キャンピングカーで行ける!全国のスキー場情報

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キャンピングカーのいいところはたくさんありますが、中でも時間の使い方が自由になるという点は、アウトドアの楽しみ方の可能性を大きく広げてくれます。たとえば、キャンピングカーとスキー・スノボの組み合わせ。早朝からナイターまでしっかり滑りたいアクティブな人なら、スキー場の駐車場に早めに到着して、スキー場のオープンにあわせて準備したいですよね。また、小さな子どもを連れてのスキーやスノーボードなら、途中でお昼寝できるベースがあったほうが便利です。そんなスキーヤー・スノーボ-ダーの気持ちに応える、キャンピングカーOKのスキー場が増えてきています。

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そこで、キャンピングカーで利用できる全国のスキー場をピックアップしてみました。広さが十分で、駐車場そばにお手洗いやインフォメーションセンターがあり、無料で開放しているなど、出入りが自由な駐車場であること。近くに立ち寄り温泉などがある場合はその情報も併記します。ただし、たいていの駐車場で除雪などのため、時間に関わらず移動が必要な場合があります。あくまでも、仮眠程度の駐車場利用を想定していますので、長期滞在については各スキー場にお問い合わせください。

信州・岐阜エリアのスキー場

長野県白馬エリアでキャンピングカーにおすすめのスキー場は、鹿島槍スキー場です。電源つきのキャンピングカー専用駐車場が登場。有料ですが予約できるので、キャンピングカーで安心してスキー・スノボを楽しめるようになりました。ほかにも長野県白馬エリアのスキー場は、キャンピングカーフレンドリーな駐車場が多いです。もともと登山客が、長期登山のためにスキー場の駐車場を利用していたこともあり、滞在の際はひと声かけておけば、除雪などの邪魔にならない場所に誘導してくださる文化が根付いています。

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HAKUBA VALLEY鹿島槍スキー場(長野県)

キャンピングカー専用駐車場があり、予約可能。電源つき1泊1000円。ただし、駐車場までの坂道が少し急なため、牽引車、大型車、冬用タイヤでない車両などの場合は道の状況により注意が必要。専用サイトの近くにスキー場のセントラルプラザがあり、トイレの利用が可能。セントラルプラザ内に空中大展望浴場「ハイランドスパ」があり、12時~17時30分まで営業。
URL:http://www.kashimayari.net/snow/

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エイブル白馬五竜(長野県)

国道から駐車場まで除雪された道で走りやすく、アクセスが良い。無料駐車場は夜間駐車禁止と書かれているものの出入り自由で、早朝にキャンピングカーが利用していることも多く、除雪の際に移動すれば問題ないとのこと。駐車場そばのエスカルプラザのフロントは24時間営業でトイレが利用でき、ほかにも仮眠ルームや更衣室などの設備が整っている。温泉大浴場を備え、12月23日~4月1日までのシーズン中は12時~21時30分まで営業 URL:http://www.hakubaescal.com/winter/

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白馬47Winter Sports Park(長野県)

白馬五竜との共通リフト券を採用。駐車場までは雪道走行となるため、冬用タイヤが必須。駐車場そばにあるベースセンター「ユークリッド」は早朝6時から営業。更衣室やシャワールーム完備。トイレは24時間利用可能。
URL:https://www.hakuba47.co.jp/winter/

白馬岩岳スノーフィールド(長野県)

ゴンドラ山麓駅前の大型駐車場は1000台収容可能。そのほか3か所の駐車場がすべて無料で24時間入場可能。大駐車場内に更衣室とトイレがあり、道路を挟んだ第4駐車場の近くに温泉施設「岩岳の湯」があり、期間中毎日12時~21時まで営業。
URL:http://iwatake.jp/

高鷲スノーパーク(岐阜県)

中部・西日本最大級のスキー場。最寄りのICから10分という好アクセス。駐車場は24時間利用可能で、普通車、軽自動車、キャンピングカーともに有料(1000円)です。隣接するセンターハウス内のトイレは24時間利用可能、ただし夜間は照明が落としてあるので注意が必要。更衣室は7時から、インフォメーションは7時30分からオープン。近くに日帰り温泉施設が点在している。
URL:http://www.takasu.gr.jp/

