さて、昨年、新しい北の大地のRVパークを8箇所周って、今年は余裕で完全制覇!と思っていたら更にRVパークが増えて、その野望も危うくなってしまいました。
そこで、今年も新しい&まだ行っていない北の大地のRVパークを昨年よりも多い9箇所利用しましたが、くくっ!残念、今年も北の大地のRVパーク完全制覇!とはなりませんでした!
今回は先回に続いての、その2です。既にご紹介した4箇所に続き、残りの5箇所をご紹介します。
目次
お洒落なロケーションで長期滞在したくなる?「メープルロッジRVパーク」
お洒落~な名前の通りのお洒落なRVパーク。綺麗に整備された果樹園の中にあるログホテル メープルロッジの駐車場にRVパークがあります。
パークからすぐのホテルは、えっ?私が入っても良いのでしょうか?と一瞬、躊躇するゴージャスなロビー。その横にはこれまたお洒落なレストラン(ランチはお風呂とのセットがお得。朝食は宿泊日の3日前予約が必要。夕食はホテル宿泊者のみへの提供なので要注意)。
そして嬉しい事に本格的なフィンランド式サウナを完備した温泉もあります。屋内外のテニスコートなどのアクティビティもあり、いかにも北の大地らしい?ゆったりとした環境です。ぶどうにりんごや桃、プラム、プルーンなどの新鮮な果物が収穫される広い果樹園を散策することもできるので、時間がいつもよりもゆっくり過ぎていくような気がします。
私が利用した時も、お庭でまったり読書しているお客さんがいました。長期間の北の大地のくるま旅で、ちょっとゆったりするには最高の場所です。またRVパークの車中泊+ホテルで宿泊なんて素敵な「合わせ技」も可能なRVパークです。
やっぱり温泉付きのRVパークは最高!「RVパークおけと勝山温泉ゆうゆ」
北海道内陸部の山の中、おけと勝山温泉隣の敷地の一画にRVパークがあります。勿論、RVパークから温泉までは近く、歩いて1分、走って30秒、ほふく前進でも5分で行けます。
やっぱり売りは温泉で、大浴槽から寝湯、露天寝ころび湯に、陶器風呂、サウナに、ぬる湯、水風呂まであるので、温泉だけでもたっぷり楽しめます。またくるま旅クラブ会員は入浴料が100円引きになるのも嬉しいですね。
トイレはRVパークのすぐ隣にあるので、下半身の緊急事態でも、即、対応できます。同じ敷地には、ピッカピカ新品のトレーラーハウスや、流石は北の大地基準の大型ロッジがあって、ちょっとしたアウトドアお泊り村って感じです。
お食事処もありますが、通常の温泉のお食事処とちがって、「ハモの蒲焼」や期間限定の「冷やしカツ丼」など、オリジナリティ溢れるメニューもありました。この他、湯上りに生ビールで一杯!なんてこともできる休憩ホールもありますので、大自然あふれる温泉で心ゆくまでまったりできます。
RVパークおけと勝山温泉ゆうゆ
- 所在地
- 〒099-1254 北海道常呂郡置戸町字常元1番地の5
- 電話番号
- 0157-54-2211
- 営業期間
- 年2回(5月・11月)施設メンテナンス休業有
ワインで名高い池田町のRVパーク 「RVパーク十勝まきばの家」
ワインで有名な池田町。コテージやオートキャンプサイトなどの宿泊サービスを中心に、ワイナリー、サウナ、そして室内外ドッグランなど多種多様な楽しみ方ができる「十勝まきばの家」のオートキャンプ場にあるRVパークです。イメージ的には山一つキャンプ村という感じで、RVパークでは珍しく、焚き火もできます。
世界初?のワイン樽サウナにはその迫力に思わず目をむいてしまいます。ワイナリーでは池田町の代名詞である十勝ワインに舌鼓を打ち、山の頂上に近い展望台からは、広く池田町を見渡せ、日高山脈に沈む夕日が綺麗と評判です。
最近、屋外のドッグランは増えてきましたが、こちらでは屋内ドッグランまでありますから、全天候型とも言えます。
森のカフェレストランでは、トマトを使った、カレー、パスタ、ハンバーグだけでなく、トマトかき氷ソフト、トマトパフェにトマトソーダ、トマトソフトなど他では体験できないようなメニュー揃っていますし、外のテラス席で焼肉BBQも可能です。
