キャンピングカーの新しい楽しみ方がここにある!「ジャパンキャンピングカーラリー2022」体験レポート

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キャンピングカーの新しい楽しみ方がここにある!「ジャパンキャンピングカーラリー2022」体験レポート

11月11日から27日にかけて、ジャパンキャンピングカーラリー(JCCR)2022が開催された。 JCCR2022は、キャンピングカーユーザーの安全・安心・快適なくるま旅をサポートするくるま旅クラブが初めて開催したイベント。全国の認定スポットを自由に回ってスタンプを収集し、集めたスタンプの数で初級・中級・上級ランクのクリアを目指すスタンプラリーだ。

全国どの場所からでもスタートできて、期間中であれば日帰り参加も可能。好きな場所を好きなように回ることができ、多忙な人でも参加しやすいのが、JCCR2022の最大のメリットだ。それぞれが自分のペースでスタンプを収集し、11月26日にゴール会場を目指して全国からキャンピングカーが大集結!“キャンピングカーの新しい楽しみ方”を提案する、様々な魅力にあふれたイベントだ。

1日目は九十九里でスタンプ集めの日帰り旅

日々原稿の締め切りに追われる筆者にとって、期間中であればいつでも自由に参加できて、日帰りもOKなのは大きな魅力。イベント開催期間も約2週間の長期にわたるので、仕事の合間を見て週1回ペースで妻とスタンプ集めの日帰り旅を無理なく楽しむことができた。

ジャパンキャンピングカーラリーとRVパークGREEN BASE木更津

スタンプラリー1日目は、東京の自宅からアクセスしやすい房総エリアの日帰り旅。早朝6時に自宅を出てアクアラインで木更津に渡り、認定スポットのRVパークGREEN BASE木更津で記念すべき1つ目のスタンプをゲット♪

ジャパンキャンピングカーラリーと道の駅木更津うまくたの里

その後も、認定スポットを巡ってスタンプを集めながら房総ドライブを満喫した。道の駅木更津うまくたの里で絶品のピーナッツソフトクリームを食べて、地元食材を使った名産品を購入してから、紅葉の養老渓谷を抜けて九十九里へ。

海の駅九十九里の葉武里定食

外房の絶景を眺めながら海岸線を走り、新鮮な海鮮料理を味わえる海の駅九十九里でランチタイム。船盛と天ぷらがセットになったボリューム満点の葉武里定食を注文して、九十九里の海の幸を満喫した。

飯岡海水浴場

この日最後の目的地は、飯岡海水浴場。九十九里の荒波をバックに愛車の写真を撮ったり、のんびり海を眺めたりして、充実したラリー初日を締めくくった。

飯岡海水浴場は、九十九里で唯一砂浜に車両を乗り入れできる、我が家のお気に入りスポット。4WD車なら問題なく走行できるが、2WD車はスタックする可能性があるので、砂浜に乗り入れる際は注意が必要だ。

ちなみに、この日の走行距離は310km。朝から夕方まで走り回って、11個のスタンプをゲットした。

2日目は南房総で道の駅12か所を制覇!

スタンプラリー2日目も、千葉エリア。この日は南房総エリアをグルッと走って、スタンプを集めながら観光とグルメを楽しんだ。

南房総

海をバックに、爽快なドライブを満喫。南房総エリアには多くの道の駅が点在しているので、スタンプ収集にはもってこいだ。

白浜野島埼灯台

房総半島の最南端にある白浜野島埼灯台で、観光も楽しんだ。遊歩道で岬の先端まで歩き、房総半島最南端の碑の横で記念写真。潮風をいっぱいに受けながら、房総白浜らしい雄大な景観を思う存分満喫した。

道の駅ちくら潮風王国のランチ

新鮮な海の幸を味わえるのも、房総日帰り旅の醍醐味のひとつ。この日のランチは、道の駅ちくら潮風王国でボリューム満点の海鮮丼に舌鼓。タイムサービスでアジフライも付いて、お得感はさらに倍増!

朝6時に自宅を出発後、南房総をグルッと回って1日で12か所の道の駅と3か所の認定スポットを制覇した。走行距離は290km、集めたスタンプの数は15個!

「道ゆき」アプリがスタンプラリーをサポート

イベントに参加することで、「道ゆき」アプリを60日間無料で使用できるのも、JCCR2022のメリットだ。このアプリのおかげで、快適かつスムーズにスタンプラリーを楽しむことができた。

認定スポットに近づくとアプリ画面のボタンが点滅するので、それにタッチすれば簡単にチェックイン完了! 集めたスタンプは、アプリ内の台帳でいつでも確認できる。

アプリを使って旅の計画を練るのも、スタンプラリーの楽しみのひとつだ。地図上から行きたい認定スポットを順番にタッチしていくだけで、旅の計画作りもラクラク♪ 各スポットの滞在時間も自由に設定でき、スポット間の移動時間も表示してくれる。

楽しさいっぱいのゴールイベント

ジャパンキャンピングカーラリー2022のゴール

11月26日の土曜日、ゴール会場に設定された長野県のシェーンガルテンおみに無事到着! ゴールゲートでは、大勢のスタッフがチェッカーフラッグを振りながら笑顔で迎えてくれた。ちなみに、今回のラリーの結果は、スタンプ31個で「中級」認定。激務の中、よく頑張りました!

ゴール後のランチ

ランチは、ゴール会場で購入した地元食材のおにぎりと石窯焼きピッツァ。ほかに、具だくさんのきのこ汁も無料でふるまわれた。

ゴール後のイベント1 ゴール後のイベント2

ゴール会場では、ステージイベントも盛りだくさん。女優・田中美奈子さんのトークショー、地元の太鼓演奏、クラシックコンサートなど、バラエティに富んだ内容で、参加者を楽しませた。

JCCR2022のゴール会場

ゴール会場には、全国から約100台のキャンピングカーが大集結した。参加者は、無料で車中泊も可能。打ち上げ花火や交流会、温泉など、夜になっても楽しい時間は続いた。

JCCR2022に参加して

JCCR2022ゴールの記念撮影

初開催のJCCR2022に参加してみた感想は、とにかく「楽しかった!」の一言に尽きる。

我が家のキャンピングカー旅は、高速道路を利用して自宅と目的地を往復するスタイル。これまではあまり寄り道をすることはなかったが、JCCRはスタンプ集めを目的に計画を練るので、必然的に下道で認定スポットを巡るスタイルになる。そのため、今まで素通りしていたスポットを訪れたり、初めての道をのんびりドライブしたりと、新しいスタイルのキャンピングカー旅を体験することができた。

ゴールイベントの充実度も素晴らしく、「ゴール会場で車中泊をしてイベントを楽しむだけでも、JCCRに参加する価値がある」と思えるほど!

来年は第2回目のJCCR2023が開催される予定なので、今回参加しなかったキャンピングカーユーザーの皆さんも次回はぜひ参加を検討してみてほしい。JCCRに参加することで、「今まで知らなかった魅力的なスポット」「新たなキャンピングカーの楽しみ方」に出会えるはずだ。

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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