RVランドのタウンエースキャンピングカー「Vesta(ウェスタ)」で日常も旅も快適に楽しむ

キャンピングカー紹介
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RVランドのタウンエースキャンピングカー「Vesta(ウェスタ)」で日常も旅も快適に楽しむ

普段乗りできるキャンピングカーとして、コンパクトなキャンピングカーが注目されています。コンパクトなキャンピングカーといえば、軽キャンパー、ミニバンのバンコン、コンパクトキャブコンなどです。

このような手軽なキャンピングカーであれば、ファーストカーとしても利用しやすいのではないでしょうか。特に都市部では、駐車場や道路事情を考えると、コンパクトなキャンピングカーの優位性を感じます。

RVランドがオリジナルで作っているタウンエースのキャンピングカー「Vesta(ウェスタ)」も日常使いにぴったりのモデルです。そんな、毎日の生活を楽しくしてくれるウェスタの魅力に迫ってみましょう。

大人4人がしっかりとくつろげるコンパクトキャンピングカー「ウェスタ」

ウェスタのリビング

ウェスタのボディサイズは4065×1665×1930mm。ミニバンサイズですが、室内は大人4人がテーブルを挟んでくつろげるスペースがあります。セカンドシートをリア向きにして、後方のマットをベンチとして利用すれば、立派なリビングスペースの完成です。

足元も広々としていて、狭さを感じることはありません。シンプルな家具がレイアウトされているので、普通乗用車のミニバンより、室内が広く感じます。セカンドシートは前向きにレイアウト変更できるので、走行時に全員が前を向いて乗れることもポイントです。

ウェスタのベッド展開

セカンドシートを倒して、リアのベッドマットを敷き詰めれば、長さ1950mmのセミダブルサイズのフルフラットベッドが完成。ベッドマットの下は収納スペースとして利用できるので、必要のない荷物を下に収納することで、広々とベットが利用できます。

シンプルな装備ですが、セカンドシートのREVOシートをはじめ、テーブル、走行充電システム、照明などを標準装備しているので、すぐに車中泊車両として利用できるようになっています。天井や壁には断熱加工が施されていて、暑さ、寒さを軽減してくれます。

ウェスタの遮光カーテン

全面遮光カーテンはオプション設定ですが、カーテンレールがフロントシートの前方まで回り込むタイプ。このタイプは、カーテンを閉じても室内が広く感じられます。オプションではマルチシェードもあるので、カーテンの変わりにセレクトするのもいいかもしれません。

標準で装備される天井埋め込みLEDは6個設置されていて、フロント側もしっかりと照らしていました。室内全体が明るいと、車内で過ごしている時のストレスを軽減してくれます。このシンプルで明るいダウンライトが快適な空間を演出してくれることでしょう。

タウンエースキャンピングカーの空間を活かすコンパクトなキャビネット

ウェスタのキャビネット

リアの両サイドにはキャビネットが設置されています。左側にあるのが、電源スイッチを装備したキャビネット。下側の後方にある扉を開けると、小物が入れられるようになっていました。リアゲートを開けて、外からも利用しやすい位置なので、工具などを入れておくのもいいでしょう。

下1/3のところが段になっているのが分かります。ここは、ベッドマットを載せるための形状。簡単にベッド設置ができるように工夫されているのです。

ウェスタのキャビネット

右側のキャビネットはシンプルなボックススタイル。こちらもキャビネット内部に荷物を収納できるようになっていました。上部のレールはテーブルを設置する時に使うパーツです。キャビネット全体に長く取り付けられているので、テーブルの設置位置も自由に決めることができます。

ウェスタのシンク

右のキャビネットにはシンクが取り付けられていました。ふた付きのミニシンクですが、給水と排水のタンクは各10Lの容量が装備されているので、しっかりと水道設備を利用できるようになっています。

コンパクトなキャンピングカーだから、シンクは要らないという人もいますが、あると便利です。余った飲み物を捨てたり、歯磨きなどに利用できます。ウェスタの場合は、キャンピングカーとして8ナンバー登録するために必須の設備となっています。

