年末に向けて慌ただしい季節がやってきました。1年を振り返ると、今年中に終わらせておきたいことや、達成したいことなどがたまっている時期です。こんな時期こそ、体調管理が大切です。忙しさや寒さに加えて、外食が続くなど食生活がおざなりになることで、栄養バランスが崩れ、免疫力低下や体重増加にもつながります。
年末こそ、冬の寒さや日頃の疲れから開放されるために、人混みや密を避けた旅をしませんか?プライベート空間が保たれるキャンピングカーの旅なら、安心してゆっくりと旅を楽しめます。
冬の旅といえば温泉
寒い冬のこの時期、出かけたくなるのが「温泉」です。日本は、圧倒的に源泉の数が豊富です。環境省によると源泉の数は、国内で27000以上あり、全国の湧出総量は毎分271万リットルです。
宿泊型の温泉旅もいいですが、キャンピングカーで行くなら、日帰り温泉施設や、スーパー銭湯などの公衆浴場がお手軽です。日帰り温泉施設は、温泉の中でも身近で利用率が高く、全国に7000以上あるとされています。さらに最近では、サウナも大ブームです。サウナ施設ごとに様々な趣向をこらしているので、こだわりのサウナを探して出かけてみるのも良いかもしれません。
最近では、宿泊施設でも「日帰り温泉プラン」を打ち出しているところも多く、お目当ての温泉を見つけて 日中からのんびり温泉に浸かるのも良いですね。温泉でゆっくりと癒された後にグルメや観光をするのも良いでしょう。
冬は甘い誘惑がいっぱい
冬は、最も太りやすい時期です。秋口から脂の乗った魚や芋や栗、新米、果物など美味しい食材が増えてきます。秋は、食材が乏しくなる冬に向けた、冬籠の準備期間なのです。ただ、現代は、冬に食材が乏しくなることはなく、むしろ高カロリーのものを食べがちになる時期です。
その理由として、イベントが増えることがあります。年末は、忘年会や、クリスマス、年越し、お正月と続きます。自宅にいる時間が長ければ、気が緩んで、いつもよりも飲酒時間、飲酒量が増え、ボリュームのある食事やちょこちょこつまみ食いをしてすごす時間も増えていきます。さらに、寒さの中で活動量は夏よりも落ちるため、結果、摂取カロリーが消費カロリーを上回り、太りやすくなるのです。
温泉施設に行って、大浴場の鏡に写った自分にびっくりする前に、体重管理を意識しておきたいものです。
健康になる温泉の入り方
温泉に入る際に、疲労を回復すると共に、エネルギー代謝を上げる温泉の入り方を解説します。
1.水分摂取
温泉に向かっている途中、水分摂取を意識しましょう。温泉に入り、汗をかくと体内の水分が失われます。水分量が減ってくると、血液の循環も滞るため、老廃物が排泄されにくくなります。また、脱水症状になることは、血管への負担をかけることになります。しっかりと水分摂取をした状態で、温泉施設に到着するように準備しましょう。
2.いざ温泉 まずはかけ湯
温泉に着くと大浴場にすぐに入りたくなりますが、ここは我慢。寒い外気から、熱い湯船に入ることは危険です。急激な温度変化は、血圧の急上昇、急下降を起こします。入浴時の死亡事故は、毎年19000件あると言われ、そのうち11〜3月で約7割の事故が起こっています。(平成30年消費者庁プレスリリースより)
まずはかけ湯をして、体を慣らします。さらにここで体を洗って汚れを落としましょう。
3.頭に濡れたタオルをのせる
温泉で、頭にタオルをのせた人を見たことがあると思いますが、頭にのせておくことで、のぼせを防ぐ働きがあり、理にかなった方法です。タオルは乾いたものではなく、冷たい水で濡らし絞っておきましょう。
4.長湯はせず10分をめどに
長湯は、のぼせるだけでなく、脱水、血圧を上昇させるなどのリスクがあります。10分をめどに入浴し、体を芯から温めます。しっかりと体が温まることで、エネルギー消費は高まります。
次に手や足などに水をかけたり、慣れてきたら水風呂につかるなどすることで、抹消血管が拡張し、血流がよくなるために、より代謝を上げやすくすることができます。
5.リラックスするならぬるめの湯に
リラックスをするなら、熱い湯ではなく36度ぐらいのぬるい湯に浸かるのがお勧めです。副交感神経を刺激し、気持ちもほぐれてくるはずです。
お風呂上がりの水分摂取も忘れずに行ってください。
冬太り解消ごはんで夕食を
温泉でしっかり温まった後は、ごはんタイムです。温泉施設で、キンキンに冷えたビールと唐揚げでまったりするのも良いですが、温まった身体に染み渡る、低カロリーで栄養抜群の簡単麺を作ってみませんか?
今回もお鍋1個でできる簡単具沢山麺。調味料やトッピングはなくても、美味しく仕上がります。
おでんのふかひれ麺レシピ
材料:1人分
- おでん(大根、こんにゃく、卵、さつま揚げ、昆布 など) 1人分
- 糖質0g麺(平麺) 1玉
- セブンーイレブンふかひれスープ(フリーズドライ) 1個
- 水とおでんスープ 合わせて300ml
- ラー油 お好みで
- 輪切りねぎパック お好みで
作り方
1.おでんの具材は、全て半分に切る。
2.鍋に、1、水とおでんスープを加え、中火にかける。
3.沸騰したところで、フリーズドライスープ、糖質0麺を加えて加熱し、火を止める。
4.器に盛り、お好みでラー油、輪切りのねぎを加える。