
代車として特別に軽キャン最新モデルのMini POP Flyer(ミニポップフライヤー)をお借りすることになりました。私は軽キャンMini POP Bee(ミニポップビー)も所有していたので、どうしても意識は「Flyer vs Bee」となり、結果的に比較することになってしまいました。きっと、私同様に、この最新モデルに、そして、この両車の差について興味を持った方もいるのではないでしょうか?
そこで今回、実際に乗って泊まって楽しんだので、Mini POP Flyerのご紹介をベースに、Mini POP Beeとの差異を交えてご紹介します。両車は同じ軽キャンカテゴリーに属し、一体型で居住性に優れ、軽自動車の枠内でできる最大限の快適性・走行性能・取り回しを追求しています。
しかし、異なる思想と開発コンセプト、そしてユーザーが感じる魅力やメリットは大きく異なると思います。同じ軽キャンとしての共通点を踏まえつつ、両者の違いを深堀りしてみたいと思います。
目次
Mini POP Flyerとは?

Mini POPシリーズの最新作。軽キャンに「電動ポップアップルーフ」「スマートな外観デザイン」「充実の標準装備」などの魅力を詰め込んだミニポップシリーズ15周年の集大成とも言えます。乗り手を選ばないシンプルかつスタイリッシュな外観デザインで、より幅広い層が快適に楽しめる軽キャンパーに進化しました。
最大の特徴は、リモコンでストレスなく開閉できる電動ポップアップルーフ! この新機構で、「立体駐車場にも入れる2m以下の全高」と「大人が立って生活できる開放的な室内空間」を両立させ、「ポップアップルーフを手動で開閉するのが面倒」という人にも嬉しい装備です。またBeeは余りにも軽トラキャン色が強くてどうも💦という方には、よりスマートな軽キャンというデザインテイストは受入易いのではないでしょうか?
Mini POP Beeとは?

元々、トラキャンで定評のあったミスティック。軽トラを使ったトラキャンMini POPを世に送り出したのが2010年末の事。その翌年の2011年7月にデビューしたのがキャンピングシェル一体型のMini POP Beeでした。つまり約15年以上の実績をもつモデルです。
今や普通自動車も顔負けの性能を持った軽トラがベースなので、Mini POP Beeは最高の旅車になっています。ポップアップルーフで窮屈感は皆無! 軽の限られたスペースの中でも余裕を感じられる空間を実現しています。軽キャンでも快適装備のソーラーパネル・大型インバーター・冷蔵庫なども装備可能です。これらの特徴は約15年の熟成を経て、Flyerにも引き継がれています。
Mini POP Flyerの魅力と弱点、そしてMini POP Beeと比較して


① 外観とPOP UP
まず、最初に気が付くのは、これまでのミスティック車の大きな特徴、唯一無二のデザインとなっていたアルミサイディング外壁を使用していない事です。これまでと同様に強固なアルミフレームを用いたミスティック独自のボディバス工法を採用していますが、あえて平坦なアルミパネル外壁でプレーンなフォルムを作り出しています。




② 構成
Flyerは一体型。Beeは一見、軽トラにキャンピングシェルが搭載されている様な構成になっています。まあ、Beeは軽トラキャンからの派生ですから当然ですね。


③ エントランス
Flyerは一般的なサイドエントランス。Beeはトラキャンの流れをくむリアエントランス。


④ 車内レイアウト
これもエントランスの位置が違うということもあって、大きく異なります。


⑤ 装備品
両車とも、軽なりに、色々な装備が付けられます。





⑥ 走行系
特に足回りにこだわりのあるミスティックなので、軽キャンでも手を、いや足を抜きません。私のBeeは、ベース車がスズキ・キャリイですが、現在はほとんどトヨタ・ピクシス(ダイハツ・ハイゼット)となっており、それに特化した足回りが強化(オプション)されています。勿論、現行のBeeも基本、ピクシスなので、これらの対応が可能です。



⑦ 弱点?
忖度なしで申しますと「収納スペース」が少ない・・
これは軽キャン共通の悩みで、どうしても収納スペースが少なくなります。Flyerのシートが片側とリアにしかなく、その下には、電気系統などが入っているので、殆ど収納スペースがありません。まあ、Flyerはリアボックスが装着可能なので、それを外部収納として使えると思います。


両車に乗って気づいた“正直な意見”


軽トラキャンからスタートして15年の月日をかけて熟成させたBee。その15年の集大成として生まれたFlyer。同じMiniPOPシリーズでも、その生い立ちとコンセプトが異なる両車は、甲乙つけ難い、それぞれの良さがあると実感しました。
「どっちが自分に合うか」という視点からの考察


結論から申しますと、デザイン・レイアウト・機能全て、乗る人によってその好み・評価が違うので、それはもう「究極の選択」です。実際に利用して、直感的にどちらが好きか? どちらがココロに「ビビビッ」とくるか? で決めるのが一番です。もし、MiniPOPシリーズにご興味がある方、また、Flyer・Beeのどちらが良いか? と悩まれている方は、一秒でも速く、実車をご覧になって体感される事をお勧めします。
おわりに
Flyerにも、Beeにも、それぞれに魅力があります。こんなに楽しい選択の悩みはありません。節操ない私は「両方」と思ってしましますが、甲斐性がないので、諦めています。これからキャンピングカーを、またはMiniPOPシリーズを検討される方、あるいは「Flyerか?Beeか?」で迷っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
皆さまの可愛い相棒が早く見つかりますようにと願っております。



