「楽しい・簡単・面白い!キャントレ処女の“ミスティック・レジストロ・クコ”」体験記

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「楽しい・簡単・面白い!キャントレ処女の“ミスティック・レジストロ・クコ”」体験記

実は、キャンピングカー歴20年以上、今の愛車アンセイエで6台目、日本全国を飛び回るのがお仕事のキャンピングカー師匠と呼ばれている私ですが、キャンピングカートレーラーは、一度たりとも乗った(引っ張った)事がない“キャントレ処女”だったんですぅ。今回のミスティック・レジストロ・クコの体験記の企画を聞いた時も、オヤジのくせに、微かな期待と共に、当然ながら不安も感じる、花も恥じらう乙女の様な気分でした。その日をドキドキ待ちながら、いざ初体験となると。その目くるめく刺激にもう・・・夢中になりました。たった一夜のレジストロ・クコ体験を赤裸々にご紹介いたします。

まずは兎に角、乗って(引っ張って)みた。しょっぱなから高速走行!

ハスラーとレジストロ・クコ
やんちゃな感じのハスラーと可愛いクコの素敵なコンビ

ミスティック双葉店で、レジストロ・クコと、ヘッド車のスズキ・ハスラーのコンビをお借りしました。当然の事ですが、ここからキャントレ初体験です。でも、そんな不安なんって、数分後には吹っ飛びました。普通に引っ張れます。勿論、曲がる時は、後ろに大きな尻尾(失礼!)が付いているので、気持ち、ほんの気持ち大きく曲がる様にとは言われましたが、クコは素直に、本当に自然について来ます。後方左右も、ハスラーのサイドミラーそのままで確認できます。

ハスラーのサイドミラー
左右の再度ミラーからも普通の光景が見えます

「な~んだ!普通の運転じゃん!」それが素直な感想です。そして、双葉SAから、中央高速へ。目的地は長野県の原村。中央道最高地点を通るルートなので、坂道、それも結構な急勾配もありますが、ハスラーが力持ち?クコが軽いのか?なんと、登坂車線を80キロ位でガンガン登ります。

登坂車線
坂道の登坂車線もガンガンいっちゃいます!

途中、重量級のトラックが前を走っていても、それを楽々、追い越す事もできました。これは、正直、意外でした。軽いと言ってもキャントレ、いくらハスラーがパワフルでも、モッサリした走りを想像していたので、嬉しい誤算です。

想像(覚悟)していましたが、バックに戸惑う

RVパークに着いたレジストロ・クコ
楽勝気分でRVパークに到着したのですが・・・

とまあ、思ったよりもスムーズな、キャンピングカートレーラーのツアーに、つい、鼻も高々、「キャンピングカー師匠にとっては、初めてのキャントレも楽勝さ!」となっていましたが・・・、RVパーク八ヶ岳高原「原村」もみの木に到着して、いざ、駐車となると、やはり初体験、戸惑う事も。まず、バックしてハンドルをどっちに切ったら、クコがどう動くかが、慣れるまでは分かりませんでした。理屈の上でも、ハンドルを右に切るとハスラーの尻は右に振れるので、クコのお尻は左に振れます。分かっちゃいるけど・・ではありませんが、それが慣れるまでは、あ~でもない、こ~でもないです。

レジストロ・クコのバック
「あれれ?曲がっちゃう!」こんなはずではなかったバック・・

それでも、慣れてくると、真っすぐのバックは、また鼻がムクムクと高くなる程、コントロールできる様になりました。が、難しかったのは、90度からのバックでの駐車です。幸いな事に、元テニスコートだったここのRVパークは、広々としたスペースで、この日、他のお客様が居なかった事もあり、私のキャントレ教習所となりました。

