NTBが新型ビーカムを初採用した双日モビリティキャンパー鹿児島専用モデル「タビークス」を開発!

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NTBが新型ビーカムを初採用した双日モビリティキャンパー鹿児島専用モデル「タビークス」を開発!

日本特種ボディー(NTB)が、双日モビリティキャンパー鹿児島の専用モデルとして新型キャブコン「TaBee-Ks(タビークス)」を開発した。ボディは、日本の道路事情に合った5×2mクラス(全長4990mm×全幅1990mm)。機動性と居住性のバランスに優れた、使い勝手抜群のサイズ感が特徴だ。

最大のポイントは、2023年にフルモデルチェンジされたいすゞのキャンピングカー専用シャーシ新型Be-cam(ビーカム)をベース車両に採用していること! これまでビーカムベースのキャブコンはNTBのみの取り扱いだったが、タビークスの登場によって、双日モビリティキャンパー鹿児島でもビーカムベースのキャブコンが購入できるようになる。2月のジャパンキャンピングカーショー2024で、一般初公開となるタビークス。本記事では、その全貌をどこよりも早くレポートする。

新型ビーカムの優位性【ゆとりある許容重量】

TaBee-Ks(タビークス)のリア

タビークスの最大のポイントは、前モデルからさらに完成度を高めた新型いすゞ・ビーカム2.0tをベース車両に採用していることだ。これまで何度も解説してきたが、ビーカムの最大のメリットは、安全性と走行安定性の高さにある。堅牢なフレーム、リアダブルタイヤ、専用チューニングを施したサスペンションなどによって、快適な乗り心地と優れた走行安定性を実現。許容車両総重量は、キャブコンの重架装にも十分耐えられる5150kg(前輪2300kg/タイヤ負荷能力、後輪2850kg/軸重限度)のハイスペックを誇る。

TaBee-Ks(タビークス)のタイヤ

「安全に走れるキャンピングカー」をテーマに掲げるNTBでは、許容車両総重量に余裕のあるビーカムをベースにすると同時に、シェルの軽量化にも注力している。各部に施した軽量設計の恩恵で、車両重量は3700kg。そこに乗車定員7名分の重量をプラスしても、まだ1000kg以上も許容車両総重量に余裕がある計算となる。この安心感こそが、新型ビーカムをベースにしたタビークスの最大のアドバンテージだ。

新型ビーカムの優位性【先進の安全・運転支援機能】

TaBee-Ks(タビークス)の安全・運転支援機能

大幅に進化した安全・運転支援機能も、新型ビーカムの大きなアドバンテージだ。先代モデルにも直進プリクラッシュブレーキ、先行車発進お知らせ、車間距離警報などは装備されていたが、新型ビーカムにはステアリング操作を電動アシスト制御するレーンキープアシスト、ふらつき警報、フロントブラインドスポットモニター、右左折プリクラッシュブレーキなどの機能が追加されている。

TaBee-Ks(タビークス)の先進安全装備

とくに注目なのは、前車との車間距離を保持しながら加減速や発進・停止を行う「全車速車間クルーズ」や、ドライバーの異常を自動検知して車両を緊急停止させる「ドライバー異常時対応システム」が新設定されていること! キャンピングカーは長距離ドライブの機会が多く、セカンドライフを楽しむ高齢ドライバーの割合も高い。こうした先進安全装備は、多くのユーザーにとって大きなメリットとなるはずだ。

TaBee-Ks(タビークス)の9速AMTアイシム

パワートレインは、3.0Lクリーンディーゼルエンジンと9速AMTアイシムの組み合わせ。最高出力150馬力・最大トルク375N・mのディーゼルターボエンジンで、車体重量が重いキャブコンでも軽快なドライブを楽しむことができ、新設定の9速AMTアイシムのスムーズなシフトチェンジで、ストップ&ゴーを繰り返す一般道でも気持ちよくドライブできる。

エアコン&リチウム標準装備のオールインワンモデル

タビークスのもうひとつのポイントは、家庭用エアコン、1500Wインバーター、5kWhリチウムイオンサブバッテリー、大型ソーラーパネルが標準装備されていることだ。地球温暖化によって、いまやエアコンはキャンピングカーのマストアイテムとなっている。エアコンを稼働するためには、大容量のサブバッテリーや強力な充電システムも必要不可欠。タビークスには、それらの装備がオプションではなくすべて標準化されているのだ。

