ライトなボディにヘビィな魅力ミスティックレジストロアウル

キャンピングカー紹介
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さいば☆しんのロードインプレッション/ミスティック社製レジストロアウル

ネーミングの「レジストロ」は「丸太」という意味で、姉妹車のレジストロには「キツツキ」のイラストが付いていました。『レジストロアウル』も、木に関係のある「OWL(アウル):ふくろう」ということで名付けられたそうです。

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この「ふくろう」には

  • ギリシャ神話で、アテネ (Athens) の守護女神であり知恵の神であるアテナ (Athena) の象徴がフクロウであったことから「知恵」「賢明」のシンボルとされている
  • 「森の賢者」福篭(福がこもる)または不苦労に通ずるとして、幸福と安心を呼び込む縁起の良い鳥

という、意味もありますが、「ほ~」っと思わず感心されるキャンピングカーにしたい!
という想いもあるとの事です。ほ~~~っ、なるほど・・・。

レジストロがJK(女子高生)なら、レジストロアウルはJD(女子大生)と 言ってしまっては乱暴でしょうか?キュートで軽快なレジストロと比べて、アウルは美人さんはそのままで、更に成長したという感じです。おじさんとしては、両方とも!お付き合いしたいのですが、今回は、アウルちゃんとデートして参りました。

これはもう、普通車感覚のドライブフィーリング

キャンピングカーとは思えないドライブフィーリング
キャンピングカーとは思えないドライブフィーリング

レジストロは、軽自動車に乗っていた奥様でも「スッと」乗り換える事ができる感じでしたが、アウルは普通車から「スッと」取り換えられる、つまり、正に良い意味で「乗用車感覚」です。

まず乗り込んでみます。
・・・・・普通です。

キャブオーバーのキャンピングカーみたいな思わず「よいしょ」と声が出てしまう様な高さもなく、乗用車の様にスッと乗り込めます。降りる時も飛び降りるのではなく私の様な短い足でも、ピタッと地面に足がつきます。これだけでもストレスレスです。

走ってみます。
・・・・・普通です。

足回りはノーマルでしたが、あえて強化する必要も感じないほど安定していました。
コーナーリングもワインディングロードも普通車感覚です。初めてキャンピングカーに乗って、その普通車とは違う挙動にパニックする方もいますが、アウルならホラー映画を観るよりも落ち着いていられます。今回の車にはバックカメラがついていませんでしたが、普通車の様にリアウインドウから後方確認が出来ます。ただし、壁ぴったりにバックする為にはバックカメラはあった方が良いですね。

街中を走ってみます。
・・・・・普通です。

レジストロ同様に、車幅も車長も気になりません。特に車長は、ミニバンよりも短い位です。コンビニに駐車する時も大型キャブコンよりもストレスがありません。車高は普通車よりもありますが、大概の施設で問題ないでしょう。(注意が不要という意味ではありませんよ)

つい、うっかりする高さ制限も比較的安心です(用心は必要です)
つい、うっかりする高さ制限も比較的安心です(用心は必要です)

「初めてのキャンピングカー」としても、「最近、運転が下手になっちゃた」という方にも、ストレスレスのくるま旅には最適ですね。

ライトなボディにバランスの取れたエンジンパワー

「キャンカー殺しの坂」もグイグイ登っていきます
「キャンカー殺しの坂」もグイグイ登っていきます

エンジン、ガソリン車ですが、まるでモーターの様に回ります。
加速します。
・・・・・やっぱり、普通です。

良くも悪くも普通ですが、一世帯背負っている感じがありません。
今回の車は四駆、それも常に四駆に駆動力がかかっている「フルタイム4WD」なので、二駆よりも、気持ち、ほ~んの気持ち「かったるい」感じがしますが、フルタイム4WDならではの雨天時や積雪時など滑りやすい路面での高い走破性や、発進加速時や高速走行時の安定性などの優位性もあるので、まあ、許せる範囲ですね。
個人的には、アクセル踏んだだけ回ってくれるレジストロのギア比の方が好きですが、アウルは排気量が大きい分、余裕が感じられました。ここは、JKにはないJDのお色気?パワーを感じます。

今回、RVパークサクラリゾートに行ったのも、そこに行くまでの坂道を試したかったからです。流石に、スピードは落ちましたが、ギブアップという感じではありません。
無事、登りきり、サクラリゾートに到着しました。

RVパークサクラリゾートに到着!
RVパークサクラリゾートに到着!

こんなに欲張っちゃっていいの?充実の構成

RVパークに設営です!サイズはライトでも寛ぎ十分!
RVパークに設営です!サイズはライトでも寛ぎ十分!

さあ、じっくりと、アウルちゃんと遊びましょう!
同じレジストロシリーズでも、まずその違いが分かるのがリアエントランス。

アウルはリアエントランス
アウルはリアエントランス

個人的には、アホ面で飲み食いしているのを外から見られないリアエントランスの方が好きです。キッチンも後ろにあり、外にいて、すぐに冷蔵庫からビールを出す事ができるのも嬉しいですね。
車内に入って「なんだ、こりゃ~~!!」と、まず目に付くのが『マルチルーム』

中にはポータブルトイレが入っていました
中にはポータブルトイレが入っていました

このマルチルームは車外に通じる扉がついています。この扉が便利!トイレではなく防水パンを置いておけば、濡れたインフレータブルカヤックや、タープ、テントの類を、車内を通らず汚さず、ここに外から収納する事ができます。

大型扉なので、グチョグチョタープなども突っ込めますね
大型扉なので、グチョグチョタープなども突っ込めますね

マルチルームという名前の通り、この他にも色々な使い道があります。年頃になった娘さんが、お父さんの前では、お着替え出来ない時も、”ココ“が使えますね。
車内は、やはり「広~~~い!」それが第一印象です。これまでのレジストロと同様に木目の山小屋風。癒されます。目の前にあるバンクベッドも、ハイジが寝ていても不思議ではない雰囲気です。(そう言えば、ハイジの屋根裏部屋も丸窓でした!)

