ミスティック渾身の最新軽トラキャン「ミニポップ パラキート」がデビュー!

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ミスティック渾身の最新軽トラキャン「ミニポップ パラキート」がデビュー!

独創的なクルマづくりで人気を博す山梨県のキャンピングカービルダーMYSミスティックから、軽キャンパーの最新作がリリースされた! モデル名は、ミニポップ パラキート。その名の通り、同社の人気シリーズミニポップの最新バージョンという位置づけだ。

ミニポップシリーズは、軽トラックの荷台に脱着式のキャンパーシェルを積載した軽トラキャン(トラックキャンパー)。アルミサイディング外壁のクラシカルなデザイン、鮮やかなカラーリング、水平昇降式ポップアップルーフなどで、他車とは違う個性を演出した“元祖映え系”軽キャンパーだ。最新モデルのミニポップ パラキートは、既存のミニポップシリーズとプラットフォームを共通としながら、海外で流行しているオーバーランドスタイル(※)のイメージを取り入れたのが最大の特徴となっている。

ミニポップ パラキートのロゴ

※オーバーランドスタイルとは?
アメリカ、オーストラリア、南アフリカなどで流行している、クルマとアウトドアを融合した旅のスタイル。砂漠や岩場などのオフロードを長距離移動しながら野営をするため、車両はクロカン4WDなど悪路走破性の高いモデルが主流。ここ数年日本でも、海外の「オーバーランド」をイメージしたオフロードカスタムが人気を集めている。

個性全開のワイルドなエクステリア

2WAY仕様のトラキャン、パラキート

コクピットと居住部分が一体になったキャブコンではなく、荷台にキャンパーシェルを積載するトラキャンなので、シェルを降ろせば「軽トラック」、シェルを載せれば「キャンピングカー」と、2WAYの使い方ができるのがポイントだ。撮影車両はハイゼットトラックベースだが、キャリイトラック、ピクシストラックなどの660cc軽トラック規格なら、問題なくシェルを積載できる。

パラキートのポップアップルーフ

水平昇降式ポップアップルーフが、ミニポップシリーズ共通のアイデンティティ。ルーフをクローズして全高を低くすれば、抜群の走行安定性と自走式立体駐車場にも入れる機動性を両立でき、停泊時にルーフをオープンすれば、開放感あふれる居住空間を実現できる。

パラキートのスタックプレート パラキートの携行タンク

ミニポップ パラキートの最大のウリは、オーバーランドスタイルをコンセプトにしたワイルドなエクステリアデザイン!シェルの後方にはスタックプレート、右サイドには携行タンクを標準装備して、ハードなオフロードを走破しながら旅をするオーバーランドのイメージを演出している。

パラキートの前方 パラキートの後方

ベース車両のハイゼットトラックに、プッシュバンパー、ビス止め風オーバーフェンダー、テールランプガード、クロカン4駆系ブランドMLJのアルミホイール&オールテレーンタイヤなどの外装オプションパーツをセット。ワイルドなシェルデザインに合わせて、ベース車でも個性をアピールできるのが魅力だ。

パラキートのサスペンション パラキートのサスペンション2

フロント強化スプリング&強化ショック、リア強化ショック、前後スタビライザー、エアサスキットなど、足まわりチューニングパーツのバリエーションも豊富。サスペンションを強化することで、荷台にシェルを積載した状態でも安全・快適にドライブを楽しめる。

新規レイアウトで快適性を向上したインテリア

パラキートのインテリア

インテリアは、既存のミニポップシリーズとはまったく異なる新規のレイアウトを採用。通路を挟んで長さのあるベンチソファを対面に配置することで、テーブルを囲んでくつろげるゆとりの居住空間を作り出している。水平昇降式ポップアップルーフの恩恵で、室内の開放感は軽トラックベースとは思えないほど!ポップアップ時の室内高は1830mm確保され、大人が立って移動することも可能だ。

パラキートのキッチン

インテリア最大のポイントは、左サイドにセットされた本格的なキッチン。軽キャンパーではコンパクトサイズの簡易キッチンを採用するケースが多いが、ミニポップ パラキートには大きめのキッチンスペースが設置されている。カウンターには、ガラスカバー付きのワンバーナー一体型シンクがインストールされ、車内調理も快適に行える。

パラキートの電源システム

ベンチソファ下のスペースには、車内生活の要になる電源システムがインストールされている。標準装備は鉛タイプの105Aサブバッテリーとなるが、オプションで200Aのリチウムイオンバッテリーシステムも選択可能。クーラーもオプション設定されており、乗り手のニーズによって快適装備のアップグレードは自由自在だ。

パラキートのベッドルーム

ダイネットソファを展開すると、1700×800mmのフラットなベッドに早変わり。子供や小柄な人なら、十分快適に就寝できる。

パラキートのポップアップルーフベッド

ポップアップルーフベッドは、大人2名が横になれる1900×1350mmのダブルサイズ。上部空間にゆとりがあるため、圧迫感を感じることなくゆったりと眠れる。

パラキートのアッパーキャビネット

リアエンドの右手には、生活小物の整理に役立つコンパクトなアッパーキャビネットを完備。キャビネットの右手には、集中スイッチやバッテリーモニターがスマートにインストールされている。

パラキートのアッパーキャビネット

機動性・居住性・スタイルの3拍子がそろった軽トラックベースのトラキャンミニポップ パラキートは、遊び心のあるユーザーにピッタリの最新モデル!2月3~6日に幕張メッセで開催されるジャパンキャンピングカーショー2023で初公開されるので、ぜひ会場で実車をチェックしてみよう!

ミニポップ パラキート諸元

ベース車両
軽トラック(ハイゼットトラック、ピクシストラック、キャリィトラック)
キャビン単体サイズ
全長2900mm/全幅1455mm/全高1345mm 室内高1830mm(PopUp時)
定員
就寝定員3人
価格
¥2,397,600~(キャビン単体)

NEWS:新型アンセイエもJCCS2023で初公開!

フラッグシップキャブコンアンセイエ

MYSミスティックのフラッグシップキャブコンアンセイエが、新型カムロードベースになって大幅モデルチェンジ!クラシックなアメリカンモーターホームを彷彿とさせる独創的なエクステリアデザインはそのままに、全長を約30㎝延長して全幅を広げることで、居住性をさらに向上させている。リアのカーゴスペースは大型化され、外部扉で3方向から荷物の出し入れが可能に。ジャパンキャンピングカーショー2023で初公開されるので、ぜひMYSミスティックブースに足を運んでみよう!

フラッグシップキャブコンアンセイエのリア
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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