夫婦と柴犬3匹で気ままなクルマ旅!ナッツRV「ボーダーバンクス」オーナーインタビュー

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夫婦と柴犬3匹で気ままなクルマ旅!ナッツRV「ボーダーバンクス」オーナーインタビュー

仕事を引退してから、キャンピングカーで日本中を旅する。そんな自由で優雅なセカンドライフを夢見る人も多いのではないだろうか。ここでご登場いただくオーナーは、まさに理想のライフスタイルを実現した1人。愛車は、マイクロバスのトヨタ・コースターをベースにした、ナッツRVのハイエンドモデルボーダーバンクスだ。

今回は、ご夫婦と愛犬で日本中を旅しているオーナーの中間さんに、「キャンピングカー購入のキッカケ」「ボーダーバンクスを選んだ理由」「キャンピングカーの使い方」などについてお話をうかがった。キャンピングカー歴13年、ハイエースベースのキャブコンとセミフルコン2台を乗り継いできたベテランオーナーの、自由なライフスタイルに注目だ。

中間さんご夫婦と柴犬3匹
中間さん(73歳)神奈川県
愛車:ボーダーバンクス(ナッツRV)
家族構成:夫婦+柴犬3匹
現車購入年:2019年
キャンピングカー歴:13年(このクルマが3台目)

ペット旅の相棒としてキャンピングカーを購入

キャンピングカーを購入したきっかけは?

キャンピングカーに乗る前は、グランビアやアルファードを車中泊仕様にしてクルマ旅を楽しんでいました。北海道を旅行していた時、道の駅に止まっていたキャンピングカーを見せてもらって「いいなぁ」と思ったのが、キャンピングカー購入のきっかけですね。それまではキャンピングカーなんて、頭の片隅にもなかったので。うちは「犬と一緒に旅行をする」のが前提なので、犬を連れて快適に旅ができることに、とくに魅力を感じました。

これまで乗り継いだキャンピングカーについて教えてください。

最初にキャンピングカーを購入したのは、13年前。北海道でキャンピングカーを見せてもらったあと、旅から帰宅してすぐにキャンピングカー購入に動き出しました。最初はカムロードベースのキャブコンを候補にしていましたが、見た目のかっこよさや装備の充実度にひかれて、ハイエースベースのキャブコンファーストカスタム CG550ボレロを選びました。

ボレロには5年ほど乗りました。走りも安定しているし、とてもいいクルマでしたが、犬がいるので使っているうちに居住空間の狭さを感じてきて……。ガソリン車なので急坂の登りがきつい、リアカーゴが狭いなど不満な点もあったので、もっと大きくてパワーのあるキャンピングカーに乗り替えることを決めました。

ボーダーバンクスのリアとサイドオーニング

2台目のキャンピングカーは、ナッツRVのボーダー。輸入モーターホームも見に行きましたが、最終的には国産車の安心感を選びました。遠方を旅しているときに2回ほど車両の不具合がありましたが、どちらも飛び込みでトヨタディーラーに対応してもらうことができました。旅先での安心感は、やはり国産車に軍配が上がりますね。その後、同じナッツRVのボーダーバンクスに乗り替えて、現在に至ります。

新型コースターベースのボーダーバンクスにアップグレード

ボーダーバンクスの車内、柴犬3匹と中間さんご夫婦

同じボーダーに乗り替えた理由は?

以前のボーダーには5年ほど乗って、とても気に入っていました。どうせ買い替えるなら同じボーダーがいいと思っていましたが、そんなタイミングで新型コースターベースのボーダーが発売されて、それが乗り替えのきっかけになりました。新型の方がクルマのパワーがあるし、以前のボーダーはリアダブルベッドで我が家的に使い勝手がよくなかったので、ツインベッドにしたいという気持ちもありました。それで、2019年に現在のボーダーバンクスに乗り替えました。

愛車のお気に入りの点を教えてください。

大容量のリアカーゴ

第一は、大容量のリアカーゴです。釣りが趣味なので、クーラーボックスや釣り竿など、釣りの道具がいっぱい載せられることが大前提。その点、ボーダーバンクスの広いリアカーゴは、理想的ですね。

電気関係のモニター

細かい部分でいうと、ウォータータンクの水の量をメーターで確認できるのが、以前のボーダーにはなかった装備なので、とても便利に感じています。電気関係のモニターも非常に見やすくて、お気に入りです。

ツインベッド

以前のボーダーはリアダブルベッドでしたが、現在乗っているボーダーはツインベッド。このレイアウトだと夫婦それぞれが自分のペースでゆったり寝られるし、犬たちも自由に過ごすことができます。我が家のスタイルには、ツインベッドが合っていますね。

エアコン 電子レンジ

あとは、やはり装備面です。犬が3匹いるので、車内で留守番させるときにエアコン装備は必須。今までのキャンピングカーもすべて家庭用エアコン搭載車でしたが、電気を供給するサブバッテリーの容量に不安があったので、エアコン稼働時はジェネレーター(発電機)を使用していました。現在のボーダーバンクスには大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載されているので、電力不足の心配なく安心してエアコンや電子レンジを使うことができます。

ボーダーバンクスのリア

新型コースターベースになって、クルマ自体の性能も非常によくなりました。パワーがあるので急坂の登りもまったく問題ないし、長距離移動でも運転がラクで疲労が少ない。キャンピングカーとしての快適性はもちろんですが、クルマとしての性能がグレードアップしたこともお気に入りのポイントです。

家族でキャンピングカーライフを満喫

中間さんご夫婦と柴犬3匹

愛車をどのように活用していますか?

まずは、趣味の釣り用。キャンピングカーをベース基地にして、釣りを目的としたクルマ旅を楽しんでいます。以前は頻繁に釣りに出かけて56㎝の黒鯛を釣り上げたこともありましたが、今はペースが落ちて年に3~4回ですね。

あとは、夫婦と柴犬3匹での旅行です。道の駅、RVパーク、オートキャンプ場を使い分けながら、観光や温泉を目的として行き当たりばったりの自由な旅を楽しんでいます。仕事をしているときはお盆休みと年末年始に最大10日ほどの旅をするのがやっとでしたが、仕事を引退した今は、キャンピングカーで1~2か月の長期旅を楽しんでいます。

北海道に行ったり、四国でお遍路の旅をしたり、キャンピングカーで屋久島に渡ったり、種子島にロケットの打ち上げを見に行ったり……。これまでに、行ったことのない場所がほとんどないくらい日本中を旅して回りました。それができたのも、キャンピングカーの機動性と利便性があればこそです。

キャンピングカーがあってよかったことは?

とにかく、時間が自由に使えるようになった。キャンピングカーを購入する前とは、旅行のスタイルがガラッと変わりました。うちは常に犬と一緒ですから、犬も人間も快適に移動できて何不自由なく生活できるキャンピングカーは、なくてはならない存在です。

中間さんと助手席の柴犬

これからキャンピングカーでどんな楽しみ方をしていきたいですか?

日本中のあちこちを回るのも楽しいですが、これからは温泉旅行とか、もっとゆっくりと過ごす旅をしたいですね。あとは、キャンピングカーで沖縄に行ってみたい。北海道、四国、九州、屋久島、種子島はキャンピングカーで行きましたが、沖縄はまだ未踏なので。

とにかくキャンピングカーで走るのが好きなので、長距離運転でもまったくストレスを感じることはありません。自宅のある神奈川から青森も1人で運転するし、大きいキャンピングカーでも全然平気。これからも、妻と愛犬と一緒にマイペースでキャンピングカーライフを楽しんでいきますよ。

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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