使わない時はコンパクトに収納されていますが・・・
使わない時はコンパクトに収納されていますが・・・
大人でも十分に寝られる1800mmサイズに変身!!
大人でも十分に寝られる1800mmサイズに変身!!

写真は横向きシートですが、前向きシートも選択できるそうです。

丸太クッションは付いてきません。でも欲しいなあ
丸太クッションは付いてきません。でも欲しいなあ
後ろ部分もすっきりしています
後ろ部分もすっきりしています

勿論、これらのシートも大型ベッドに変身します。

夫婦仲が良ければ、余裕のスペースです
夫婦仲が良ければ、余裕のスペースです

レジストロは収納スペースが多かったのですが、アウルだって中々やります。

各シートの下は、ほれ、この通り
各シートの下は、ほれ、この通り

横扉がついていますから、簡単な出し入れも出来る上に、シートを取り外すと大きな荷物も入れられます。

キャリーケースもスッポリ入ります
キャリーケースもスッポリ入ります

こんな感じで、車内には収納スペースがあります。

こんなところや・・・
こんなところや・・・
そんなところまで!!
そんなところまで!!

勿論、キッチン周りには、通常の収納もあり、これは不自由がありませんね。

入り口の近くに水タンクがあるのは楽ちんです
入り口の近くに水タンクがあるのは楽ちんです

それから、気になる扉がありました。
なにこれ・・・・・????
どうやら、ここに、なんとエアコンの室外機が付くらしいですね。

室外機が取り付けられるラックがありますぞ!?
室外機が取り付けられるラックがありますぞ!?

本当に、こんなに欲張っちゃっていいの?って位に、充実仕様ですね。

軽くて強くて“しなやかな”自由度が高い「ボデイバス工法」

横になっていて分かりにくいですが、アウルのフレームです
横になっていて分かりにくいですが、アウルのフレームです

強度があって軽い、しなやかで自由度が高い・・というのが、ミスティック独自の「ボディバス工法」で、バンコンなど一部のキャンカー以外の車種に採用され、その唯一無二のデザイン的な特徴にもなっています。
勿論、レジストロや今回のアウルにも採用されています。最近は、ライトキャブコンでもゴージャス化されて、そのエンジンで引っぱれるか?バーストはしないか?と心配されていますが、強く軽く作れれば、その対策にもなります。
“しやなか”なアルミフレームを採用しているので、キシミやふらつきがない上に、経年変化による金属疲労にも強いそうです。
レジストロのエレガントなのに、軽くて強いマッチョボディ!をアウルもバッチリ引き継いでいるんですね。

匠の技で、フレーム一つ一つを丁寧に加工
匠の技で、フレーム一つ一つを丁寧に加工
カーブドルーフの曲面も、単にフレームを曲げると強度が落ちるので、フレームを細切れ溶接にしています
カーブドルーフの曲面も、単にフレームを曲げると強度が落ちるので、フレームを細切れ溶接にしています

お気軽手軽に日本全国素敵なところに行っちゃお!レジストロアウル!

高級リゾート地にRVパークがあります
高級リゾート地にRVパークがあります

今回、利用した『RVパークサクラリゾート』は、南アルプスを正面に、韮崎ICより15分と近く、ゴルフ・テニス・釣り場・登山など自然を身近に過ごせ、非日常を十分に満喫できます。標高が高いので、夏はエアコン要らず!灼熱の都心から気軽に避暑逃避ができます。また、昇仙峡まで30分と近いため、山梨の観光拠点としてもご利用できます。

レストランやお風呂、プール(夏季)もあるので、リゾート気分でくるま旅を楽しむ事ができます
レストランやお風呂、プール(夏季)もあるので、リゾート気分でくるま旅を楽しむ事ができます
連泊でないと、勿体ない感じ・・・・
連泊でないと、勿体ない感じ・・・・

一泊二日のアウルちゃんとのデートでしたが、もう少しサクラリゾートに滞在したかった。そして出来れば、そこから日本一周のくるま旅に出発したくなりました。
軽快なライトキャブコン、快適なくるま旅を可能にする充実の装備。正に「ストレスレスキャンカー」のアウルだから、そう思ってしまうのでしょうね。

「自由気ままなキャンピングカー」レジストロシリーズの機動性と可能性を更に拡張する装備とパワーが加味された・・・・アウルはそんな印象です。

Registro OWL(レジストロアウル)諸元

ベース車両
TOYOTA ライトエーストラック
エンジン
ガソリン1.495L
車体寸法
全長4,680mm/全幅1,910mm/全高2,590mm
定員
乗車定員6名/就寝定員5名
価格
4,334,000円(税込)〜
製造メーカー
MYSミスティック
WRITER PROFILE
さいば☆しん
さいば☆しん(彩羽森)

くるま旅作家。キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさをお伝えしています。体内に凶暴な腹の虫を飼っている事でも有名。

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