8ナンバー登録することで、商用バンベースでありながら、2回目以降の車検も2年毎になるのがメリット。乗用車登録の商用バンのままだと、2回目以降の車検が1年毎になってしまいます。

老舗キャンピングカービルダーとしてのアイデア満載

ウェスタのリアのテーブル

RVランドはオリジナルキャンピングカーを作ってきた長い歴史があります。キャンピングカーで快適に過ごすためのノウハウが蓄積されているのです。そして、新しいアイデアも投入して、ユーザーファーストのキャンピングカー作りを続けてきました。

このリアのテーブルも、一見普通のテーブルに見えますが、脚は長短2種類が取り付けられていて、ベッド展開時も利用できるようになっていました。さらに、キャビネットと接続する時、長辺でも短辺でも両方で設置できるようになっているので、使い方に合わせたアレンジも可能です。

ウェスタのREVOシート

セカンドシートのREVOシートにもちょっとした工夫がありました。それがこのベルト。REVOシートはバタフライシートなので、両側に広げたり、前向き、後ろ向きのシートアレンジができるようになっています。

ベンチスタイルの形状で利用する時は、シートスライドのバーを簡単に掴むことができますが、両側に広げた時、バーを掴むのは困難。そこで、各ビルダーはベルトなどを設置しているのですが、ウェスタはこのベルトが中央から飛び出していて、非常に操作性がよくなっていました。

ウェスタのオプションのポータブル電源入力ポート

右キャビネットからはなぜかコンセントが飛び出しています。これは車内の設備に電気を送るためのオプションのポータブル電源入力ポート。車内でポータブルバッテリーを搭載して接続するためのコンセントです。

このコンセントはクーラーを稼働させるために取り付けるオプションだそうです。クーラーは外部電源を接続するかポータブルバッテリーのみで稼働するようになっているので、車内にこのような設備が付けられるようになっているのです。

ポータブルバッテリーも広く浸透してきて、このような使い方をする人も増えてきているのでしょう。そんなトレンドを形にして設備としてオプション設定しているのがRVランドらしさなのではないでしょうか。

充実のオプション装備でタウンエースキャンピングカーを快適に

ウェスタのコンセント

ウェスタはコンパクトなキャンピングカーであっても、オプションが充実しているので、自分に合わせて設備を強化することも可能です。大型のインバーターを装備したり、高性能な古河電池サブバッテリー追加などもメニューにあります。

メイン・サブ自動走行充電システムとサブバッテリーは標準装備されているのですが、さらに電源部分での強化ができるのが特徴です。ベンチレーターも取り付けられるので、大型キャンピングカーのような快適性も追及できそうです。

ウェスタのFFヒーター

セカンドシートの下部にはFFヒーターを設置することができます。FFヒーターは省エネで効率よく室内を温めてくれます。燃焼室が完全に遮断されていて、外気にしか触れていないので、車内でも安心して利用できるシステムです。

ウェスタのDC12Vクーラー

最新モデルではDC12Vクーラーも装備できるようになっていました。オプションでポータブルクーラーのセットもあるのですが、上記の写真は設置型。室外機を車体の下に設置して、しっかりと車内を冷やしてくれます。省スペース設計なので、後でクーラーを追加するより、このタイプのクーラーを最初から選ぶのが、コンパクトキャンピングカーにはおすすめ。

ドライビングしやすいボディサイズでキャンピングカーとしての機能性も高いウェスタは、普段使いできる本格的なキャンピングカーです。このようなキャンピングカーに毎日乗っていると、日常にちょっとした冒険心を感じることでしょう。そして、普段の生活も週末の旅行も充実して、楽しく過ごすことができそうです。

Vesta(ウェスタ)諸元

ベース車両
トヨタ タウンエースバン GL
エンジン
1,496L(ガソリン)
車体サイズ
全長4,065mm/全幅1,665mm/全高1,930mm
定員
乗車定員5名/就寝定員2名
価格
¥3,740,000~
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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