
ハンディキャップを持つ人と家族のためのキャンピングカーLive
普段から使えるサイズのキャンピングカーがコンセプトのビルダー ケイワークスから、障害を持つ人やその家族がアウトドアへ出かけてレクレーションを楽しむためのキャンピングカー Liveが発売されました。
キャンピングカービルダーが本気で取り組んだ日本初の福祉車両キャンピングカー。随所に経験に基づいた工夫がされ、完成度の高いクルマになっています。
目次
開発コンセプト
1) 障害を持った人もアウトドアでレクレーションを楽しむ
2) 介助をする人もより出かけやすくする
3) 障害を持つ人たちがグループ行動したときの基地車両の役割を果たす
このコンセプトが練られたのは、ケイワークスの代表黒田氏の長男が3歳のときに重度の障害を負い、15年以上介助をしながら成長を見守ってきた経緯があります。
クルマの開発期間は約2年。障害者も健常者も思うこと、感じることは同じ。だから障害者にも時代に合った道具を提供して豊かさをわかちあいたいという情熱のもとに作られました。

福祉車両キャンピングカーとしての機能
もともとキャンピングカーなら備えている設備も威力を発揮します。
- 介護や休息のためのフラットなベッド
- 吸引機や食事用ミキサー、電気毛布が使える100V電源
- いつでも飲み物が用意出来る冷蔵庫
- 介護時に手を洗うシンク
- 車内で用を足せる簡易トイレ
- いつでも暖かいヒーターが使える室内
- 乗り降りに安全な電動リフト

センターテーブルをセットすると、車椅子を使ったままでリビングを実現します。
ベッド展開では、ケイワークス得意のポップアップルールを採用すれば介助者も上段で一緒に就寝出来ます。
こんな使い方が出来ます
レクレーションに行こう
車椅子の介助を行いながら外出するのは短時間なら大丈夫でも、少し時間が長くなると食事や排せつなど大変。
だんだんと外出する機会が少なくなりがちです。
Liveなら介護設備を備えているので、遠出の負担が軽減されます。

グループの基地車両に
介護が必要な人たちがグループで行動するときに、100V電源がある、水が使える、プライベート空間が出来る、横になれる Liveの存在は基地車両として実用的で、安心感をもたらします。
介護施設で導入することにより、レクレーションの企画を立てやすくなります。

運転は出来るが車椅子が必要な方やハンディキャップを持つスポーツ選手へ
車椅子が必要なスポーツ愛好家はバリアフリー設備が整っていなければ宿泊出来ないため、競技場の近隣で受け入れてくれる宿泊施設を探すのに苦労していました。キャンピングカーのLiveならこの問題を解決します。
ケイワークスからの一言 それぞれの環境に合ったカスタマイズ

ハンディーキャップをお持ちの方や、ご家族の方々にはそれぞれ多種多様なご要望があると思います。
私共は、皆様のご要望を個々にカスタマイズという形でご提案できることが、いままで皆様とご対応させて頂いた終結論と思っています。
現在のモデルを参考に先ずはお気軽にご相談いただければ、最善のレイアウトを喜んでご提案いたします。
今後の展開
Liveは幅広く使われながら改良を加えています。
現在車両後方から車椅子を運び入れるレイアウトですが、サイドドアから車椅子を入れて、運転席の後ろに固定して見守れるタイプの車両も開発中です。
Liveのレンタルも検討中でいろいろなシーンで手助けになることを考えています。
介護タクシーに取り入れることも考えられており、ハンディキャップを持った人たちとその家族の人生がもっと豊かに過ごせることに期待されています。
Live諸元
ベース車両 トヨタハイエース バン DX ハイルーフ
全長:4,695mm / 全幅:1,695mm / 全高:2,240mm
- REVOシートST型 一人掛け×2脚(多彩なシートアレンジが可能)
- 折りたたみ座席(3点シートベルト)
- フロントキャビネット
- サイドボードキャビネット
- オーバーヘッドキャビネット
- センターテーブル
- ベッドマット3枚
- 重歩行用長尺フロア仕上げ
ベース車両 ニッサン キャラバベース
全長:5,080mm / 全幅:1,695mm / 全高:2,285mm
- セカンドシート REVOシートFW型
- センターテーブル
- 車椅子固定レール
- 手すり&テーブルスライダー
- ルーフコンソールBOX
- シンク&SWパネル
- サブバッテリーシステム
- インバーター(家庭用AC100V電源)