
そうだ、九州に行こう!とやってきましたが、久々の九州には、さらに魅力的なRVパークが開設されていて、それも十分に堪能することができました。
もう少し九州に滞在したい!と後ろ髪を引かれるような思いで、いつもなら、高速道路で一気に帰路につくのですが、今回は山陽エリアの下道(一般道路)をゆったりまったり帰りました。これもまた日本海側とは違って味があり、新たな発見もありました。
高速道路は快適ですが、スケジュールに余裕があれば、下道&RVパークの組み合わせは最強だなと改めて感じたくるま旅でもありました。
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RVランド 九州・鳥栖展示場/RVランド メンテナンスファクトリー

滅多に行けない九州、それもその地元のキャンピングカー企業訪問となると、その機会は更に少なくなります。せっかくの九州くるま旅なのでと今回訪問したのは、九州・鳥栖にあるRVランドさんです。
RVランドさんと言えば、人気のバスコン制作、輸入車ハイマーを扱い、レンタルキャンピングカーも手掛け、茨城県本社では5000坪の広大な敷地に常時60台以上のキャンピングカー・キャンピングトレーラーを展示する日本最大級の展示場で有名ですが、九州にも立派なキャンピングカーの展示・販売拠点とメンテナンス拠点があります。
実は、前身の「プラムフィールド」さんだった時に一度、こちらには訪れた事がありました。RVランド 九州・鳥栖展示場となった今でも、お洒落なレストランだと間違って入ってしまいそうな雰囲気はそのままでした。


一方の久留米にあるRVランド メンテナンスファクトリーは、プラムフィールドを運営されていたエシマ自動車さんがその前身ですが、その名前のメンテナンスファクトリーの通り、基本的な整備は勿論、本格的な補修までも出来る設備が整っているキャンピングカーメンテナンス拠点と言えます。
遠く離れた旅先でのトラブルは非常に不安になるものですが、メンテナンスファクトリーがあれば安心です。これはくるま旅人には嬉しいですね。

RVパークべんがら村(福岡県)
九州キャンピングカーショーに行く途中で距離・時間的にちょうど良いと軽い気持ちで利用しましたが、実際は望外に快適なRVパークでした。設備も綺麗で、温泉付き、レストランにカフェ、そして、地ビールのブルワリーまであって一発でお気に入りになる最高の施設でした。
今回は利用しませんでしたが、カットサロンにフィットケア、そしてフィットネスジムまでありますから、フィットネスジム→ボディケア→温泉→地ビールと料理→RVパークでバタンキューとう図式が頭の中に瞬時に組み立てられます。
屋外には遊戯施設「ふあふあドーム」があって、子供たちが大喜びで遊んでいました。これはどこかに行く途中で利用するよりも、一日じっくり滞在して楽しんでも良いRVパークでした。


RVパーク みちしお(山口県)
高速道路やバイパス道路が出来て、旧道のドライブインが廃れるという話はよく聞きますが、そんな状況でもしっかりと営業している成功事例と言っても過言ではありません。
ここのドライブインには、目玉の貝汁を始めとした多種多様なメニューのお食事処は勿論、隣には天然温水、そして広々とした駐車場の一画には、本格的なRVパークが整備されています。しかもゲートで隔離されているので、安心&落ち着いて過ごす事ができます。
更に嬉しかったのは、RVパークの利用料に、温泉入浴無料券が、なんと2枚も含まれていた事です。これはご夫婦で入っても良いですし、おひとり様なら晩と朝の2回、入浴ができ、正直、RVパーク利用料とトントンとまではいかないまでも、これはメチャクチャお得です。某キャンピングカービルダー社長が常連だというのも頷けます。


RVパーク道の駅湖畔の里福富(広島県)
広島県最大級の複合施設である道の駅にあるRVパーク。福富ダムに湖水を望む場所にありますが、RVパークはその道の駅から道路一本挟んだお向かいの第2駐車場にあります。こちらには専用のトイレがあるので、その都度、道路を渡って道の駅に行く必要はありません。
但し、シャワーやレストランは、道の駅側にあるので、利用の際は道の駅に行く事になりますが、そんなに遠くないので、良い運動になります。
「手ぶらで一日遊びつくそう」のキャッチフレーズの通り、デイ/宿泊キャン場、21種類のアトラクションがあるふれあい広場に、展望台に多目的グラウンドや芝生広場、多目的ホールなどもあります。ここも、旅の途中で立ち寄るだけでなく、一日くらい滞在したくなるRVパークです。


RVパーク SQUARE(兵庫県)
恐らく現時点で人気観光スポット国宝五城の一つ姫路城に一番近いRVパークです。距離にして約6キロちょっと。混んでなければ車なら約15分位で行けます。
驚きなのは、何とお隣、徒歩数分のところに、お洒落な大型ショッピングストアがあり、スーパーやドラッグストアに百均ショップから、美味しいお食事処まであります。
RVパーク自体は、車屋さんの駐車場にあるので、ちょっと殺風景ですが、なんと近々にはヤシの木が植えられるとの事、これはちょっとした街中リゾートになりそうです。今後、進化するRVパークとして、楽しみなRVパークです。


RVパーク 柏原 竜田古道(大阪府)
大阪初のRVパーク!大阪と言っても都市部ではなく、日本遺産竜田古道のハイキングコースの途中、竜田古道の里山公園内にあります。こちらは大阪府柏原市にある自然体験学習施設となっていて、キャンプエリアや子ども向けのボルダリング遊具などもあり、可愛いヤギも飼育されていて、餌やりなどのふれあいも出来ます。
しかし、ここのRVパークの最大の売りはパノラマ景観でしょう!昼間は勿論、夜景を楽しみながらの食事と酒はまた格別です。(RVパークは大パノラマが楽しめるサイトと事務所に近いサイトとの2箇所あります)


まとめ
西日本RVパーク巡り後編は如何でしたか?いつもは、高速でビュン!と通ってしまうのですが、前編でもお伝えしました様に、RVパークをチェックアウトして下道を約4~5時間走ると、丁度、次のRVパークのチェックインの時間に到着!
この間の高速代よりも大概はRVパークの利用料の方が安いので、スケジュールに余裕があれば、高速を使わずに下道とRVパークで、リーズナブルでゆったりとしたくるま旅を楽しむ事ができます。
勿論、RVパークを使わなければいけないという事ではありませんが、ちょうどこの時期は、夏日を思わせる猛暑が続き、とてもクーラーがなければ安眠できない状況だったので、電源のあるRVパークに助けられた思いでした。
私の車はリチウムバッテリーを搭載していますが、流石に毎晩クーラーで使うとなると、走行だけでは満充電にはできないので、その意味でもRVパークの電源は貴重でした。前編をまだご覧になっていない方は前編・後編共にご覧頂けますと幸いです。


