リチウムイオンバッテリーを標準搭載した国産キャンピングトレーラー「トレイルワークス520」が進化し続ける

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リチウムイオンバッテリーを標準搭載した国産キャンピングトレーラー「トレイルワークス520」が進化し続ける

キャンピングトレーラーの国内生産が規模を拡大しているようです。日本RV協会の発行したキャンピングカー白書2022によると、その生産台数は対前年比で170.2%の伸びをみせています。

キャンピングトレーラーといえば、輸入車のイメージが強いですが、国内メーカーもしっかりと、国内向けにキャンピングトレーラーを開発しているのです。

そんななか、新しいモデルを立て続けに発表しているのがケイワークス。特徴的なエクステリアデザインとコンパクトにまとまったシンプルなスタイル。日本らしさを感じるモデルです。

東京キャンピングカーショーのケイワークスブースでは、3つのキャンピングトレーラーが展示されていましたので、その詳細に迫ってみたいとおもいます。

日本のライフスタイルに寄り添う、ちょうどいいキャンピングトレーラー

トレイルワークス520のサイディング

ケイワークスのキャンピングトレーラーは、2018年から発売されているトレイルワークス520というシリーズ。国内での使いやすさを求めて、最適なサイズ、設備、断熱を追求しているモデルです。

コンパクトなボディサイズに、特徴的な外装がポイントになります。そして、ビームスとのコラボモデルがラインアップされるなど、そのデザインも洗練されているのが特徴です。

ボディサイズは
全長 5,130㎜
全幅 2,090㎜
全高 2,630㎜

一般的なキャンピングトレーラーとしては、コンパクトサイズといえるでしょう。

ケイワークスでは輸入キャンピングトレーラーを扱っていて、黒田社長も趣味のモーターサイクルにキャンピングトレーラーを活用していました。その経験を基に、国内でも扱いやすいキャンピングトレーラー作りが始まったのです。

トレイルワークス520は発売から進化を繰り返していて、2022年7月に開催された「東京キャンピングカーショー」の会場では、3つの最新モデルが展示されていました。

最新のバージョンアップで大きく目立つのは、外装に使われているパネル=サイディングが変更されたことです。以前に比べて空気層が確保できるようになり、より断熱・遮熱効果を発揮できるようになりました。

トレイルワークス520の車内

ケイワークスといえば、ハイエースのバンコンオーロラシリーズにリチウムイオンバッテリーを標準搭載して話題を呼んでいましたが、展示されていた3台のトレイルワークス520にもリチウムイオンバッテリーが標準搭載されていました。

しかも、バッテリー容量は170Ahと大きめ。オプションで家庭用エアコンを取り付ければ、標準装備のリチウムイオンバッテリーだけでエアコンが約4〜4.5時間も稼働するそうです。

国産なので、カスタムオーダーもしやすくなっています。レイアウトの細かい変更もOK、ということで、自分の使い方に合わせた仕様を作ることも可能です。

展示されていた3台のトレーラーは、室内にテーブルと2段ベッドを設置したトイホーラー・ラウンジ、ガレージライフを実現するリビング・ガレージ、そして、ビームズとコラボレーションしたモデルでした。

トイホーラー・ラウンジ後方からの写真

トイホーラー・ラウンジは両サイドにベンチ、センターにテーブルが設置されたラウンジのようなスタイル。マルチルームにキッチンも備わり、電子レンジ、大型冷蔵庫など、キャンピングトレーラーとしての機能性も高い仕様です。

トイホーラー・ラウンジの車内

シート上部には跳ね上げ式の2段ベッドまで装備しています。上下段のベッドを利用すれば、最大6名の就寝スペースが確保できるそうです。

オプションでソーラーパネルや家庭用エアコンを取り付ければ、レジャーだけでなく、いざという時の非常用シェルターとしても利用できることでしょう。

ガレージライフを持ち運ぶキャンピングトレーラー

リビング・ガレージの車内

自分だけのガレージを持ちたい人は多いのではないでしょうか。特にバイクなどを趣味にしている人は、作業途中でもそのままにしておける、屋根付きのガレージに憧れます。

そんな人にとっておすすめなのが、リビング・ガレージ。自分のガレージをどこへでも運べる感覚です。

ガレージといえば、家に併設されていることが多く、旅先で自宅と同じようなガレージ環境を整えるのは難しいものです。さらに、トレーラーでバイクなどを運んだとしても、トレーラーの中で作業することは困難でした。

