仕事終わりにキャンピングカー!?タウンエースのキャンパーアルトピアーノでタイパ上げてみました

キャンピングカー活用法
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仕事終わりにキャンピングカー!?タウンエースのキャンパーアルトピアーノでタイパ上げてみました

「今日もおつかれさまでした!」と仕事を終えてクルマに戻ると、もう1日も終わろうとしています。最近では日も短くなり、あっという間に夜がやってくるので、その寂しい感覚は強めです。

「でも、ちょっと待てよ」と……
もし、そんな生活のなかにキャンピングカーがあったら、ライフスタイルに変化が現れるのでは?

今まで、1日の終わりだと思っていた時間が、旅のスタートになる!のは間違いありません。そこで、アルトピアーノ横須賀店の協力で、急きょ、仕事終わりにクルマを借りて、充実した1日+αの時間を体験することになりました。

突然ですが、仕事終わりにキャンパーアルトピアーノで旅に出た

コンビニの前に停車したアルトピアーノ

もし、キャンピングカー、車中泊車両などを持っていたら、すぐに旅へ出発できるのがポイントです。それが、今回のような仕事終わりの夜であっても、とりあえず出発できることは、旅好きにとってもストレスフリーなシチュエーションだと思います。

夜に出発すると、食材などの仕入れはコンビニになります。まずは飲み物や洗面道具を仕入れて、準備完了。他に必要なものがあれば、行き当たりばったりですが、途中のサービスエリアなどで対応すればいいかな、と軽い気持ちでした。とにかく、気軽にスタートを切れるのがいいです。

アルトピアーノの冷蔵庫

購入したドリンクは冷蔵庫へ保管。電気で稼働するので、保冷剤を使うことなく、いつでも飲み物を冷やせます。アルトピアーノでは冷蔵庫などはオプションになりますが、装備しておくと便利です。とりあえず、コンビニのドリンクを入れて、スイッチオン。

冷蔵庫と換気扇のファン

クルマにはサブバッテリーが搭載されていないタイプで、ポータブル電源を利用する仕様でした。冷蔵庫と換気扇のファンが付いているので、車内には12V電源入力が設置されています。ここへ12V電源を接続することで、冷蔵庫などが使えるようになっています。

シガーソケット

ポータブル電源の電気はクルマを停車している時に使いたかったので、走行中はシガーソケットから電源を確保。エンジンが動いているのであれば、安心して冷蔵庫を利用できます。目的地に到着するまで、しっかりとドリンクを冷やしていました。

駐車場で休憩中

気持ちに余裕があると、のんびりしてしまうものです。目的地の手前でちょっと休憩しています。でも、時間は20時30分。こんなに遅くなってしまって大丈夫だろうか、と少し不安になってきました。せっかく予約した宿泊場所が利用できなかったら、という考えが頭をよぎります。

御殿場に泊まる!RVパークレンブラントスタイル御殿場駒門

RVパークレンブラントスタイル御殿場駒門

今回の宿泊地はRVパークレンブラントスタイル御殿場駒門。都心から高速なら約2時間の場所にあります。東名高速道路にある駒門スマートICの目の前でした。コンビニがすぐ近くにあって、クルマでの宿泊に最適な環境が整っています。

RVパークレンブラントスタイル御殿場駒門の入り口

ホテルに隣接したRVパークで、チェックインは16時から21時。仕事終わりの時間帯でも、十分に間に合う時間です。トイレなどもホテル内の施設を使います。0時をすぎると玄関にロックがかかってしまいますが、インターフォンで開けてもらえるのでご安心を。

ホテルのフロントで受付

まずは、ホテルのフロントで受付をします。ホテルのチェックインと変わりません。初めてRVパークを利用する初心者の方も、このホテル同様のホスピタリティーで、安心して利用できるのではないでしょうか。

