トイファクトリー製作のオリジナルバスコン「GAKU号」が完成!

キャンピングカー紹介
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トイファクトリー製作のオリジナルバスコン「GAKU号」が完成!

9月20~22日に幕張メッセで開催されたクルマと旅の祭典カートラジャパン2019で、ミュージシャンのGAKU-MCさんとトイファクトリーがコラボしたオリジナルバスコンが初披露された。

以前本サイトの対談記事でも紹介したとおり、GAKU-MCさんはカートラジャパン2019のアンバサダー。2017年、2018年にキャンピングカーで全国ツアーを回るなど、自分流のカートラベルを実践しているライフスタイルが評価され、アンバサダーに選任された。

カートラジャパン2019の目玉のひとつとなったオリジナルバスコンGAKU号は、実際にキャンピングカーで旅をしてきたGAKU-MCさんの要望をもとに、キャンピングカービルダートイファクトリーがオリジナルで製作したスペシャル仕様だ。

オリジナルキャンピングカー製作にあたって、GAKUさんからの要望は以下の4点。

  • ツアーメンバーの4人が公平に、のびのびと寝られること
  • みんなで語り明かせるようなスペースを設けること
  • ツアー機材を積み込めること
  • オシャレで楽しいクルマであること

これらを踏まえ、トイファクトリーならではのセンスと技術で作り上げたオリジナルバスコンGAKU号。今回は、その全貌をじっくりと紹介する。

トイファクトリーGAKU号外観正面

機動性とオシャレなルックスを両立したエクステリア

トイファクトリーGAKU号外観リア

ベース車両は、トヨタのマイクロバス・コースタービッグバン。全国各地を旅して回るGAKUさんのライフスタイルを考慮して、あえてロングボディではなく、機動性に優れた全長6255mmの標準ボディをセレクトしているのがポイントだ。

GAKU号のデカール

エクステリアは、「オシャレで楽しいクルマであること」というGAKUさんの要望を踏まえてカスタムされている。純正ベージュメタリックのボディは、ボトム部をマットブラックでペイントすることでイメージをギュッと引き締め、リアサイドウインドーのオリジナルデカールでGAKU号のアイデンティティをさりげなく主張。ボディ右サイドには、完全オリジナルの専用出窓を完備して、大人4人で移動&生活するのに「広すぎず、狭すぎない」ジャストサイズの居住空間を作り上げている。

GAKU号のルーフテント

ボディの上部には、ルーフラックとルーフテントを装備。オシャレでアクティブなイメージと、遊び心を演出した。

GAKU号のリアカーゴ

「ツアー機材を積み込めること」を考慮した、カーゴスペースの作り込みにも注目だ。リアゲートは、開口部が広く荷物の積み降ろしが効率的に行える観音扉。リアカーゴは、事前にGAKUさんがツアーに持参する機材の寸法をヒアリングして、それに合った積載スペースを確保している。空間効率に優れた無駄のないカーゴレイアウトは、キャンピングカーの機能性にこだわるトイファクトリーの面目躍如というべきもの!

ウッドを多用したバンライフ風インテリアメイク

GAKU号の車内

GAKU号のハイライトは、完全オリジナルのインテリアメイク。GAKUさんの要望である「みんなで語り明かせるようなスペースを設けること」を念頭に、現在日本で大きなムーブメントとなっているバンライフのテイストを取り入れたウッド仕上げの山小屋風デザインで、ゆったりと落ち着ける空間を作り上げている。

GAKU号のダイネット

ビジュアルはもちろん、使用する素材や作り込みにこだわっているのも、スペシャル仕様のGAKU号ならでは。天井やサイドウォール、フロアにはトイファクトリーの本社がある岐阜県産、東濃ヒノキを使用し、板材の木目をそろえて張ることで美しいビジュアルを実現。細部を宮大工と共に仕上げるなど、随所にトイファクトリーらしいこだわりが詰め込まれている。リラックス効果のあるヒノキの香りに包まれたインテリアは、まさに最上級のプライベート空間だ。

GAKU号の車内

プライベート感を確保するオリジナルベッドレイアウト

GAKU号のベッドルーム

インテリアでもっとも特徴的なのが、独創的なレイアウトの常設ベッドスペースだ。「ツアーメンバーの4人が公平に、のびのびと寝られること」というGAKUさんのオーダーを形にするため、リアの左右に2段タイプのベッドを配置して、4人がゆったりと寝られる就寝スペースを確保している。

GAKU号のベッド

最大のポイントは、あえて左右のベッドを前後にオフセットしたこと! この工夫によって、寝返りを打っても隣のベッドで寝ている人と顔を合わせることがなく、プライベートな空間をしっかり確保することに成功している。キャンピングカーの使い方を熟知した、トイファクトリーならではのアイデアだ。

快適な旅を演出する充実のキャンパー装備

GAKU号のキッチン

エントランスを入って右手には、ウッド素材で作り込まれたキッチンをレイアウト。キッチンカウンターにはカセットガス仕様の1口コンロとシンク、ユニット下部には40リットル冷蔵庫と電子レンジがスマートにインセットされ、旅の間は毎日自炊をするというGAKUさんにピッタリの、使い勝手の良いキッチンに仕上がっている。

GAKU号のキッチンコンロ GAKU号のエアコン

キッチン上部には、家庭用エアコンもセットされている。大容量サブバッテリーと225Wソーラーパネルの組み合わせで、サブバッテリーでも稼働できる快適な空調システムを構築。GAKUさんとスタッフの男4人の長期旅を快適にサポートする。

GAKU号のトイレルーム

エントランス左手には、十分な広さを持つマルチルームを配置。限られた車内空間に個室を確保することで、収納やトイレとして便利に活用できるスペースとした。

GAKU号の車内天井

美しいヒノキの木目が際立つ天井には、ルーフベントや照明以外に、JBL製スピーカーがインストールされているが、これは「移動中や滞在中でも常に音楽を楽しめるように」という配慮から。クラシカルなデザインの照明は、船舶用のライトを使用。純正のハロゲンバルブから暖色系のLEDに変更することで、温かみのある光と省電力を両立させている。

カートラベルを熟知したGAKUさんの要望を、トイファクトリーのセンスと技術で形にした、オリジナルバスコンGAKU号は、カートラジャパン2019アンバサダーの副賞として、GAKUさんに1年間無償で貸与される。

今年の秋に行われるGAKU-MCさんのGAKU-MC ソロデビュー20周年記念 Anniversary Live Tour ハタチ旅では、音楽と、夢と、仲間を乗せて、GAKU号で全国のライブ会場を回る予定。世界に1台のオリジナルキャンピングカーで、旅の達人GAKUさんがどんなカートラベルを楽しむのか。GAKUさんとGAKU号の今後に注目したい。

GAKU-MCソロデビュー20周年ハタチ旅

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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