越後湯沢エリアのスキー場

電車で首都圏からのアクセスが良い越後湯沢。多数のスキー場がある中で、大型の駐車場があるスキー場は、キャンピングカーにも人気です。

湯沢中里スノーリゾート(新潟県)

越後湯沢の数あるスキー場の中でも、最寄りのICから5kmとアクセスの良さが魅力。駐車場は全日無料開放、駐車場そばのマウンテンテラスは更衣室やキッズルームなどを備え、トイレは24時間利用可能です。越後中里駅から直結の中里スキーセンターに大浴場があり、スキー場利用者は無料で利用できる。
URL:http://www.yuzawa-nakazato.com/winter/

かぐらスキー場(新潟県)

越後湯沢と苗場の中間に位置する、標高の高いスキー場。駐車場はみつまたステーションと田代ステーションの2か所にあり、土日などの特定日以外は無料。駐車場のロープウェー乗り場のトイレが24時間利用できる。みつまたステーション近くには道の駅と日帰り温泉「街道の湯」、田代ステーションの近くには日帰り温泉「宿場の湯」がある。
URL:http://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/

東北エリアのスキー場

アルツ磐梯(福島県)

ホテル運営会社「星野リゾート」が運営するスキー場。駐車場は平日無料、土日など特定日は有料で、普通車1000円、中・大型車3000円。24時間利用可能で収容台数3000台。第1、第3の駐車場内にトイレあり。
URL:https://www.alts.co.jp/

安比高原スキー場(岩手県)

八幡平に広がる高原リゾートスキー場。最寄りのICから国道または県道で20分と好アクセス。安比リゾートセンター前に7000台収容の無料大駐車場があり、24時間入退場可能。トイレはローソン駐車場構内の公衆トイレ(安比高原さわやかトイレ)を利用できる。大型車の場合、係員が除雪などの邪魔にならない場所へ誘導。
URL:https://www.appi.co.jp/ski

西日本のスキー場

西日本エリアのスキー場は、駐車場が有料であってもキャンピングカーの料金があらかじめ設定されていることが多く、キャンピングカーで来場することが想定されているところが多いように感じました。

芸北高原大佐スキー場(広島県)

ペンギンがゲレンデをお散歩する「ペンギンデー」の開催、横幅400mの広々ゲレンデなど、子どもが楽しめるスキー場。無料仮眠施設や無料休憩室などがあり、キッズルームや授乳ルームを備えた「レストハウス」のトイレは24時間利用可能。
URL:http://osaski.co.jp/

スキーパーク寒曳(広島県)

広島市内から1時間、最寄りのICから7分と好アクセス。駐車場は24時間利用可能、駐車場そばの「銀の森」にはレストランや温泉があり、1階のトイレは24時間利用可能。降雪時は除雪のため、車の移動が必要な場合あり。
URL:http://kanbiki.jp/

アサヒテングストンスノーパーク(島根県)

周辺エリアの中では雪質の良さ、初心者から上級者まで多彩なコースが魅力のスキー場。最寄りのICから8kmと好アクセス。駐車場は第1、第2駐車場あわせて1300台収容可能。キャンピングカーは、第1、第2駐車場いずれも駐車可能、ただし第1は2000円、第2は無料。第1駐車場のあるベースエリアに仮眠室を備えたレストハウスがあり、無料で利用できる。(平日6時~16時、土日祝5時30分~16時)
URL:http://asahi-tengusuton.com/

上記だけでなく他にも、キャンピングカーで訪れることができるスキー場はまだまだありますが、サイトなどで広く周知しにくいこともあるようです。気になるスキー場があれば、一度問い合わせてみることをおすすめします。

WRITER PROFILE
渡部郁子(わたなべいくこ)
渡部郁子(わたなべ・いくこ)

アウトドアナビゲーター、温泉ソムリエ、温泉好きのアナウンサー。
お湯アナなどの肩書で、JFNラジオ「JOYFUL LIFE」ほか、山と温泉と音楽をテーマに様々なメディアで情報を発信中。子どもにやさしい温泉や山、フェス情報など、子どもといっしょに楽しむアウトドアスタイルを提案しています。

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