入浴券や説明が書かれた紙

RVパークは5台設置されていて、宿泊スペースを記した紙などを手渡されます。レンブラントスタイル御殿場駒門には大浴場やレストランがあって、RVパーク宿泊者も利用できるそうです。食事と宿泊、お風呂と宿泊など、セットになったパッケージ料金設定もあるので、宿泊前に連絡して、相談することをおすすめします。

入浴券とお風呂セット

ホテルにある大浴場は富士山の伏流水を使っているお風呂でした。富士山の伏流水には天然バナジウム成分が豊富に含まれて、健康や美容にもよいと言われています。サウナに露天風呂など、設備も充実していました。朝は6時から営業しているので、朝風呂もOKです。

このお風呂を楽しみにやってきたので、のんびりと伏流水を堪能してきました。もし、キャンピングカーがなかったら、自宅の狭いお風呂に入っていた事を想像すると、とても満足感が高いです。

レストランが終わっていても、キャンパーアルトピアーノであれば安心

レトルトのカレーとパックご飯

RVパークに到着したのは夜の9時。途中でのんびりし過ぎたようです。しかも、お風呂に入ってさっぱりしていたので、レストランの営業時間をゆうに過ぎていました。そんなことになるだろう、と予想していたので、食事はしっかりと用意しています。

よこすか海軍カレー

アルトピアーノ横須賀店のある地元ご当地グルメ「よこすか海軍カレー」です。レトルトタイプで、クルマの中で調理可能。お湯を沸かすだけで、お米も一緒に温められます。

クルマの中には、テーブルがあって、調理できるスペースがあります。だから、レストランなどを見つけられなくても安心。車内で食事すればいい、という余裕があるのです。

ポータブル電源の残量

車内での調理は火を使わないでIHヒーターを利用しています。炎が出ないので、安心して利用できるのでおすすめです。

電気の消費量が心配されましたが、100%の充電から87%に減る程度でした。IHヒーターを合計約20分使って、カレーとお米を温め、その間、冷蔵庫も利用していましたが、予想より消費電力が少なかったです。

夜間は冷蔵庫の電源を切ろうとも考えましたが、冷蔵庫だけの消費電力が約30Wで、あと32時間使える、という表示が出ていたので、朝まで冷蔵庫をポータブル電源で冷やすことにしました。

車内での自由時間

車内では自由時間が続きます。タブレットでダウンロードしてきた映画を鑑賞し、自宅よりもくつろいでいる雰囲気。プライベートな空間でのんびりとできるのが、ここまで心地良いとは思いませんでした。これが、公共交通機関利用だったら、と思うと……

車内をベッドレイアウトに

ホテルのトイレから戻り、車内をベッドレイアウトに変更。セカンドシートのヘッドレストを外して、背もたれを倒して、リア側にベッドマットを追加するだけです。車内にいながら、ベッド展開が完結するので、雨の日でも安心してベッド展開できるのが便利です。

今回は一人で寝るので、ポータブル電源をベッドマットの上に置いて、モバイル端末の充電をしています。ケーブルの接続が面倒だったので、上に置いてあるのですが、ベッド下でも、このサイズのポータブル電源が置けるスペースを確保しています。

たくさんの荷物がベッド下に収納できるので、もう少し長期の旅行をしても、荷物で寝る場所がなくなるということもありません。

ホテルと車中泊をミックスさせたRVパークの快適な朝

アルトピアーノ

到着した時は夜だったので、周辺の景色がよく分かりませんでしたが、朝になると、周りの様子が見えてきました。クルマを止める敷地スペースは広く7×4mのスペースが確保されています。コンパクトなアルトピアーノにとっては余裕過ぎるぐらいの広さでした。

リビングルーム

目の前には幹線道路が走っていて、道路向かいにガソリンスタンドもあります。結構な幹線道路のようです。通勤で移動するクルマが列を作っていました。

昨晩は大浴場でゆっくりして、クルマの中で食事。思いっきり旅気分を満喫して、仕事終わりに出発したことをすっかり忘れていました。目の前を走るクルマを見ていると、なぜか、自分だけ得をしているような不思議な感覚になります。

