キャンピングカーで行く 昆布干し+クルマ旅オフ会

キャンピングカー活用法
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キャンピングカーで行く 昆布干し+クルマ旅オフ会

キャンプジャパンは、「新しい遊びの提案」「出逢いの場の提供」で新しいクルマ旅と車中泊文化の創出と根付きを目指していますが、最近では「車中泊で参加できて地方に貢献するイベント」も提案しています。今回、長野県小布施の「RVパーク小布施屋に車中泊して重機講習を受ける」に続く第二弾として、北海道昆布森(釧路郡釧路町)で「昆布森番屋に車中泊して昆布干し作業を手伝う」を実施しました。ユンボの次はコンブです!!

それでは、昆布干しで何とも言えない「達成感」が得られ、気持ちの良い汗を流せるイベントをご紹介しましょう。

キャンプジャパンの「車中泊で参加できて地方に貢献するイベント」とは?

クルマ旅企画書
キャンプジャパン昆布干し+クルマ旅企画書

非常に良質な昆布がとれるのに過疎化による労働力減少という問題を抱える昆布森で、昆布森番屋をRVパークにして(現在、申請中)そこを車中泊拠点に、昆布干し作業をお手伝いするというものです。まさに、「食う・寝る・稼ぐで、人助け!」現地の美味しいものを食べ、車中泊して、人助けで稼ぐという、今までに体験したことのない「車中泊で参加できて地方に貢献するイベント」です。

これまでも、北海道への途中、山形県でさくらんぼの収穫をお手伝いしてから行くという「バイトツーリズム」を実践していたキャンピングカー乗りの方もいました。 また、バイク乗りの方は、日本全国、バイトしながらのツーリングという文化もあったようですが、今回は、単なるバイトに止まらず、重機講習と同様に車中泊で「地方貢献」人の為・自分の為にもなるイベントと言えます。過疎化による労働力減少は、もはや日本全国共通の悩みかもしれませんが、この不要不急とは言えない「労働力補助」をNO密な「車中泊」で行うという、正に今の時代にマッチした提案とも言えます。

昆布森とは?

昆布森の浜
昆布森の浜

村名の由来は、アイヌ語のコンプ・モイ(コンブ=入江)ですが、単に音に昆布をあてただけではなく、実際に良質な昆布がとれるのも何かのめぐり合わせでしょうか?風光明媚で、豊かな観光アセットもありますが、道東というロケーションの為か余り知られていない、考えようによっては余り手垢の付いていないエリアとも言えます。多くの日本の地方同様、過疎化による労働力減少が深刻な問題となっています。

昆布森港横
昆布森港横

昆布干し作業1

昆布干し
校庭ほどの敷地に綺麗な洗い砂利が敷き詰められていて、その上に昆布を干します

昆布漁といっても、漁船で大量に収穫するものから、海岸近くで海から引き上げるもの、海岸に打ち上げられたもの(拾い昆布)など、いろいろあるという事を初めて知りました。今回、台風の影響か?海が荒れていたので、「拾い昆布」となりましたが、それでも、軽トラックに二回分だったので、それなりの量がありました。

それらを、まるで校庭の様に広い敷地に敷きつめられた綺麗な洗い砂利の上に、昆布を種類ごとに並べて干します。当初、昆布干しと聞いた時は、思わず、腰っ骨がグキリとなるイメージでしたが、実際は、拾い昆布で比較的に短かった?こともあってか、昆布自体もそれほど重くなく、作業も想像していたよりは軽いものでした。量も適量で、二回に分けての作業だったのと、人助けという大義もあり、非常に気持ちの良い汗をかくことができました。

昆布干しの作業
いつもはお父さんお母さん二人だけの作業です

作業の合間には、番屋の方のコンブトークもあって、初めて伺う興味深いお話ばかりだったので、オヤジ脳にとっても大変良い刺激になりました。このイベントは、雨天時は中止という事で心配しておりましたが、当日は晴天ではなかったものの、何とか実施されてホッとしました。

難読地名ラリーとは?

難読地名の標識
絶対に読めない?難読地名の標識

さて、昆布を干している間に観光です。道東、それもあまりメジャーではないエリアなので、まだ余り知られていませんが、その反面、まだ手垢がついていない観光スポットの宝庫ともいえますので、SNSなどで「ドヤ・リポート」できるかもしれません。それでも、それらを、ただグルグルと観て回るのではつまらないので、難読地名道路を使った「難読地名ラリー」を実施してみました。

難読地名道路
難読地名道路

釧路町難読地名道路とは、「北海道釧路町昆布森村又飯時」から「北海道釧路町仙鳳趾村重蘭窮」までの北海道道142号根室浜中釧路線沿いにある北太平洋シーサイドライン上の愛称です。釧路方面から厚岸・根室方面へと道道142号線上、北海道釧路市釧路町の境界付近にある「又飯時」から始まり、仙鳳禅寺付近にある「仙鳳趾」までの30kmほどの区間に、計22箇所の標識があります。それらを探し出して写真を撮ってくるというのがこのラリーです。

尻羽岬
尻羽岬

ですから、まるで、宝さがし?か、獲物を求めて進むハンターのような気分でした。勿論、公道ですので安全運転で行います。間違っても「急停止・急発進・急な進路変更」はしてはいけませんし、路肩駐車にも細心の注意を払わなければなりません。そして今回、見事、全標識を制覇しました!久しぶりに血沸き肉踊りました。

