広さや走行性能に大満足！トイファクトリーが作るフィアットデュカトキャンピングカーオーナーの声

世界各国で愛されているフィアットデュカトですが、国内でもベース車両が正規輸入販売されることとなり、マーケットでも広く浸透してきたイメージです。

これまでは、海外メーカーがフィアットデュカトをベースにキャンピングカーを作り、国内のディーラーが輸入販売をしていました。しかし、ベース車両で正規に輸入されることになり、国内メーカーが作った、フィアットデュカトベースのキャンピングカーが次から次へと誕生しています。

正規販売代理店は数社に限られていますが、正規ディーラーとしてのアフターメンテナンスの環境が整っていることで、フィアットデュカトベースのキャンピングカーでも、安心して乗れることが、その広がりをバックアップしているようです。

そんな正規販売代理店の1つでもあるトイファクトリーでは、ユーロトイというブランドで、フィアットデュカトベースのキャンピングカーを多数扱っています。

2024年10月に行われたトイファクトリーのキャンプ大会では、ユーロトイオーナーも参加していて、フィアットデュカトベースの国産キャンピングカーモデルも目立っていました。

そこで、いち早くフィアットデュカトベースのキャンピングカーを手に入れたオーナーに、その使い勝手について話を聞いてきました。

プロの視点で「家具の収まりの良さ」を感じたトイファクトリー

トイファクトリーが作ったフィアットデュカトベースのキャンピングカーでフラッグシップモデルといえるのがこのダヴィンチです。特別内装のルッソ、そして、ボディサイズの違いによって、6.0と5.4が設定されています。

ヨーロッパの最新デザインを採用し、国内での使いやすさを追及したモデルです。断熱のトイファクトリーともいわれるように、断熱処理がしっかりと施工されているのが特徴。これまでハイエースのキャンピングカー製造で培ってきた技術を輸入車ベースでも生かしているのです。

そんなダヴィンチ6.0をセレクトしたのは永屋さん。以前はトイファクトリーのハイエースキャンピングカーGTに乗っていたそうです。ペットとの旅行のため、キャンピングカーに乗り始めたといいます。

数多くあるキャンピングカービルダーからトイファクトリーを選んだ理由は、永屋さんの職業柄もあったようです。

「仕事で急に時間が空いてしまうことがあって、ペットとの旅行を考えたら、気軽に旅行に出かけられるキャンピングカーが良いのでは、と思ったのがきっかけです。建築関連の仕事をしているのですが、トイファクトリーのカタログ、そして、実際のクルマを見てみて、家具の収まりの美しさに目が止まりました」

そして、GTを購入して、数年後、このダヴィンチへ乗り換えることに。

「大きなクルマが欲しくなってきたのですが、キャブコンには抵抗がありました。そんな時、トイファクトリーがフィアットデュカトベースのキャンピングカーを作る事を聞いて、すぐに乗り換えすることを決めました」

実際に乗ってみて、横風の影響も少なく、高い走行性能に満足しているといいます。そして、室内の広さも実感していると。キャンピングカーに乗り初めて、出かける頻度が上がったという永屋さんですが、さらにこのクルマで、旅行の質も向上したのではないでしょうか。

運転席からリアまでストレスフリーで移動できる広さに感激

トイファクトリーが作ったフィアットデュカトベースのキャンピングカーで最初にオーナーの手元に渡ったのがこのクルマ。ユーロトイのダヴィンチ6.0です。ボディ全長が5,995㎜、室内高は1,880㎜もあります。

動線がしっかりと確保されていて、フロントの運転席からスムーズにリアベッドエリアに移動することができるレイアウトです。広いマルチルームもあって、室内全体に広さを感じられるのが特徴といえるでしょう。

