「通勤からキャンプ旅までこれ1台!」バンコンオーナーインタビュー

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「通勤からキャンプ旅までこれ1台!」バンコンオーナーインタビュー

ハイエース・スーパーロングベースのバンコンに乗って、キャンピングカーライフを満喫している堀井さんファミリー。愛車のウォーク・タイプAは、自身の職業である自動車整備士の経験を活かして、クルマとしての性能をトータルでグレードアップ済み。走行性能と居住性を両立したお気に入りの愛車を、毎日の通勤からキャンプ場を拠点にした観光旅行までフル活用している。

堀井裕美さん(45歳)京都府
愛車:ウォーク・タイプA(ドリーム・エーティ)
家族構成:夫婦+子供2人
キャンピングカー歴:2年半(このクルマが1台目)

キャンピングカー購入の経緯

ウォーク・タイプAの外装

バンコンを購入したキッカケと購入までの流れを教えてください。

今のクルマの前は、ステップワゴンで車中泊、キャンプ、スキー&スノーボードを楽しんでいました。当然、クルマの中で着替えをしたり、車中泊をする機会が多くなりますが、ミニバンだと屋根が低くてちょっと窮屈なんです。だから、「車内で立って着替えられる」キャンピングカーには、以前から興味を持っていました。

それで、大阪のキャンピングカーショーを見学に行って、今のクルマに出会ったんです。1回目と2回目のショー見学では各ビルダーのブースでいろいろなクルマを見て回りましたが、購入モデルをウォーク・タイプAに絞った3~4回目のショーは、車両の購入を具体的に進めるのが目的でした。

もともと候補はバンコンに絞っていたんですか?

レジャーだけではなく通勤車としても使用できるように、購入モデルは最初からバンコンと決めていました。自動車整備士という職業柄、クルマ本来の性能にもこだわりがあるので、そういった意味でもバンコンはベストな選択だったと思います。

数あるバンコンの中から現在のクルマを選んだ理由は?

ウォーク・タイプAの内装

ズバリ、内装レイアウトですね。もともと、「ベッドの空間が広くて、高さがあるクルマ」がキャンピングカーに求める絶対条件でした。ほかのメーカーのバンコンは、横に家具があってその分フロアのベッドが狭くなるレイアウトが多いですが、ドリーム・エーティーのウォーク・タイプAは、ダイネットを展開すると車内の幅いっぱいまでベッドになるんです。家族4人が川の字に寝られる全面ベッドが、一番の決め手でしたね。

あとは、カーテンなどの必要最低限の装備が標準化されていることや、作りが頑丈で子供が飛び跳ねても大丈夫なことなども魅力でした。もちろん、車両価格もクルマ選びの大切な要素。同じような内容のバンコンを数台見積もりして比較したところ、今のクルマが金額的にお得だったのもポイントでした。

クルマ本来の性能をトータルで向上

愛車のこだわりを教えてください。

職業が自動車整備士なので、まずは「クルマとしての性能アップ」にこだわりました。毎日乗る通勤車でもあり、家族を乗せていろいろなところを走るレジャーカーでもありますから、安全・快適に走れるのが大前提です。

スタビライザー

足回りには、フロント強化スタビライザー、リアスタビライザー、強化トーションバー、強化ショックアブソーバーを組み合わせて、安定性や乗り心地などの走行性能を向上させています。フロントシートは、長距離運転でも疲労が少ないようにホールド性の高いレカロシートに交換。気軽に走り回るには燃費も重要な要素なので、エンジンの点火系にも手を入れるなど、走りに関わる要素をトータルでグレードアップしています。

レカロシート

リアのルーフに付いているのは、トイファクトリーのソーラー台座ですか?

ソーラー台座

クルマのボディにはできるだけ穴をあけたくなかったので、トイファクトリーさんの台座を使って220Wのソーラーシステムを構築しました。見た目がスマートなので、自分的にもすごく気に入ってますね。DIYで1500Wインバーターも装着して、長期のクルマ旅でも車内で安心して電化製品が使えるようにしてあります。

アウトドアからクルマ旅まで愛車をフル活用

ウォーク・タイプAの車内

愛車をどのような用途に活用していますか?

まず、毎日会社まで往復する通勤車として使用しています。見た目が普通の1BOX車だし、走りもいいので、不満を感じることはないですね。そこは、やっぱりバンコンならではの大きなメリットだと思います。

ウォーク・タイプAの荷室

休日の楽しみ方としては、各地のキャンプ場を拠点にしながら観光の旅行をするのがメインです。たまに道の駅で休憩・仮眠もしますが、もともとテントを積んでバイクツーリングをしていたこともあって、今でもキャンプが遊びの中心です。ゴールデンウイークや夏休みはキャンプ旅に行って、1~2月の冬シーズンはスキー&スノーボードや雪遊び。走る場所や止める場所に困らないバンコンの機動力を活かして、三重や愛媛でキャンプをしたり、オフ会で和歌山や静岡に行ったりと、1年中家族で遊び回っています。

キャンピングカーがあってよかったこと

ウォーク・タイプA

キャンピングカーを購入して良かったことは?

ステップワゴンに乗っていた時からの流れで、今も同じような遊び方をしていますが、やっぱりキャンピングカーは快適性が段違いですね。とにかく、家族全員がゆったり寝られるのが最高です。キャンプ道具などの荷物もたくさん積めるし、長距離ドライブも快適にこなせるし、普段乗りもできる。使い勝手は、文句なしです!

これからどんな楽しみ方をしていきたいですか?

子供たちが10歳、4歳とまだ小さいので、家族4人で日本中いろいろな場所に行って、たくさん思い出を作りたいです。そこでしか見られない景色や、そこでしかできない体験、そこでしか味わえない美味しいもの、それを家族で共有できるのがキャンピングカーの魅力ですから。いつかは、北海道に渡ってキャンピングカーで長期のキャンプ旅をするのが夢ですね。

WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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