昆虫ヒーロー「ミヤマ仮面」の超充実キャンピングカーライフ

キャンピングカー活用法
, , , ,

昆虫ヒーロー「ミヤマ仮面」の超充実キャンピングカーライフ

キャンピングカーイベントの昆虫ショーでもおなじみの「ミヤマ仮面」(写真左)は、元プロレスラーの垣原賢人さんが扮する昆虫ヒーロー。2006年のプロレス引退後に活動をスタートし、キャンピングカーで全国を回りながら、虫目線で子供たちに昆虫の魅力や環境保全の大切さを伝える昆虫イベントを展開してきた。

今年は新型コロナの影響でほとんどのイベントが中止になったが、そんな逆境にもめげず、相棒のクワガタ忍者(写真右)と一緒に、YouTube「クワガタ採集ちゃんねる」でクワガタの魅力を発信中。今回は、キャンピングカーを駆使して充実した日々を送る、ミヤマ仮面流キャンピングカーライフについてお話をうかがった。

キャンピングカーとの出会い、キャンピングカーを使い始めたきっかけ

イベントでのミヤマ仮面とクワガタ忍者

2006年にプロレスを引退してから、ミヤマ仮面として日本中を回り、子供たちに昆虫の魅力や環境保全の大切さを伝えるイベントを展開してきました。

キャンピングカーとの関わりは、2011年の夏に東京キャンピングカーショーに出演させていただいたのがきっかけです。そこで初めてキャンピングカーの素晴らしさを知り、ナッツRVの荒木社長から「よかったらイベントのときにキャンピングカーを使って」と声をかけていただいたんです。それで、2013年からミヤマ仮面のイベントの際にナッツRVさんのクレアをお借りして、控室代わりとして使用するようになりました。

イベントの移動中

ナッツRVさんの神奈川店でクルマをお借りして、会場までそれで走って、イベント中は車内を控室として使用。道中で山や川に寄り道して遊んだりして、イベントが終わったらお店にクルマを返却する。そんなスタイルが2年間くらい続きました。

イベントでキャンピングカーを活用するメリットは?

屋外のイベントが多いので、完全にプライベートな控室が確保できるのは本当に助かります

というのも、ミヤマ仮面の全身コスチュームは、完全に裸にならないと着替えられないんです。ぴっちりとしたタイツなので、パンツもそれ用のアンダーパンツを履かないといけない。

それで、ほかの出演者の方と控室が一緒のときは少し困っていたんですけど、キャンピングカーだと完全なプライベート空間なので安心して着替えられる。それが一番のメリットですね。身長180cmでも室内で普通に立って移動できるし、まったく窮屈さを感じることはないです。

現在使用しているキャンピングカーとお気に入りの点

クレソンボヤージュ・エボライト

現在のクルマは、ナッツRVさんのクレソンボヤージュ・エボライト。今年このクルマに乗り始めてから、新型コロナでイベントがないこともあって、頻繁にクワガタ採集に出かけるようになりました。

クワガタ採集では標高1000m、2000mの山に出かけることが多いので、馬力があるのはすごく助かりますね。2015年から乗っていた前車のクレソン“ミヤマ仮面号”は、2リッターガソリンエンジンだったので、傾斜がきついところを走ると「頑張れ、頑張れ」と思わず声をかけたくなる感じでしたが(笑)、今のクレソンボヤージュは3リッターディーゼルターボエンジンなので坂道もスイスイ登っていきます。

キャンピングカー内のエアコン

あとは、やっぱり家庭用エアコンが使えることが魅力ですね。僕は暑がりなので、夏場のイベントだとミヤマ仮面に変身している間に汗だくになってしまうんです(笑)。でも今は車内でエアコンが使えるので、すごく快適。そういうときに限って、新型コロナの影響でイベントがないというのが皮肉ですが……。

あとは、ナッツRVさん独自のエボライトシステムで電気をたっぷり使えるのが便利です。車内で電子レンジを使えるようになって、料理の幅も広がりました。考えてみると、我が家は山の中にあるので自宅にエアコンがないんですよね。キャンピングカーの方が家よりも快適装備が充実しています(笑)。

現在はYouTubeでもクワガタや昆虫の魅力を発信中!