レジストロ・クコの車庫入れ練習
練習の甲斐あって、なんとかバックもできるように・・・

こうした広い場所や、SA/PAなど、バックの心配がないところは、真っすぐのバック技術だけでもOKですが、コンビニなどの狭いところでは、90度バック技術が必須です。まあ、これも慣れです。〇ズニーランドのアトラクションと思えば、楽しい時間です。広い場所で、ペットボトル等を目印に、教習所キャンプも楽しく技術向上も期待できるので一石二鳥かもしれません。

意外と簡単?解除作業

トレーラーとの接続解除作業
思ったよりも簡単だった解除作業

バック以外に、キャンピングカートレーラーに対する不安として、「ヘッド車とキャントレとの脱着作業」がありました。あの部分がお母さんと子供をつなぐ「へその緒」みたいなものですから、そこに問題があれば、外れて泣き別れ、大きな事故にもつながりかねません。ですから、不安を感じても当然です。しかし!案ずるよりは脱着すれば易しでした。一度、説明を聞いただけでも十分なほどに簡単なステップで、その作業自体も難しくありません。

① まず、クコ側のブレーキをかけます

キャンピングトレーラーの脱着作業1

② ジャッキをセットしてハンドルを補助輪が接地するまで回します

キャンピングトレーラーの脱着作業2

③ カプラーのロックを外し、安全チェーンと電源コネクターも外します

キャンピングトレーラーの脱着作業3

④ ジャッキのハンドルを更に回して、ヒッチボールの頭がカプラーから完全に外れるまで上げます

キャンピングトレーラーの脱着作業4

これで、お終い!ヒッチロックピンは無くさない様に、元の場所に戻します。ね、簡単でしょう?私も、心配して損しちゃった!って気分でした。が、やはり、安全の為、事故防止の為、いくら慣れたからって、ホイチョイでやると、ポカする事もあるので、慎重にやらなければならない作業です。

そうそう、忘れていけないのは後部左右に付いているリアジャッキです。ガチャっと引き出し、足を地面にピタッと付けます。これで、クコのユラユラ動きを止めます。車内で移動する度に揺れていたらクルマ酔いしてしまいますからね。

それから、パークによってキャントレの扱いが違うので要注意です。例えば、そもそも、そのトレーラーとヘッド車を停めるスペースや駐車エリアへのアプローチ上の問題で、キャントレはお断りという所もあります。OKの場合でも、その駐車スペース内に収まれば一台分の利用料金、それとは関係なく2台分の利用料金の所もあります。

また、一部ですが、ヘッド車をつないだままで駐車できる広いスペースがあるパークもありますので、事前に確認が必要です。幸い、ここのRVパークは、キャントレでも一台分の料金でした。が、ヘッド車は外さないといけないのですが、それもまた、あ~だこ~だとレイアウトができるので楽しいと言えば楽しいです。特にクコは軽量なので、手押しで楽々レイアウト。

キャンピングトレーラーとヘッド車
今回も、三回程、レイアウト変更しました

なにこれ?想像以上に広い車内

レジストロ・クコの室内
可愛いクコも中に入ると広々スペース!

さーて、レイアウトも決まり、やっと、クコちゃんとじっくり付き合える様になりました。まず、最初の印象は「なにこれ?想像以上に広いじゃん!」でした。まあ、自走式のキャンピングカーと違って、運転席などもなく、正味、居住区だけなので、当然と言えば当然ですが、それにしても広い。まるでラウンジの様な、余裕のシートレイアウトです。

キッチンと冷蔵庫

クコ独特の前方逆スラントデザイン(?)の効果もあって、圧迫感の低減や、その分の収納スペースもあります。クコは、ここかしこに、収納スペースがありますので、荷物の整理には助かります。

レジストロ・クコの収納スペース
ここかしこに収納スペースが・・・

今回のクコには、なんとミスティック自慢のエコパワーリチウム電池が搭載され、その余裕でしょうか?これまたなんと、エアコンまで装備されていました。勿論、FFヒーター付きですから、夏でも冬でも安心です。

レジストロ・クコのエアコンとリチウム電池
強力なリチウム電池(オプション)で、エアコンやFFヒーターも!