このリビング・ガレージはキャンピングカー登録の8ナンバーを取得しているので、トレーラー内部の環境は、キャンピングカーと変わりません。

他のトレイルワークス520と同じように、断熱塗料・国産高性能断熱材・断熱シートのトリプル断熱設計が施されているので、いつでも快適に過ごせる環境が整っています。

荷物を運ぶだけのトレーラーは断熱処理がされていないことが多いので、車内で作業をするのは厳しい環境です。しかし、このリビング・ガレージであれば、自宅のガレージにいるような快適性を得られます。

リビング・ガレージに積載したオートバイ

バックドアがスロープになっているので、バイクなども簡単に載せることができます。設備はキャンピングカーですが、重い荷物が載せられるように、床が強化されているのが分かります。

アンカーポイントもしっかりと設置されているので、荷物をベルトで締め付けて固定することも簡単です。

リビング・ガレージに積載したオートバイ

エントランス側にキッチン設備があるので、コーヒーブレイクも車内で完結。エアコンを取り付ければ、ぜいたくなガレージライフが楽しめるのではないでしょうか。

もちろん、キャンピングカーなので、ベッド設備もあって、ガレージの中に泊まることも可能です。

サーキットにバイクを持ち込んで、泊まりながらタイムアタックするなど、ちょっとぜいたくな使い方が実現できそうです。

外遊びカルチャープロジェクト「HAPPY OUTSIDE BEAMS」とのコラボモデル

ビームスとのコラボトレーラー

キャンピングカーのある暮らしを提案するケイワークスと新しいカルチャーを発信するビームスがタッグを組んだのが、上の写真のトレイルワークス520です。

外装はオリジナルで2トーン仕様。下の部分をよく見るとウッドの柄になっていて、ナチュラルなテイストと上部のシルバーパーツとの対比がうまく調和しているのが分かります。

どこかビンテージトレーラーのようでもあり、見ているだけで外遊びに行きたくなってしまう雰囲気が漂っています。

ハッピーアウトサイドの車内

インテリアはビームスのデザイナーチームが監修したオリジナルデザイン。センターに昇降式ゲームテーブルを設置して、テーブルを囲むようにベンチシートがセットされています。

テーブルを下げて、マットを敷けば、2×2mのベッドスペースになります。家族4人でも十分な広さです。リアにはスペースも空いているので、たくさんの遊び道具を積み込めそうです。

ハッピーアウトサイドのキッチン

フロント側にはキッチン。キッチン上部にはエアコンを取り付けるスペースが確保されています。リチウムイオンバッテリーが標準搭載され、調理家電も気兼ねなく利用できるのが便利です。

キャンプをしない人であっても心配ありません。いつもの自宅のような快適な生活を持ち運べるので、誰もが外遊びを楽しめる仕様になっています。

ケイワークスの最新キャンピングトレーラー3台をみてきましたが、そのちょうどよいサイズ感と機能性は、日本でのライフスタイルにマッチしていました。

駐車場にも停めやすく、移動もしやすい、使い勝手の良い国産キャンピングトレーラーだからこそ、いつでも自分の近くで活用したくなる存在になるのではないでしょうか。

もし、災害が起きたとしても、ライフラインを確保してくれるので、普段の生活の中に安心も与えてくれます。トレイルワークス520は日本に最適なトレーラーを目指したケイワークスの意気込みを感じさせるモデルでした。

トレイルワークス520諸元

トイホーラー・ラウンジ

主な標準装備
リチウムイオンバッテリー170Ah、2000Wインバーター、マックスファン、電子レンジ、49L冷蔵庫他
価格
5,258,000円〜

リビング・ガレージ

主な標準装備
リチウムイオンバッテリー17-Ah、2000Wインバーター、マックスファン、アルミホイール、ベッドマット他
価格
4,268,000円〜

ハッピーアウトサイド

主な標準装備
リチウムイオンバッテリー17-Ah、2000Wインバーター、マックスファン、ビームスデザイナーチーム監修オリジナル内外装デザイン、ベッドマット他
価格
5,038,000円〜
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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