軽キャンパー「レジストロ」オーナーインタビュー

キャンピングカー紹介
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山梨県で開催されたミスティックプランニングのキャンプ大会を訪問した際、珍しいブラックボディの小型キャンピングカーに目が留まった。よく見ると、ナント、福岡ナンバー! 片道1000kmを自走して、はるばる福岡から参加したという田中さん夫妻の愛車は、軽トラックをベースにしたレジストロだ。

ボディサイズが軽規格を超えているため、登録は普通車扱いとなるが、軽自動車ベースならではの優れた機動力は健在。狭い道でも気軽に走れるフットワークの軽さと、規格外サイズならではのゆとりある室内空間、アメリカンテイスト漂うオシャレなデザインなど、さまざまな魅力で人気を集める軽ベースキャンパーだ。

今回は、オーナーの田中さんに、レジストロの魅力や活用法、走行性能や使い勝手などについて、お話をうかがった。

田中寿彦さん(41歳)&智子さん
愛車:レジストロ(ミスティック)
家族構成:夫婦+ワンコ5匹+ネコ3匹
キャンピングカー歴:1年(このクルマが1台目)

キャンピングカー購入の経緯

レジストロ外観

キャンピングカーを購入した理由は?

キャンピングカー購入の理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、災害時にペットの避難場所にできること。うちにはワンコ5匹、ネコ3匹がいるので、災害が起こったときに避難所での生活は難しいと思います。よくニュースでも、災害時にペットが置いてけぼりになったり、迷子になったりしている様子が放送されていますよね。そうならないように、万が一の際にペットと一緒に生活できる空間が欲しかった。それが、キャンピングカーを購入した最大の理由です。

2つ目は、ワンコと一緒に旅行に行けること。普段遊びに行くときも、ペット連れだと何かと不自由が多いんです。ペットと泊まれる宿は限られるし、事前にそうした宿を探して予約をするのも大変……。でも、キャンピングカーがあれば、いつでも思い立ったときに、ペットと一緒に旅行ができる。それも、キャンピングカーの大きな魅力でした。

キャンピングカーの購入を検討し始めてから、契約~納車までの流れを教えてください。

最初にお話した2つの理由からキャンピングカーに興味を持ち始めて、2年前の5月に熊本で開催されたキャンピングカーショーに、「とりあえず行ってみようか」と軽い気持ちで見学に行きました。そこでレジストロに一目惚れして、半年後、福岡のキャンピングカーショーで契約。オーダーから半年ちょっと経った昨年2018年6月に、待望の愛車が納車されました。レジストロが我が家に来てから、ちょうど1年になりますね。

レジストロを選んだ理由

レジストロ内装

購入候補は、最初から軽キャンパーに絞っていたんですか?

初めてのキャンピングカーなので、あまり大きくない方がいいかなと思って。あとは、軽キャンパーのサイズなら自宅の駐車場にも止められるし、近所の道路に少し狭い場所があるんですけど、そうした道でも問題なく走れるし。いろいろな要素を検討した結果、軽キャンパーがベストという結論になりました。

軽自動車ベースのキャンピングカーは数多く存在しますが、その中からレジストロを選んだ理由を教えてください。

ズバリ、外装と内装のデザインですね! イベント会場で初めてレジストロを見たとき、アメリカンでオシャレなデザインに衝撃を受けました。もともとアメリカの文化とか雰囲気が好きで、新婚旅行もL.A.やグランドキャニオンに行ったんです。だから、レジストロのデザインを見て、ひと目で「これだ」と思いました。納車されてからは、輸入雑貨のお店でアメリカのナンバープレートなどを購入して、室内をよりアメリカンなイメージにコーディネートして楽しんでいます。

ブラックのボディカラーは珍しいですよね。

レジストロ外観後ろ

最初は、無難にホワイトにしようと思っていましたけど、それだとあまりにも普通過ぎる。せっかくのデザインを活かしたいし、個性も出したいし、年齢が40代なので長く乗れるクルマがいいなぁと思って、シックで落ち着きのあるブラックのボディカラーにしました。ほかではあまり見かけない色なので、夫婦そろってすごく気に入っていて、キャンプ道具もクルマに合わせてブラックでコーディネートしています。

ズバリ、お気に入りのポイントは!

