ケイワークスから新型軽キャンパー「EXCLUSIVE MINI Bird」が登場!

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ケイワークスから新型軽キャンパー「EXCLUSIVE MINI Bird」が登場!

バンコンシリーズにリチウムイオンバッテリーを標準搭載するなど、常に上を目指してきたケイワークスから、軽キャンの最高峰モデルとなるEXCLUSIVE MINI Birdがリリースされました。

「快適な旅をペットと共に…」というコンセプトで、上質な軽キャンパーを開発。その、質感の高さ、豪華な設備、キャンピングカーとして目指した上級クラスの世界を紹介します。

上位機種キャンピングカーEXCLUSIVEの名を授かった最高峰軽キャンパー

EXCLUSIVE MINI Bird

ケイワークスではハイエースなどをベースにしたバンコンを展開しています。その中でもアッパークラスにあたるのがEXCLUSIVEシリーズ。その、上位機種の軽自動車モデルとして今回のEXCLUSIVE MINI Birdが誕生しました。

コンパクトなボディにどのような設備を積み込んで、さらに、質感を高めてきたのかが気になるところです。EXCLUSIVEシリーズでは、大人の落ち着いた雰囲気が印象的でしたが、軽自動車にその世界観を再現できるのかが注目されます。

EXCLUSIVE MINI Birdの車内

東京キャンピングカーショーの会場に展示されていたEXCLUSIVE MINI Birdは、リアにテーブルが接続され、独特の世界観が広がっていました。よく見ると足元にはペットのケージがあります。ペットとの旅行を想定したモデルであることが分かります。

レイアウト的にはリアに横向きベンチが設置でき、その前にシンクなどとつながるテーブルが装備されています。軽自動車の車内スペースに本格的なキャンピングカー設備が詰め込まれていました。

充実した家電

右側キャビネットには充実した家電が並んでいます。オプションのDC12Vクーラー、電子レンジなど、車内スペースにそれほど干渉することなく、セットされています。

天井部分にも収納スペースが確保され、収納力も高くなっています。もちろん、シート下にも荷物を入れることができるので、ペットアイテムなどを保管するスペースとしても利用できることでしょう。

軽キャンピングカーに搭載された充実の電源システム

サブバッテリーのコントロールパネル

サブバッテリーにはリチウムイオン電池が採用されました。標準サイズで容量100Ah。最大300Ahまで拡張できるようになっていました。さまざまなオプションアイテムを利用するには十分といえるでしょう。

リア右サイドのカウンター部分にコントロールパネルなどが設置されていて、特にバッテリーの状態を表すモニターは、車内のどの位置からも視認性が高くなっています。

インバーター

インバーターは出力2000Wタイプが標準装備されています。このサイズであれば、電子レンジやドライヤーなどの高出力家電にも対応可能です。

家電を同時に使うこともあるので、自分たちのキャンピングカースタイルでは消費電力が少ないと思っているオーナーにとっても、余裕のあるインバーターを搭載することがおすすめ。その際、この2000Wぐらいがちょうどいいのかもしれません。

オプションのDC12V駆動のクーラー

オプションでDC12V駆動のクーラーが設定されています。設置場所はセカンドシート横。コンパクトな室内機のおかげで、室内空間を圧迫することもありません。このタイプのクーラーは、室外機との組み合わせで使うので、クーラーの配管工事が必要です。

最初からクーラー搭載を視野に入れて設計されているので、クーラーのダクトが車内で目立つこともありません。専用設計らしく、スッキリとクーラーが設置されているのが分かります。

電子レンジ

車内調理に電子レンジを利用するキャンピングカーが増えてきました。火を使わないので、安全性が高く、リチウムイオンバッテリーなどのコンパクトで高出力なバッテリーが現れたおかげで、電子レンジが一般的になってきました。

本格的な調理をしなくても、コンビニエンスストアのお弁当を温めたり、チルド製品の電子レンジ調理など、いろいろなシーンで活躍してくれます。

上質を追求した軽キャンピングカー「EXCLUSIVE MINI Bird」

フルフラットベッド

ベース車両はダイハツ新型アトレー。車内全体がフルフラットベッドに展開できるようになっています。シート生地も耐久性の高いタイプが採用され、ペットと一緒に過ごしても、お掃除しやすいのが便利。簡単に展開できて、ベッドマットを組みわせることで、ベンチのような使い方もできます。

落ち着いたカラーリングもケイワークスのEXCLUSIVEシリーズと同じ仕上げ方といっていいでしょう。

キッチン

リアの右サイドにキッチンが設置されています。シンクや折りたたみ式のテーブル、そして、さっと手を伸ばせば利用できる電子レンジなど、使いやすいレイアウトで設計されているのが分かります。

リア右サイド後方にシンクがありますが、その正面にある壁は、ウッド系のテクスチャーが美しいカバーで覆われていました。間接照明が、プレートの凹凸を浮かび上がらせ、独特の雰囲気を出していました。

オプションのFFヒーター

快適性を追求するには空調関連のオプションを充実させる必要があります。FFヒーターなどもオプションで設置しておけば、クーラーと合わせて、通年、快適な環境で軽キャンピングカーを楽しめることでしょう。

ペットと一緒に行動するのであれば、寒い冬に効果を発揮するFFヒーターは是非とも装備したいアイテムです。

マキタの冷蔵庫

EXCLUSIVE MINI Birdの展示車両はオリーブカラーで仕上げられていました。アウトドアをイメージさせるナチュラルなカラー。その脇にはマキタの冷蔵庫が置かれ、同じカラーリングで、その世界観を展開しています。

このように、自分でアレンジしながら、さらに快適性やスタイルを拡張するにも、このEXCLUSIVE MINI Birdは適しているのかもしれません。最高峰レベルの軽キャンパーであり、自分たちのアレンジができる軽キャンパーに注目です。

EXCLUSIVE MINI Bird諸元

ベース車
アトレーRS
駆動方式
2WD FR
車体サイズ
全長3,395mm/全幅1,475mm/全高1,890mm
定員
乗車定員2名/就寝定員2名
車両本体価格
¥3,980,000〜
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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