さて、キャンピングカーの懸案事項といえば、ベッド展開ですが、これまた簡単!多少、酔っぱらっていても、ほんの数分で寝られます。

レジストロ・クコのベッド展開

レジストロシリーズではお馴染みの、小さな小屋風の車内エクステリア、木目調の壁紙も相まって、広々癒し空間が広がります。

解き放たれた快感!自由を感じる!

ヘッド車との切り離し
クコはお留守番で、ハスラーでお出かけです

さて、可愛いタイニーハウスができたところで、お出かけです。実は、キャンピングトレーラーの真骨頂は、ここにあります。居住区を置いたまま、つまり、そこを拠点に、自由気ままな活動ができるのです。勿論、「走る家」である自走式のキャンピングカーもパークを拠点に活動できますが、テーブルやイス、サイドオーニングなどを設営した後では、中々、お出かけできません。その点、キャントレだと、セッティングが終わった家は置いたままで、ヘッド車だけのお出かけが可能になるのです。今回は、原村に来たら必ず立ち寄るレストラン「カナディアンファーム」に狭い林道の近道を通って、ランチを食べに行きました。

狭い道路
原村のレストランカナディアンファーム
近道だけど狭い道も平気です!美味しい食事が待っています!

ここは人気レストランなので、駐車スペースが無くなる事もあり、その点、軽のハスラーなら森の中にススッと駐車できます。近道の林道なども、対向車を心配する事なく、走れます。

ヘッド車のハスラー
気軽に観光地に立ち寄ったり、買い物にも行けます

この分離独立は、自宅に置いておくのにも便利です。ちょっとした離れ、お父さんの書斎、お母さんの手芸スタジオなんかにもなったりします。電源を繋いでおけば、冷蔵庫やクーラー、ヒーターなども使えますから、快適な空間で、シカっと冷えたビールを飲んで、くつろいだりもできます。お買い物には、いつも足代わりに使っている、ヘッド車をそのまま運転して行けます。今の日常生活を崩さずに、プラス豊かな生活がボーナス的に加わる訳です。便利ですね。

雨の中の作業でも、連結作業も問題なし!

バックカメラの映像
バックカメラでヒッチヘッドとカプラーを近づけます

楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。この晩の原村は雨も降って気温も下がりましたが、車内はFFヒーターもあり、極楽状態でした。一人では広すぎる位のベッドで熟睡した翌朝、残念ですが、帰らなければなりません。しかも冷たい雨が降っています。ここで脳裏を憂鬱な思いがよぎりました。キャントレとヘッド車の連結作業です。

しかし、これもやってみると、憂鬱になる必要はありませんでした。雨の中、傘片手で、作業しましたが。解除の全く逆の作業なので、これまたすんなり問題なく終わりました。

キャンピングトレーラーの連結

勿論、可愛いクコちゃんと泣き別れ~とならない様に、慎重に事を進めましたが、余りに呆気ないので、拍子抜けする程でした。

ヘッド車のハスラーについて

大人気のスズキハスラー
今、大人気のハスラー

さて、今回のヘッド車、それも今、大人気のハスラーについても、多少は触れないといけません。一言で言うと、本当に良いクルマです。最高グレードのハイブリッドターボだった事もあり、孫悟空のキント雲の様に走ります。高速道路の上り坂をガンガン走れたのも、追い越しも難なくこなしたのも、このハスラーのお陰と言っても良いでしょう。

一方で、ショックな事もありました。それはなんとまあ、私には見たことも無いスイッチや装備が付いていたことです。私はここ6台、キャンピングカーに乗っていたことから、ベース車は、トラックとかの商業車だったので、その装備たるや、いたってシンプル。必要最低限の物しかついていませんでした。それが、ハスラー、それも最高グレードですから、機能もスイッチも盛り沢山、今どきのクルマはここまで進化したのかと驚くばかりです。

