キャンピングカー購入はどのタイミングがベストか!?

キャンピングカー活用法

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「キャンピングカーの購入適期」は、いつなのだろうか?

筆者自身がキャンピングカーのヘビーユーザーであり、仕事でもキャンピングカーに深く関わっていることから、様々な人に質問や相談を受ける機会が多い。

「キャンピングカーを欲しいと思っているが、高価な買い物だけに踏ん切りがつかない」

「キャンピングカーは、ライフステージのどのタイミングで購入するのがベストなのか?」

それに対して、返す言葉はいつも決まっている。

「欲しい時が購入適期。悪いことは言わないから、なるべく早く買いましょう!」

思い立った時が購入適期。迷わず買おう、買えばわかるさ!

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「なるべく早く買いましょう!」などと言うと、無責任な発言のように聞こえるかもしれないが、これはネットから得た知識や他人の受け売りをベースにした言葉ではない。キャンピングカーの世界に足を踏み入れ、家族と700泊以上のキャンプ・車中泊をしてきた、自らの「実体験」から導き出したアドバイスだ。

筆者が初めてのキャンピングカーを購入したのは、30代半ばの時。長女は4歳、長男は0歳だった。「長女を連れてアウトドアを楽しむ機会が増えたこと」「長男が生まれたこと」をきっかけに、20代前半から乗っていた大切なアメ車を手放すことを決意。その売却資金を頭金にして、「家族で一緒に楽しめるクルマを」と、ポップアップルーフ仕様のバンコンを購入した。

それからというもの、我が家はキャンピングカーなしではできなかった貴重な体験と、かけがえのない思い出を積み重ねてきた。ローンはきついが、キャンピングカー購入を後悔したことは一度もない。あるのは、「子供たちが小さい時に、思い切ってキャンピングカーを買って本当に良かった!」という確たる思いだけだ。

子供と過ごせる時間には限りがある。だからこそ購入は子供が小さいうちに!

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幼い子供を持つファミリーには、「できるだけ子供が小さいうちに、キャンピングカーを購入する」ことをお勧めする。

子供と一緒に過ごせる時間は、親が思っているよりもずっと短い。成長とともに子供が習い事や部活動を始めれば、家族そろって遊びに出かける機会は減る一方だ。

「家族でキャンピングカーに乗ることを夢見ていたものの、気づいたら子供が大きくなって一緒に出かける機会が減り、結局キャンピングカー購入は夢で終わってしまった」。
そんな話は、筆者の周囲にも掃いて捨てるほどある。
「もっと早い段階でキャンピングカー購入を決断すればよかった」と思っても、後の祭り。過ぎ去った時間は、決して取り戻すことはできない。

筆者は、長女が4歳、長男が0歳の頃からキャンピングカーで日本各地を旅してきた。
長女が中3、長男が小4になった現在まで、「子供と過ごす時間を大切にしたい」という筆者の願いを理想的な形で実現してこれたのは、すべて「子供がまだ幼い、最高のタイミングでキャンピングカーを購入した」おかげだ。

アクティブシニアにも早めのキャンピングカー購入を勧める理由

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キャンピングカーの購入を検討しているアクティブシニアにも、できるだけ早いタイミングで決断することをお勧めしている。

その昔、家族で北海道を旅していた時のこと。あるキャンプ場で出会ったキャンピングカー乗りのシニア夫婦が、「もっと早くにキャンピングカーを買えばよかった」と嘆いていた。聞けば、「仕事をリタイヤしたらキャンピングカーで日本中を旅する」という長年の夢が叶った矢先に、親の介護が必要になり、今後長期の旅はできなくなるという。

「子供が手を離れ、仕事も終わって、さぁこれからと思ったら、今度は親の介護。こんなことなら、もっと早くにキャンピングカーを買って楽しめばよかった」。
人生何があるかわからない。その夫婦の話を聞いて以来、シニアの方にも「キャンピングカーを欲しいと思ったら、できるだけ早く買うのがベストですよ」と、アドバイスするようになった。

楽しみながら支払っていく「長期ローン」のススメ!

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若いうちに高額なキャンピングカーを購入するのはなかなか難しい。
子供の成長と共に増えていく養育費や学費のことを考えれば、キャンピングカー購入にしり込みしてしまう人が多いのも当然だろう。

そんな時に頼りになるのが、長期ローンだ。

上の写真は筆者の友人ファミリーだが、彼はキャブコンをほぼ衝動買いのような状態で購入している。支払いは、乗りながら10年かけて返済する120回ローンだ。
「とにかく欲しかったから、子供がまだ小さいうちにと、深く考えずに買いました」。
思い切った決断によって、最高のタイミングで念願のキャンピングカーを購入した彼は、「家族と一緒に過ごすかけがえのない時間」も同時に手に入れた。

購入資金がたまるのを待っていたら、キャンピングカーを生かせるタイミングを逃してしまう可能性もある。理想の時期にキャンピングカーを手に入れたいなら、長期ローンをうまく活用するのがポイントだ。

購入に悩んだらまずはレンタカーでお試し体験を!

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キャンピングカーは、高額な買い物。購入後に「こんなはずじゃなかった」とガッカリするようなことは、絶対に避けたい。そんな不安を抱えてキャンピングカー購入に踏み切れない人は、ぜひ一度レンタカーでキャンピングカーを体験してみよう。

筆者も、バンコンからキャブコンへの乗り換えを検討している時に、購入候補と同じモデルのキャブコンをレンタルした経験がある。
レンタカーで合計250kmほど走り、走行性能、居住性、積載性などを詳細にチェック。
実際の使用で不明点や不安要素をクリアにしたことで、キャブコン乗り換えの決意が一気に固まり、ナント、その4日後にはレンタカーで乗ったキャブコンと同じモデルの新車を契約してしまった。

パソコンの前に座ってネットであれこれ調べるのもいいが、やはり百聞は一見に如かず。キャンピングカーの購入を迷っているなら、まずは実際に体験してみよう。それが、キャンピングカー購入の大きな第一歩となるはずだ。

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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