レジストロ内装の全景

愛車のお気に入りのポイントを教えてください。

やっぱり、軽自動車ベースならではのコンパクトなボディサイズが一番のお気に入りですね。自宅の駐車場にも問題なく止められるし、お出かけしても走る道や止める場所に困ったことはないです。うちはワンコが一緒なので、とくに旅先での移動にストレスを感じたくないし、行きたい場所を自由気ままに走りたい。だから、レジストロくらいのボディサイズがピッタリなんです。

あとは、内装の色合いやデザインのセンスで、すごく落ち着ける空間に仕上がっていること。車内で過ごす時間が好きなので、家にいるときもクルマの中で本を読んだりして旅行気分を味わっています(笑)。今年のゴールデンウイークは夫婦の休みが合わなくて遠出はできませんでしたが、家から5分の場所にある道の駅に行って車内でお弁当を食べました(笑)。それだけでも、すごくワクワクした気分にさせてくれるんですよ。

装備やレイアウトなど、内装の使い勝手はいかがですか?

レジストロのベッド

これだけコンパクトなのに、車内で立てるのが最高ですね。あとは、FFヒーターやベンチレーターも便利だし。よく「何人寝られるの?」と聞かれますけど、大人の女性ならバンクベッドに2人で寝られます。妻の職場の後輩を連れてキャンプに行ったとき、女の子の後輩2人がバンクベッド、うちの夫婦がダイネットを展開したベッドで寝ました。大人4人でも全然問題なく、快適に就寝できましたよ。

キャンピングカーの活用法

レジストロ外観後方

現在レジストロをどのような用途で使っていますか?

普段乗りのクルマは別にあるので、レジストロは完全にレジャー用です。遊び方としては、温泉やグルメスポットを巡るクルマ旅を楽しんだり、キャンプをしたり。このクルマを購入してからキャンプを始めたんですが、景色のいいキャンプ場でノンビリとご飯を食べたりするのも、すごく楽しいです。

あとは、ワンコ5匹を乗せて、キャンプ場やドッグランがある道の駅に遊びに行くことも多いですね。ペットホテルは1頭ずつ料金がかかるので、ワンコを一緒に連れていけると金銭的にもラクだし、何よりも一緒に旅をする安心感や楽しさを味わえます。

注目度抜群のクルマなので、旅先で声をかけられる機会も多いのでは?

キャンプ場でも道の駅でも、いろいろな人に声をかけられますね。「いいね~」とか「中はどうなっているんですか?」とか。いろいろな人との出会いも旅の醍醐味。レジストロがコミュニケーションツールになってくれるので、旅の楽しさも広がりますね。

軽ベースキャンパーの走行性能は?

レジストロフロント

今回、福岡から山梨までの超ロングドライブでキャンプ大会に参加! スゴイですね!

福岡から山梨のキャンプ場まで片道約1000km。金曜日の16時に自宅を出発して、土曜日のお昼過ぎにキャンプ場に到着しました。長距離ドライブでも、サービスエリアにクルマを止めてフラットなベッドで仮眠できるのが、すごくラクですね。実は、レジストロが納車されたときも、山梨のミスティックさんでクルマを受け取って、福岡の自宅まで自走しているんです。だから、長距離はもう慣れっこです(笑)。

長距離ドライブを何度も経験している田中さんから見て、レジストロの走行性能はいかがですか?

軽トラックがベースなので、パワーはそれなりですよね。一般道ではすごくキビキビと走るので、ほとんど不満を感じたことはないんですが、高速道路の長距離運転はさすがに疲れます。でも、「ゆっくり走っても楽しい」のがレジストロの魅力でもあるので、今回のような長距離ドライブでは、2時間に1回はサービスエリアやパーキングエリアで休憩をとりながら、無理をせずマイペースで走っています。疲れたときに、リアのベッドで横になって休憩できるのもすごくいいですね。

レジストロで自由な旅を満喫!

レジストロ内装とオーナー

キャンピングカーがあってよかったことは?

やっぱり、ワンコと一緒に気軽に出かけられるようになったのが大きいですね。家と同じようにくつろげる空間なので、移動や留守番中もワンコたちにストレスがないし、何より予約をしないで気ままにワンコ連れの旅行ができるのが最高です。
あとは、キャンピングカーがあることで夫婦そろってお出かけする機会も、以前より増えました。お互い不規則な仕事なので時間を合わせるのが大変ですけど、キャンピングカーなら無計画でもサッと出かけられるし、キャンピングカーで出かけたいから2人の休みを合わせることも多くなりました。

これから愛車と一緒にどんな旅をしていきたいですか?

どこでもストレスなく行けるレジストロのフットワークの軽さを活かして、日本中のいろいろな場所を訪れてみたいですね。夢は、北海道のキャンピングカー旅行! いつかはこのクルマで北海道に渡って、キャンピングカーならではのゆったりとした旅を経験してみたいです。

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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