キャンピングカーキッチンでできる「お手軽レシピ」
野外料理は大変。毎回外食もキツイ…そんなとき、車内でちゃちゃっ、と何かできたら…。そこで、車内で簡単に作れる「お手軽レシピ」をご紹介！
基本的に、
- ワン・バーナー（一口コンロ）
- 一度の加熱は30分以内
- ゴミ・排水を少なく。
が、基本ルール。もちろんご家庭でもできるので、トライしてみてくださいね♪
目次
第2回 材料をどんどん入れるだけ！ 季節野菜の鯖缶トマト煮
キャンピングカーの大先輩、Ｋさんの奥様から教わったレシピが基本。野菜の下ごしらえに電子レンジが使えれば、なお時短に！
材料
- 鯖缶（サバの水煮缶）
- トマトソース缶（トマトの水煮缶でも）
- お好みの野菜（今回はブロッコリー、キャベツ、トマト）
- ニンニク１片
- 牛乳
- オリーブオイル
- トマトケチャップ
1. ニンニクを香よく炒める
にんにくは粗みじん切りに。今回の野菜は、トマト１個、ブロッコリー100ｇ、キャベツ２枚。フライパンにたっぷりのオリーブオイル（大さじ２杯）を熱し、にんにくを炒める。
2. トマトソースを投入
香りが立って来たら、トマトソース缶をまるごと入れる（トマトの水煮缶でもＯＫ）。
※トマトの水煮缶を使う場合は、コンソメキューブを１つ入れてコクを足します。
3. 鯖缶をイン！
ふつふつと煮立って来たら、鯖缶をまるごと投入（スープも）。身はほぐさない。
4. 野菜を並べる
野菜を次々と入れてゆく。
5. 牛乳で水分調整を
牛乳を加える。野菜の頭が出る程度まで（今回は３／４カップ）
6. ケチャップを加えて
ケチャップを大さじ２杯加える。
7. ふたをして中火で15分
煮立って来たら、ふたをして弱～中火で15分。（様子を見て、野菜が固ければ時間を追加）
8. 塩コショウで味を調える
ブロッコリーが柔らかくなったら、塩・コショウで味を調えて…
野菜が柔らかくなったら完成！
完成！
注目ポイント！
- 下ごしらえのコツ
今回のブロッコリーをはじめ、ニンジンやジャガイモなど、火の通りにくい野菜を使うときは、小さく切るか、電子レンジで下ゆでしておくと、加熱時間を短くできます。
（自宅で下ゆでして持参すればなおよし！） - コクの調整はブイヨンで
使用するトマトソース缶の味によって異なりますが、コクがたりないな、と感じるようなら、コンソメ（ブイヨン）キューブを煮込む際に追加してみましょう。トマトの水煮缶を使う場合は最初から１，２個追加します。オイスターソースでも、おいしいかも！
- 浅野裕見子（あさの・ゆみこ）
ライター、キャンピングカー料理研究家。ガールスカウト日本連盟リーダー。日本バーベキュー協会、中級バーベキューインストラクター。
米軍基地勤務の両親の元で育つ。特に基地内で調理人をしていた母親譲りのレシピの数々は、今も宝物。小学生のころからアウトドアに親しむ。ライターやフリー編集者として、興味あるテーマには片っ端から頭を突っ込む癖あり。大の猫好きで、現在愛猫６匹と暮らす。夫はキャンピングカー・ジャーナリストの渡部竜生。
