デリカD:5がケイワークスとJAOSによって本格的なキャンピングカースタイルに

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デリカD:5がケイワークスとJAOSによって本格的なキャンピングカースタイルに

アクティブなユーザーに人気がある三菱デリカD:5。釣り、スキー、キャンプなど、アウトドアフィールドを楽しんでいる人のなかには、三菱のデリカというクルマを長年愛用してきた人も多いのではないでしょうか。

走破性に加え、快適性が格段に向上した現行モデルのD:5は幅広いユーザーから支持されています。そんなキャラクターのクルマをキャンピングカー仕様にしたのが、ケイワークスの新型デリカD:5クルーズ

そこで今回は、ポテンシャルの高いデリカD:5がどのようにパワーアップしたのか、ケイワークスへ行って調査してきました!

ブラックエディション譲りのフロントグリル

新型デリカD:5クルーズのフロントバンパー

まずはスタイリングですが、ケイワークスのショールームに展示されていたクルマは、 4WDパーツメーカーとして有名なJAOSのアイテムがたくさん装着されていました。

新型デリカD:5クルーズのサイドバー

前後をガードするバンパー、サイドの乗り降りをサポートするバーなど。アウトドアフィールドを自由に走破するオーバーランダー的な印象が強め。すべて、オプション設定されているパーツだそうです。

新型デリカD:5クルーズのタイヤ

取って付けただけではなく、クルマのトータルなスタイリングがまとまっているのは、ケイワークスとJAOSがしっかりとコラボレーションしているからでしょう。ステッカーやカラー変更などで、オリジナリティを出しています。

特にフロントグリルの上部がブラックに塗装されていて、全体のシルエットを引き締めています。ニュージーランドで販売されたブラックエディションが人気だったことから、メタリックのフロントグリルを、あえてブラックにして、アクセントを入れたそうです。最初は気づきませんが、クルマの醸し出す雰囲気が、ノーマルとはまったく違います。

オリジナルシートや回転シートもセレクト可能

新型デリカD:5クルーズのシート展開

インテリアはしっかりとキャンピングカー仕様になっていました。数々のキャンピングカーを生んできたケイワークスらしく。オリジナルのパーツでパワーアップしています。

新型デリカD:5クルーズのセカンドシート

セカンドシートは、キャンピングカーで使われているREVOシートをオリジナル仕様で標準装備。前向き、後ろ向きシートになり、広げるとベッドとしても利用できます。コンパクトにまとめられていて、まるでD:5標準シートのように、インテリアに馴染んでいます。

新型デリカD:5クルーズのサードシート

サードシートは標準シートがそのまま残っていて、フロアにはテーブルの支柱がセットできるようになっているので、セカンドシートとサードシートを使って、リビングエリアとして利用できます。

テレワークスタイルでも安心の電源システム

新型デリカD:5クルーズの回転式フロントシート

フロントシートには回転シートを選ぶことができて、セカンドシートと回転フロントシートで、リビングスペースを展開することも。ショールームなどで、回転シートを使ってみると、便利に使えることから、オーナーの半数近くが回転シートを装着するといいます。

D:5クルーズのお客さんはファミリー層が多いのですが、最近ではひとりで利用するユーザーも目立っているそうです。回転シートを1つだけ入れたり、片側だけをベッドに利用するなど、ひとりでクルマ旅を楽しむスタイルも浸透してきているのでしょう。

新型デリカD:5クルーズの車内

遊びばかりではなく、仕事に利用する人もいて、テレワーク仕様を希望される方も多いとか。そんな時に便利なのが、ケーワークスオリジナルのリチウムイオン「Mevius」システム。なんと、D:5クルーズには、このリチウムイオンサブバッテリーシステムが標準装備されています。

新型デリカD:5クルーズのサブバッテリー

室内のスペースを確保するために、バッテリーは床下の特性オリジナルボックスに収納。この強化されたバッテリーシステムがあれば、どこでもパソコンを使えるし、スマホの充電もできます。パワーがあるので、ベンチレーターなどを動かすことも可能です。

使い方をイメージしているオーナーたち

新型デリカD:5クルーズのポップアップルーフ

JAOSとのコラボレーションによるデザイン性、クルマとしての機能性の高さ、オリジナルセカンドシートの採用、リチウムイオン「Mevius」システム搭載など、D:5クルーズには数々の魅力的なポイントが詰め込まれています。

他にもオプションでポップアップルーフを選べるなど、拡張性が高いのも特徴。ユーザーによっては、オリジナルシートではなく標準シートを選んだり、サブバッテリーレスを希望する人もいて、その仕様はさまざま。実は、キャンピングカーとしてのナンバーを取得していないので、このようにアレンジしやすいというのもD:5クルーズの特徴なのです。

D:5クルーズのユーザーは、こだわりを持った人が多く、自分の使い方をしっかりとイメージしている人が多いといいます。そんな、いろいろな多種多様な要望に応えてくれるのもケイワークスらしさといえるのではないでしょうか。

アクティブなキャンピングカーに乗ってみたい、自分なりのスタイルを求めたいなど、ケイワークスのD:5クルーズなら、あきらめていた夢を実現できるかもしれませんよ。

AURORA Dシリーズ DELICA D:5 クルーズ諸元

サイズ
全長4,800/全幅1,795/全高1,875mm
定員
乗車定員7名/就寝定員2名(OPポップアップルーフで+2名)
標準装備
スライド機能付きオリジナルREVOセカンドシート
リチウムイオンサブバッテリーシステム100Ah、脱着可能な対座テーブル、1000W インバーター(セルスター矩形波)100V電源コンセント付、遮光カーテン6面走行充電システム、デジタル電圧計
価格
¥4,3000,000(税別)~
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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