クワガタ採集チャンネル

2019年からYouTubeで「クワガタ採集ちゃんねる」を始めて、主にイベントの様子を収めた動画をアップしていましたが、新型コロナの影響でイベントがないこともあって、今年の3月頃からクワガタ採集の様子を撮影した動画をアップし始めました。

コンセプトは、「昆虫動画図鑑を作って、子供たちにそれを届けよう!」。子供の頃から昆虫図鑑を破れるほど見ていましたけど、動画は昆虫が動いている姿を見られるので、やっぱり写真とは全然違いますよね。虫採りに行けない人でも動画を見て楽しんでもらえたり、どういう木にいるとか、気温、湿度とか、採集時の条件も細かく発信することで、虫採りのHOW TO的な要素も伝えていければと思っています。

YouTubeチャンネルの目標は、「日本のクワガタ全種類制覇!」。日本には亜種を含めると101種類のクワガタがいるんですが、それを5か年計画で制覇するのが目標です。クワガタ1種を採るのも1回や2回では無理なことの方が多く大変ですが、それだけにやりがいのある目標です。

専門家も驚く超貴重な日本最小のクワガタを撮影!

以前、体長が5mmしかない日本最小のマダラクワガタの撮影に成功したこともあるんですよ! 来る日も来る日も森の中を探して、木の中で生活しているマダラクワガタが外に出て活動している姿を映像に収めることができました。

クワガタ忍者がその動画をTIKTOKにアップしたら、再生回数が100万回に達しました。マダラクワガタが野外活動をしている映像は非常に貴重なので、よかったらYouTube「クワガタ採集ちゃんねる」で動画をチェックしてみてください。

クワガタ採集とキャンピングカーの親和性

クレソンボヤージュ・エボライト車内のミヤマ仮面

クワガタ忍者と一緒にクワガタ採集をしてYouTubeに動画をアップするのが現在の生活の中心ですが、それができるのもすべてキャンピングカーのおかげです。

鳥が活動を始めるとクワガタを食べてしまうので、クワガタ採集は「鳥より早く動く」のが鉄則。早朝5時だともう遅いくらいで、深夜3時半とか4時とかまだ暗いうちから動くことがほとんどですが、キャンピングカーがあると採集ポイントの近くまで行って仮眠もできるし、時間調整もできる。これは本当に助かっています

クレソンボヤージュ・エボライト車内

昆虫が相手なので、発生時期も人間の都合通りにはいきません。いろいろな条件が重なって発生するので、そのタイミングに合わせてすぐに動かないといけない。そんな時にいちいち宿をとっていたら、絶好のタイミングを逃してしまいますよね。

でも、“動く家”であるキャンピングカーがあれば、宿の予約を取らずに、一番いい状態のときにすぐポイントまで動ける。その機動力が、クワガタ採集にキャンピングカーを活用する最大の強みですね。何しろスケジュールがこちらの都合通りにはいかず、すべてクワガタ次第なので(笑)。

キャンピングカー内のミヤマ仮面とクワガタ忍者

クワガタ採集以外に、キャンピングカーの車内で動画の撮影をしたり、ダイネットのテーブルで動画の編集もします。お目当てのクワガタは毎回捕れるわけではないので、捕れたらすぐに編集して、できるだけ早くYouTubeにアップするようにしています。

そんな時、車内で電気が使えるキャンピングカーは本当に便利ですよね。以前はお店に入って無料コンセントを使って動画の編集をしていたこともありましたが、今は移動しながらでも作業できますから。

今後の目標と、これからのキャンピングカーライフ

ミヤマ仮面とクワガタ忍者

やっぱり、「クワガタ全種類制覇」が今一番の目標ですね。YouTubeを通して、世界の子供たちにクワガタの素晴らしさを伝えていきたい。2006年にプロレスを引退してからミヤマ仮面を14年続けてきたのは、その思いがすべてなので、それは今後も変わりません。

あとは、イベントが正常に開催されるようになったら、またキャンピングカーを控室代わりにして全国のイベントを回りたいですね。

クワガタ採集のベース基地、YouTube動画編集の作業場、イベントの控室など、さまざまな用途で活用できるキャンピングカーは、僕にとって「夢のクルマ」。キャンピングカーに乗るだけで今もワクワクするし、充実したライフスタイルが実現できているのもキャンピングカーがあるからこそです。

これからも最高の相棒クレソンボヤージュをフル活用して、子供たちに昆虫の魅力や自然の大切さを伝えていきたいです!

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

キャンピングカーライター一覧へ

キャンピングカー活用法
, , , ,


レンタルキャンピングカーネット