お気に入りのアイテムと一緒にわんちゃんもくつろいでいます。旅先はわんちゃんと一緒に行ってみたいと思える場所をセレクト。淡路島などは思い出の場所になっているそうです。そして、次の目標はこのクルマで北海道に行くこと。
最初は子供が寝られるレイアウトということでスタートしたトイファクトリーとの付き合いも20年以上が経過。全国を回っているとトイファクトリーの仲間と会うことがあるそうです。そんな時、トイファクトリーのクルマに乗っていて良かったと感じることも多いとか。
「昔からの付き合いもあって、スタッフの方は私にとって身近な存在になっています。今でも向こうから声をかけてくれるし、担当の方はよくしてくれます。トイファクトリーへ行くとアットホームな空気を感じます。そこがいいんですよね」
オーナーそれぞれに使い方や楽しみ方は違いますが、取材を通して共通していたのは、トイファクトリーのキャンピングカーに対する高い満足度でした。クルマへの信頼があるからこそ旅が広がり、ペットや家族との時間がより豊かなものになっています。
そして、その思いが集まったのがこの「トイキャン」。会場にあふれていた笑顔や会話の数々が、トイファクトリーとオーナーの関係性、そして楽しいキャンピングカーライフを自然な形で感じさせてくれました。