この釧路町難読地名道路沿いには、来止臥野営場・奇岩(立岩・トド岩・タコ岩・ロウソク岩・ハチの巣岩・帆掛岩・龍神口)・セキネップ展望広場・尻羽岬・仙鳳寺双龍杉、渋いところでは「故吉良逓送人殉職記念碑」などの、観光スポットもあるので、それらも楽しまないと勿体ないですね。

故吉良逓送人殉職記念碑
故吉良逓送人殉職記念碑

昆布干し2

昆布の収集
専用の台に収集します

そうこうしているうちに、昆布も程よく乾燥されたので、今度は、収集、裁断、結束となります。晴天ではありませんでしたが、見事に、良い感じに乾燥していました。同じ種類の昆布ごとに集めて束にして、専用の台の上に並べます。それから、決められた長さに裁断し、結束します。

裁断
裁断
結束
結束

今回は、比較的短い昆布、しかも大量ではなかったので、作業自体はあっという間に完了してしまいました。しかし、昆布の量が多い時では、広い敷地の約半分くらいに干すこともあり、やはり人手が少ないと、結構、苦労が多いそうです。今回、お世話になったお父さんとお母さんはそれぞれ89歳と85歳、まだまだお元気ですが、お二人だけでは大変な作業です。
これはやはり、今後はRVパークとなった番屋に車中泊して、人助けをしなければ・・・と思ってしまいました。

その土地ならではの食材

牡蠣
ぷりっぷりの牡蠣

さて、気持ちの良い労働と観光も終えたら、お楽しみは「その土地ならではの食材」です。まずは、買い出しです。行先は、難読地名ツアーでも訪れた「仙鳳趾」です。ここは、新鮮な各種海産物が購入できる漁港です。特に牡蠣がおススメとの事で、なんと!大量70個買いとなりました。しかも、番屋の方に付き添って頂いた事もあり、まだ生きている新鮮なツブ貝と花咲ガニも“オマケ”で頂いてしまいました。

生きているツブ貝
生きているツブ貝
生きている花咲ガニ
生きている花咲ガニ

その晩の「番屋BBQ」が、この上もなく豪勢な宴になったことは言うまでもありません。これでMサイズ!という大粒の牡蠣、生食では、なぜ牡蠣は「海のミルク」と言われるのかが分かる至高の味でした。しかも、調理しても、そのサイズが縮みません。普段、食している牡蠣は、見た目は、そこそこのサイズでも調理(加熱すると)別牡蠣の様に小さくなるのが普通でした。が、仙鳳趾の牡蠣は、調理しても、ド~ンとしたサイズのままだったのには、感動すら覚えました!

番屋型RVパークにも期待!

電源
電源

昆布干しの達成感と、ラリー完遂の満足感、そして番屋BBQの満足感で、なまら眠くなっても大丈夫。そこには車中泊拠点の昆布番屋があります。
現在、RVパーク申請中という事もあって、電源は勿論、24時間トイレにシャワールーム、洗濯機に、キッチンからリビングルームまでありますので、快適なクルマ旅を過ごす事ができます。

シャワールーム&24時間シャワートイレ
シャワールーム&24時間シャワートイレ

今回は、キャンプジャパンのイベントでしたが、近い将来、RVパークとして認定された後は、快適な車中泊に加え、天気や、その他、条件が揃えば、昆布干し作業のお手伝いも出来る可能性があります。憧れの北の大地、道東の昆布森に、また一つ、素敵なクルマ旅スポットが誕生することになります。

その土地ならではの観光ツアー

観光船
本当だったら、この船に乗るはずでした!残念!

快働・快遊・快食・快眠の翌日は、これもこの土地ならではの観光ツアー「アザラシクルーズ」の予定でした。が、残念な事に、当日、海が荒れていて、尚且つ、霧も発生していたので、無理に出ても危険だし、出航してもアザラシのシルエットも見えないのでは意味がないという事で中止になってしまいました。これは非常に残念!
アザラシ体型の私としては、絶対、リベンジの為に、昆布森再訪!をココロに誓うのでした。

更にはこんなオプションも!

キャンピングカー神社の川上神社
日本で唯一、キャンピングカー神社の川上神社

予定では、アザラシクルーズの後に、オプションの「キャンピングカー神社訪問」でしたが、そのクルーズが中止になった為、早目にキャンピングカー神社のある標茶(しべちゃ)に移動する事になりました。(これもキャンピングカーイベントのメリットで、その時々の事情に合わせて臨機応変対応します)標茶までは約50キロちょっとの約一時間。安全運転にこころがけます。途中、丹頂鶴に出逢い、北の大地を堪能しつつ、無事、神社に到着!参加者のキャンピングカーの安全祈願もしてもらいました。

交通安全祈願
交通安全祈願をしてもらいました

このキャンピングカー神社の川上神社は、日本唯一のキャンピングカー神社で(バイクと合祀)、くるま旅クラブのくるま旅パークにもなっているので、なんと!境内で、車中泊ができます。電源も24時間トイレもあり、前述の、交通安全祈願などもしてもらえるので、北の大地の安全なクルマ旅の為に、是非、一度、参拝されるか、パークを利用されても宜しいかと思います。

交通安全祈願
これで北の大地のクルマ旅も安心です

如何でしたか?昆布森で気持ちの良い汗をかきたくなったのではないでしょうか?今後も、キャンプジャパンサイトには「車中泊で参加できて地方に貢献するイベント」 が、掲載される様ですから、是非、一度、ご覧になっては如何でしょうか?

WRITER PROFILE
さいば☆しん
さいば☆しん(彩羽森)

くるま旅作家。キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさをお伝えしています。体内に凶暴な腹の虫を飼っている事でも有名。

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