「キャンピングカーで日本を元気に!」という、持続可能な地域活性化「SDGsキャンプ」を目指すイベント“Cheer up RV Fes.”。
RV業界の有志で結成された実行委員会が運営推進。既に、今回の阿字ヶ浦のイベントを含み、各地で4回開催され、好評を博しています。
これまでの「変わった車が押し寄せて騒ぐだけ騒いで帰っていく」という“一発イベント”とは異なり、正に持続可能な、地域に貢献するイベントになっています。
これまでは、Cheer up RV Fes.実行委員会の主催で開催してきましたが、今回の阿字ヶ浦のイベントで特筆すべき点は、「地域独自のイベントに、キャンピングカーで車中泊して参加する」というジョイントイベントだったことです。
目次
Cheer up RV Fes.とは?
これまでも「新しい遊びの提案」「出逢いの場の提供」を提案してきたキャンプジャパンや、花火を新しいアウトドアイベントに昇華させた疾風迅雷組、文字通りRVの「次」を目指すNext Lifeなど、RV業界の有志で結成された実行委員会が企画運営推進しているイベントです。
幹事グループ以外にも、ボランティア以上のサポートをしてくれるのはやはり、その主旨に賛同してくれる多くのキャンピングカー乗りの人々です。ほとんど手弁当どころか、自腹をズバズバっと切って参加してくれています。一言で言うと熱い集団です。
これまでの実績
前述の通り、ただ台数を集めて、その数を競ったり、大騒ぎするだけではなく、その地域活性化の為に、その地域の文化を尊重して、名産品も告知・販売。
そのイベントには地域の方にもご参加頂き交流、それも一発モノではなく、毎年開催されるような恒常的なイベントを目指しています。
『Cheer up RV Fes. in 奥久慈』~りんご園祭り~
参加台数:50台+地元の方
日時:2022年9月24日(土)・25日(日)
開催エリア:茨城県久慈郡大子町「RVパーク フルーツファーム 豊田園」
『Cheer up RV Fes. in 小谷村』~with 白井貴子「芝刈り PEACE MAN CAMP」~
参加台数:33台
参加者数:49人+地元の方
日時:2022年11月5日(土)・6日(日)
開催エリア:長野県北安曇野小谷村「白馬アルプスホテル」
『Cheer up RV Fes. in 奥久慈』~花火キャンプ2022~
参加台数:163台
参加者数:大人337人 子供79人+地元の方
日時:2022年11月26日(土)・27日(日)
開催エリア:茨城県久慈郡大子町「キャンプ村やなせ」
Cheer up RV Fes. in 阿字ヶ浦 with 阿字ヶ浦ウインターアウトドアフェス概要
ビーチサウナ・焚き火・マルシェ等、冬の阿字ヶ浦海岸(茨城県)の魅力を存分に楽しむ阿字ヶ浦ウインターアウトドアフェスと劇的コラボ!
夏は海水浴で大いににぎわう阿字ヶ浦海岸ですが、その一方で「冬の海」の魅力をアピールするイベント“阿字ヶ浦ウィンターアウトドアフェス”。
その阿字ヶ浦海岸の魅力をキャンピングカーで車中泊して参加するのが“Cheer up RV Fes. in 阿字ヶ浦”です。
ウィンターアウトドアフェスのマルシェやテントサウナなどを楽しみつつ、 Cheer up RV Fes. では白井貴子さんのコンサートや干し芋作り教室、に的あてゲーム、ビーチ宝探し大会なども楽しめるジョイントイベント、新しいコラボレーションが実現しました。
イベント当日の様子
阿字ヶ浦海岸の車中泊エリアに、続々とキャンピングカーが入場してきました。
関係者含めて、約50台以上が集結!
マルシェにお買い物に行きます。
テントサウナやサウナカーも気持ちよさそう!
「女王様の的あてゲーム」も大人気!
干し芋王国ならではの「手作り干し芋教室」。
Cheer up RV Fes.ではお馴染みの白井貴子さんのライブ。
夜には素敵な「浜花火」。
後は、まったり、焚き火ライブに焚き火Bar、そして星空サウナ。
この晩は、ビーチにしては奇跡的に風もそんなに強くなく、みんな消灯時間までビーチ車中泊を堪能しました。
翌朝は、早起きして「ビーチクリーン」と「宝探し」楽しみながら、お世話になったビーチに恩返しです。
ご褒美の「抽選大会」そして集合写真を撮って、お開きとなりました。あ~楽しかった!
今後に期待できること
持続可能な地域活性化を目指したSDGsキャンプCheer up RV Fes.特に、今回のジョイントイベントは、阿字ヶ浦だけに止まらず、日本全国に、大きな可能性を提案できたのではないかと思います。
つまり、日本全国には魅力的な、その地域独自のイベントが星の数ほどありますが、現実的には、公共交通機関が整備されてなかったり、イベントに参加する人員を収容できるだけの宿泊施設がない問題があったりします。そんな時、ある程度の駐車スペースさえあれば、自分から移動してくる宿泊施設であるキャンピングカーなら、それは大きな集客力になると思います。
今回の阿字ヶ浦イベントでも、車中泊だけでなく、地元の宿泊施設も利用する方もいたので、その地域では、その両方で集客ができた事になります。
参加者にイベントの感想を聞いても「茨城県の魅力が知れて移住も考えるほど楽しかったです」というコメントもあり、その土地ならではの立地や環境の良さもしっかり訴求できていました。実際に現在でも、Cheer up RV Fes.実行委員会には、他の地域からの問い合わせや依頼も来ているとのこと。まさに今後は「キャンピングカーで日本を元気に!」が実現するかもしれません。
「うちの地域のイベント(お祭り)でも、キャンピングカーで車中泊して参加して貰いたい」という地域がありましたら、是非、一度、問い合わせしてみては如何でしょうか?
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