ホテル併設のレストランの朝食

朝食はホテル併設のレストランで食べました。宿泊とセットになったパッケージ料金で、この朝食が含まれているのはうれしいです。新鮮な卵や牛乳など、地場産も楽しめました。富士山周辺に来ると食べたくなる焼きそばもあり、満足感の高い朝食でした。

分類ごみボックス

そろそろ、RVパークを後にする時間です。チェックアウトは6〜10時。早朝であっても、ホテルなので、しっかりと対応してくれるのが便利です。ゴミなどはRVパーク横に分類ごみボックスが設置されていて、有料のゴミ袋を購入してから利用します。

各区画の電源

各区画に電源が設置されていました。せっかくなので、バッテリーを少しだけ充電。夜に発見しておけばよかった、と少し後悔しています。サブバッテリーを充電したい人などは、電源があることは大きな安心材料になることでしょう。

RVパーク レンブラントスタイル御殿場駒門

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コンパクトなタウンエースのアルトピアーノならではのコースセレクト

アルトピアーノのリア

帰りは、まだまだ時間があります。昨晩、自宅に帰って、早朝に旅に出ていたら、ここまでの余裕はありませんでした。やはり、突然であっても、前日に出発することで、得した気分が倍増します

御殿場から東名高速道路へ乗ってしまえば、すぐに帰ることができるのですが、今回はあえて、下道で南側へ降りることにしました。

御殿場の南側といえば、芦ノ湖などがあるエリアです。北側からアプローチすると、ちょっと道が険しいのですが、コンパクトなアルトピアーノなので、峠越えも問題ありません。

峠とアルトピアーノ

山の細い道を抜けると、この景色です。アルトピアーノもちょっと楽しそうにしているように感じます。コンパクトなボディでスイスイと峠を越えてくれました。

箱根神社のドリンク

わざわざ芦ノ湖へ来た目的は箱根神社参拝です。長い階段を登って、参拝してきました。まだ、時間も早いので空いています。これも、前日に出発した恩恵といえるでしょう。

階段の上り下りで疲れたので、車内で休憩です。売店でドリンクを購入して、駐車場で一服。休憩所は少しずつ混んできたので、車内でくつろげるのはありがたいです。

芦ノ湖を望む有料駐車場とアルトピアーノ

芦ノ湖を望む有料駐車場へ行って、少しだけお散歩。旅行客の方がアルトピアーノをみて、中をのぞいていました。可愛らしいエクステリアデザインが人を引きつけているかのようです。

甘酒茶屋

芦ノ湖から旧道を通って、海側へ降りてきます。正月の箱根駅伝をよく見るので、芦ノ湖から1号へ抜ける道を走るだけでも楽しいものです。そして、途中のお目当ては、甘酒茶屋。茶屋の歴史を感じながら、甘酒と力餅をいただくのが最高の癒しになります。

海の横でティータイム

スタートが早すぎたので、海に出てからも、少し休憩をしています。リアゲートを上げて、外を眺めながらのティータイム。まだ、出発してから24時間たっていませんが、2日分ぐらいの旅をしてきた充実感があります。

キャンパーアルトピアーノのおかげで、

  • 夜の出発も苦にならない
  • 休日の時間を有効に利用
  • 車内で食事・休憩することでストレスフリー
  • 細い道も余裕で走行
  • 余った時間を自由に活用

することができました。この短い時間でしたが、高いタイムパフォーマンスを発揮してくれているのがよく分かります。

キャンピングカー、車中泊車両があれば、こんなライフスタイルをいつでも実行できるので、興味がある人はぜひ挑戦してみてください!

取材協力
トヨタモビリティ神奈川
レンブラントスタイル御殿場駒門
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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