ここもまた長期滞在したくなるRVパークです。
その名の通り、森の中のRVパーク 「RVパーク RV FOREST310」
このまま森の奥に行って大丈夫か?と不安になってきた頃に到着するRVパークです。森の中といっても、札幌・千歳・苫小牧などの道央主要都市へは車で約1時間半圏内というロケーション。高速道路からも約15分、空港からは約30分、フェリーターミナルからも約20分という、街からすぐの森の中という事になり、北の大地の大自然を手っ取り早く楽しむのに最適なRVパークとも言えます。
余計なものは要らない!大自然の森の中だけで良いという尖ったコンセプトが潔いです。浮世の世界が嫌になり、非日常にすぐにどっぷり浸かりたい時には、きっとこのRVパークに来たくなるでしょう。
周りには何もないけど、そこには豊かな自然と贅沢な時間がたっぷりとある。必要であれば街には直ぐに戻れるので、現実世界から取り残されるといった不安もありません。「なんちゃって現実逃避が心地よい」そんな貴重な体験ができるかもしれません。私も、世知辛い世の中からは隔絶した現代仙人として、また利用したいと思うRVパークでした。
街中RVパークって好きです!「RVパークはこだて緑園通」
なんにしても函館ど真ん中!どこに行くにもとっても便利。徒歩でも車でもそのアクセスの良さはピカイチでしょう!そもそも、RVパークから道路を挟んだ真ん前にコンビニとコインランドリーがあり、温泉も徒歩2分。くるま旅に必要なものは全て揃っています。
函館観光にも市電深掘駅には歩いて行けるので、市電を使ってのゆったり観光もできます。離道する時などは、近くにはコイン洗車場もあるので、長いくるま旅を終えて車を洗車するもよし、洗濯物を一挙に片付けてもよし、己の身体を温泉で綺麗にしてもよし。フェリーターミナルまで車で約20分弱なので、安心して北の大地を最後の最後まで楽しむ事ができます。
施設側から渡される「ご近所マップ」で、地元の居酒屋など、「夜の探検隊」に出かけられるのも、街中RVパークならではの魅力です。今回は、温泉の後に地元で人気のお店に歩いていって、ビールと美味しい料理を頂きました。大自然の中のRVパークも良いですが、街中RVパークも大好きですね。
北の大地クルマ旅で注意すべき事その2
さて、今回も北の大地ならではのクルマ旅について、お話します。今回のテーマは「ゴミ処理はRVパークで」です。北の大地は初めてという方が驚くのが、内地では当たり前のSA/PAのゴミ箱が、北の大地では無い!事です。
内地同様、道の駅にもゴミ箱がないので、SA/PAを頼りにしていると、ゴミの捨て場に困る事が多々あります。ましてや週末くるま旅と違って、北の大地くるま旅は最低でも1週間とすると、そのゴミの量も尋常ではなくなってきます。そこで「ポイっとしちゃえよ」という悪魔の囁きが聞こえるかもしれませんが、これは絶対にダメです!クマや鹿も怒ります。
私は以前、ゴミを入れる通称「ゴミトン」というゴミ箱をリアラダーに取り付け、ゴミはオムツ用の「臭わない袋」に入れて貯めていました。しかし、一週間ともなるとそれももはや限界。そこで今回は、RVパークを利用する際に、適宜、ゴミを捨てる事にしました。
内地のRVパークと比較して北の大地のRVパークのゴミ処理代は、100~300円と安く、やはりこまめにゴミを捨てると、毎日の自然なお通じと同様に非常に気持ちイイというか爽快です。「ゴミ便秘」は精神衛生上も実衛生上にも宜しくありません。
RVパークによっては、ゴミ袋が色分けされていて分別が簡単なところもあり、案ずるよりはRVパークで捨てるが易しでした。皆さんも北の大地のゴミ捨てはRVパークを効率よく使いましょう!
さて、如何だったでしょうか?私見ですが、北の大地のRVパークは年々、数が増えるだけでなく、質的にも良くなっているような気がします。特に今年は北の大地とは思えない、気が狂ったような暑さでエアコンが必須!その為に電源のあるRVパークがあって本当に良かったと痛感しました。さあ、皆さんも北の大地のRVパークを活用しましょう!
「北の大地のRVパーク」北海道の旅2023その1