TaBee-Ks(タビークス)のエアコン

エントランスドアの上部に、信頼性の高い国産メーカーの家庭用インバーターエアコンを設置。ハイレベルな生活電源システムとの組み合わせで、サブバッテリーによる長時間のエアコン稼働を実現している。真夏でも快適にクルマ旅を楽しめるのはもちろん、暑い日にペットを車内で留守番させるときも安心だ。

TaBee-Ks(タビークス)のリン酸鉄リチウムイオンサブバッテリー

サードシートの下には、24V200Ah(12V100Ah×4)のリン酸鉄リチウムイオンサブバッテリーを完備。1500Wインバーターや各種充電器、リレーなども整然とインストールされている。

TaBee-Ks(タビークス)の200Wソーラーパネル×3枚

ルーフには、200Wソーラーパネル×3枚を設置。太陽光を利用してサブバッテリーを充電してくれるので、外部電源設備のない場所での連泊も安心して楽しめる。

使いやすさを極めたインテリア

TaBee-Ks(タビークス)のインテリア

開放的感あふれるインテリアには、オリジナルキャブコンやレンタカー専用キャブコンで培ったNTBのノウハウが凝縮されている。レイアウトは、センターに対面ダイネット、その後方にマルチルーム、通路を挟んだ向かい側にキッチンスペース、リアエンドに2段ベッドを配した、ファミリー向けキャブコンの定番スタイル。シンプル化されたスイッチ類とスタンダードなレイアウトで、初心者や子供でも感覚的に使える室内空間に仕上げた。

TaBee-Ks(タビークス)の大型バンクベッド TaBee-Ks(タビークス)のベッドの展開・格納

1888×1775mmの大型バンクベッドも、タビークスの大きな特徴のひとつ。天井が高いため圧迫感がなく、大人3名でもゆったり就寝できる。ダンパー付きの折りたたみ構造で、ベッドの展開・格納もスムーズだ。

TaBee-Ks(タビークス)のベッドのダイネット

生活の中心となるダイネットは、4名でテーブルを挟んで座れる対面式。テーブルを下げてマットをセットすれば、通路を含む室内空間全体が広大なベッドスペースになる。

TaBee-Ks(タビークス)のキッチン TaBee-Ks(タビークス)のベッドの電子レンジ

左サイドには、天板にフタ付きシンクをビルトインしたキッチンキャビネットを配置。上部の家具内にインストールされた電子レンジも標準装備となる。

TaBee-Ks(タビークス)のマルチルーム

ダイネットの後方には、マルチルームを完備。物置やクローゼットのほか、トイレルームとしても利用できる。

TaBee-Ks(タビークス)のダイネットベッド

リアエンドには、常設タイプの2段ベッドをセット。バンクベッド&ダイネットベッドと組み合わせることで、最大7名分の就寝スペースが確保できる。

TaBee-Ks(タビークス)の大容量のカーゴスペース

リア2段ベッドの下は大容量のカーゴスペースになっており、キャンプギアから長期旅の荷物まで余裕をもって積載できる。リアと左サイドの大型バケッジドアで、荷物の出し入れもラクラク。カーゴのフロント側にも扉がセットされており、室内から荷室にアクセスすることも可能だ。

TaBee-Ks(タビークス)の88L冷蔵庫

エントランスドアの左手には、88L冷蔵庫をインストール。キャンプなどで、車外から食材やドリンクを取り出す際もアクセスしやすい。

TaBee-Ks(タビークス)の室内のLED照明

室内のLED照明は、温かみのある暖色系で統一。間接照明を多用することで、ゆったりと落ち着ける空間を生み出した。

TaBee-Ks(タビークス)のロゴ

「ベース車両に新型ビーカムを採用」「エアコン・リチウムイオンバッテリー・ソーラーパネルの標準化」「使いやすい内装レイアウト」など、様々な魅力を持つ新型キャブコン・タビークス。このキャブコンは双日モビリティキャンパー鹿児島のために開発された専用モデルとなるが、NTBからは同内容で標準装備が異なるオリジナルモデル「アカツキ」もラインナップされている。新型ビーカムをベースにしたこの2つのモデルが、2024年の国産キャブコン市場で大きな注目を集めそうだ。

タビークス諸元

ベース車
キャンピングカー専用シャーシ いすゞ新型びぃーかむ
車体サイズ
全長4,990mm/全幅1,990mm/全高3,050mm
定員
乗車定員7人/就寝定員7人
価格
ジャパンキャンピングカーショー会場にて発表予定
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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