オーナーの狛林さんは大型犬を2頭飼っていて、大きなキャンピングカーを探していたといいます。

「以前乗っていたキャンピングカーはトイファクトリーのヴォーグです。もう少し大きなキャンピングカーがいいな、と次のキャンピングカーを探していました。ハイエースからハイエースへの乗り換えは嫌だったので、キャブコンも視野に入れて探していた時、トイファクトリーからフィアットデュカトベースのキャンピングカーを作る事を聞いて、すぐに注文してしまいました」

ベッドスペース、マルチルーム、すべてが大きくなって余裕が生まれました。運転席からリアまでストレスフリーでウォークスルーできるレイアウトもお気に入りのようです。

大きなキッチンは特に満足している、といいます。タンク容量が大きくなったことで、水の補給回数が減ったこともストレスを解消してくれます。また、気兼ねなくシャワーを使えることにも便利さを感じているとも。

クルマが大きくなりましたが、ドライビング性能にも満足している様子でした。

「フィアットデュカトの走りの良さに満足しています。アクセルを踏み込むとスムーズに加速するし、ロールも少ないです。横風の影響をあまり受けないのには驚きました。早速、東北を一周してきましたが、走りもストレスフリーでした」

ストレスを感じることがない、室内レイアウト、走行性能。この快適なキャンピングカーで北海道へ行ってみたい、と次なる目標を語ってくれました。

いつでもディズニーを感じることができるDA VINCI 6.0〈DISNEY100〉EDITION

ディズニーが大好きな内木さんファミリーが手に入れたのは、ウォルトディズニーカンパニー創立100周年記念モデルのキャンピングカーダヴィンチ6.0＜ディズニー100＞エディションです。

このクルマは限定5台で製造され、抽選販売されたモデル。その希少なキャンピングカーを手に入れたのです。ディズニー好きにとっては、うれしい奇跡でした。

エクステリアは100周年記念モデルとしてのテクスチャーがデザインされていますが、それほどディズニーを感じることはありません。そんな外観に物足りなさを感じた内木さんは、ボンネットにミッキーマウスをイメージしたワンポイントを加えています。

サイドのスライドドアから中へ入ると、室内はディズニーらしさに包み込まれる特別な空間が広がっています。ディズニーが好きな七海ちゃんも大満足の様子。エントランス脇にあるグラフィックからテンションを上げてくれます。

ディズニーランドのキャストをしていたこともあって、ディズニーとの繋がりもある内木さん。このモデルがどうしても欲しかったけど、購入前に気になることが。でも、そんな不安もトイファクトリーのスタッフの協力もあって解決したそうです。

「以前はGTに乗っていました。うちはワンチャンが7頭もいるので、より大きなキャンピングカーが欲しかったのですが、駐車場のスペースが制限されていたこともあり、ハイエースベースのキャンピングカーだったんです。でも、このクルマを購入するためにカーポートを改装しました。同じサイズのデュカトを持ってきてもらって、サイズも確認しています」

デザインやサイズで購入を決めましたが、走行安定性には文句のつけようがないといいます。室内は高さがあり、快適性が向上。四国を１周したり、長距離の旅行が増えました。

「なんといっても、このディズニーの雰囲気を常に感じられるのは、家族全員が満足しているポイントです。みんなが好きなディズニーの空間に集まって、家族の時間も増えたようです」

リアのベッドルームにはディズニーのキャラクターがデザインされた寝具がセットされた内木さんファミリーの特別なスペース。ここでは、行った先で、その日の始まりと終わりに、ゆっくりとくつろいでいるそうです。

フィアットデュカトの広さ、そして、走行性能の高さについて、各オーナーが声を揃えて、その素晴らしさを語ってくれました。そして、それぞれのファミリーにとって、特別な体験をもたらしていることが伝わってきます。

トイファクトリーのクルマ作りへの思いが、そのままオーナーに伝わっているようでした。トイファクトリーでは、フィアットデュカトの走行性能をさらにアップさせるオプションも用意していて、特に走行性能の追及にはこだわりがあるようです。

これからも、オーナーの素晴らしい体験のパートナーとして、トイファクトリーのフィアットデュカトベースキャンピングカーが活躍することは間違いないようです。