スズキハスラーの最新装備

まるで、乗用車の技術の進化から取り残された浦島太郎の様な気分でした。

良いことばかりの様なハスラーくんですが、一点、心配な事が。タンクが27リッターしかない事です。クコは軽いといっても、牽引するので、燃費は悪くなります。メーターでの表示はリッター11.4キロとなっています。これで、27リッターだと単純計算では300㎞しか走りません。これでは、北海道とか、長距離を走るにはちょっと不安です。常にガススタンドを探し、給油を気にしなければなりません。まあ、クコはハスラー専用車ではありませんから、もっと燃費の良いヘッド車を選べば良いのですが・・・。

素直な感想とご参考

レジストロ・クコとヘッド車のハスラー
キャンピングトレーラーの魅力を再認識!

掛け値なしの素直な感想と、今後の指針というか、私見ですが、ご参考になればと意見を述べさせて頂きます。まず、素直な感想としては、

  1. キャンピングトレーラーの運転は思ったよりも難しくない
  2. 但し、バック(特に90度駐車)は一筋縄ではいかないので、慣れが必要
  3. キャンピングトレーラーの脱着も、思ったよりも簡単で安全
  4. 居住部分に特化専念できるトレーラーの居住性は、本当に快適。
  5. トレーラーを切り離しての、ヘッド車の機動性は抜群!
  6. ヘッド車を色々と選べるのも、キャントレの魅力。
ヘッド車に接続したレジストロ・クコ
もっと、日本でもキャンピングトレーラーが増えてもいい

私見ですがご参考としては

  1. 既に、バイクやジェットスキーなどの牽引の為に、ヒッチメンバーを付けている人に、キャントレをお勧めしたい。牽引にも慣れていて、バックなども普通にこなしているなら、牽引するものの一つとしてキャントレがあれば、また一つ人生に新しい可能性が広がると思われます。
  2. たまにしかキャンプに行かないという方にも最適!ヨンダーバードの様に、必要な時だけ引っ張って行けば良いので、無駄にならない。キャントレは、自宅の庭に置いておくだけで、水や非常食なども常備しておけば、いざと言う時の防災シェルターにもなります。
  3. キャンピングカーの「トラック顔」が嫌とか、今のクルマ好きなので、別にキャンピングカーを買うなんて考えられないという方には、自分の好きなクルマにヒッチメンバーを付けるだけで(要確認)、キャントレでキャンピングカーライフも手に入れる事が可能です。

RV先進国である欧米では、自走式のキャンピングカーよりも、キャンピングトレーラーの方が主流です。日本は狭い国土だからかもしれませんが、まだキャンピングカー文化が育っていないから、キャンピングトレーラーが少ないのかもしれません。

特にクコは軽自動車でも、またけん引免許がなくても引っ張れます。その点も評価されて、2020年度のグッドデザイン賞も受賞したようです。日本のRV界の先達になるためにも、キャンピングトレーラーを是非、検討されては如何でしょうか?

キャンピングカーDEさいばーチャンネルで旅の様子を紹介しています。

RVパーク八ヶ岳高原「原村」もみの木(長野県諏訪郡)
ホームページはこちら
カナディアンファーム(ぐるめパーク:長野県諏訪郡)
ホームページはこちら

MYSミスティック レジストロ・クコ諸元

寸法(mm)
全長3,525 × 全幅:1,700 × 全高:2,240(mm)
定員
就寝定員3名
価格
2,398,000円(税込)~
※トレーラー単体価格
WRITER PROFILE
さいば☆しん
さいば☆しん(彩羽森)

くるま旅作家。キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさをお伝えしています。体内に凶暴な腹の虫を飼っている事でも有名。

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MYSミスティック「アルミフレームによる個性派・軽量キャンピングカー」
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