人が集まってくる心地よいスペースでキャンピングカーとともに時間を過ごせるレクビィステーション

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人が集まってくる心地よいスペースでキャンピングカーとともに時間を過ごせるレクビィステーション

キャンピングカーが欲しいと思った時、ネットや雑誌でキャンピングカーを調べて、キャンピングカーショーや展示場へ行くのが一般的です。展示場が身近にあって、キャンピングカーを知っている、という人もいるかもしれません。

キャンピングカーショーで興味のある車両を見つけた際も、次の段階として、展示場へ行くことがほとんど。いずれにしても、最初に展示場へ足を踏み入れる時は、ちょっとした勇気が必要かもしれません。

フレンドリーな営業さんが出てきて、緊張もすぐにほぐしてくれるのですが、キャンピングカーの世界は、やはり、最初のアプローチが難しいと感じるかもしれません。でも、常にオープンな雰囲気の展示場があったら、また印象は変わってくるかもしれません。

今回紹介するレクビィステーションは誰もが、気軽に訪れることができるキャンピングカー展示場として、多くの人に親しまれている場所。そこには、何があるのかリポートしてきました。

エアストリームが並ぶレクビィの展示場

レクビィステーション

レクビィステーション(愛知県瀬戸市品野町1-126-1)は愛知県瀬戸市にある道の駅瀬戸しなのに隣接しています。道の駅の駐車場を抜けると、広い駐車場が現れ、その奥にエアストリームが4台並んでいるのが見えます。ここがレクビィステーションです。

営業時間は10時〜17時。火曜日と水曜日が定休日になっています。営業時間は入り口が広く開放されていて、誰もが自由に出入りできるようになっています。入り口はきれいに整備されていて、公園の入り口のようです。おそらく、キャンピングカーの展示場と思う人は少ないのではないでしょうか。

レクビィステーションの休憩スペース

中に入るとパティオのような休憩スペースがあって、大きなウッドデッキとエアストリームがつながっています。カナディアンカヌーが置いてあったり、アウトドアテイストあふれるディスプレイが目を引きます。

このウッドデッキでは、ライブなども開催されるようで、ちょっとしたイベント会場として利用されているそうです。植栽の回りにもベンチがあって、ステージがあるイベント広場といった雰囲気が漂っていました。

エアストリーム

「エアストリームがある。なんだろう?」という感じで、道の駅から流れてくる人も多いようです。エアストリームの中には雑貨店のような、アイテムが並んでいます。売り物ではありませんが、アイテムを1つ1つ眺めているだけでも楽しいものです。

エアストリームは一部事務所として利用されているのですが、上の写真のように開放されている車両もあります。一度、中に入ってみたい、という人はのぞいてみるのもいいかもしれません。

レクビィステーションはキャンピングカーの展示場+αの空間

キャンピングカーの展示

レクビィステーションができた目的の1つはキャンピングカーの展示場としての機能です。本来、キャンピングカーが欲しい人は、クルマやブランド、車種を決めてから展示場へ勇気を振り絞って来るのですが、ここでは少し雰囲気が違います。

まず最初に、来店する人の一部はキャンピングカーを見にきていない、ということが大きな違いかもしれません。初めてキャンピングカーを見るという人も多いのです。隣の道の駅からエアストリームに引かれてやってきたお客さんも多く、「キャンピングカーがあるんだ」と後で気づく人もいるのです。

上の写真に写っていたエアストリームも、本来の目的は、ここでキャンピングカーについての話を聞くためのスペース。キャンピングカーへの質問を受けたり、見積もりを作ってもらうこともできる、展示場としての役割を負っているのです。

くるま旅パーク「瀬戸しなの」

外側には水道と電気、街灯が設置された設備が並んでいました。ここは車中泊施設です。レクビィステーションはくるま旅パーク「瀬戸しなの」としても利用される場所なのです。

予約をしてチェックインをすれば、上の写真のスペースにクルマを停めることができて、電気なども利用できるようになっています。トイレは道の駅を利用するスタイルです。

愛知県瀬戸市はジブリパークを始めとする、たくさんの観光地が点在する中心に位置しているので、ここを拠点に観光する人が多いといいます。関東からのお客さんも多く、レクビィステーションで車中泊をして、愛知県の観光地を巡るそうです。

レンタカーの貸出

レクビィステーションではレンタカーの貸出も行っています。周辺の観光地へキャンピングカーで出かける人も多く、乗ってきた乗用車をここに置いて、数日間のレンタルをするそうです。

レンタルされるキャンピングカーはレクビィで製造されたモデルで、試乗がてらレンタルする人も多いといいます。

2024年12月時点でのレンタル車両はカントリークラブ・スポーツレクビィ・ファイブスター。どちらも家庭用エアコンが搭載されています。もし、この2つの車種に興味がある、またはレクビィバンコンの家庭用エアコンを体験してみたい人など、レンタルで試してみるのもいいでしょう。

ほぼすべてのラインアップが揃うレクビィステーション

レクビィステーションの展示車両

レクビィステーションの特徴は展示車両が多いことです。他の展示場では、ここまでたくさんの展示車が揃っていることは珍しいといえるでしょう。これだけの量のバンコンがズラリと並んでいる光景は壮観です。

クルマを作っている工場や本社がすぐ近くにある、ということも展示車両をたくさん並べられる理由になっているのかもしれません。

同じモデルのベース車両違い

これだけたくさんの展示車両があるので、同じモデルのベース車両違いも展示されているのがポイントです。本気でレクビィのキャンピングカーが欲しい人にとっては、ベース車両の違うモデルを見比べることができるのはメリットといえるでしょう。

他の展示場では、たくさんのモデルを展示するため、同じモデルのバリエーション違いが揃うことは少ないのです。

レクビィの人気モデルソラン

上の写真はレクビィの人気モデルソランです。ハイエースの標準ボディ、標準ボディ+ハイルーフ、ワイドボディ+ミドルルーフの3種類が並んでいます。ベース車両選びで悩んでいる人にとって、このバリエーション展開はうれしい事ではないでしょうか。

車格の違いをしっかりと確認できるので、もう少し大きいボディ、もう少し小さいボディなど、自分の求めていたサイズに改めて気付かされるかもしれません。

車内へ乗り込んでキャンピングカーのレイアウトを体感

ハイエースのワイドボディ、ミドルルーフをベースにしたソラン

レクビィステーションではオープンな空間で自由にクルマをみることができますが、スタッフも常駐しています。だからこそ、車内の見学も自由。スタッフに声をかければ、車内へ入ることもできます。

上の写真はハイエースのワイドボディ、ミドルルーフをベースにしたソランです。センターの通路が広く確保されていて、スペースに余裕を感じます。天井はミドルルーフなので、標準ルーフより少し高さがある、といった感じです。

ハイエースの標準ボディ、ハイルーフ仕様のソラン

上の写真はハイエースの標準ボディ、ハイルーフ仕様のソランです。上のワイドボディと比べると通路部分が少し狭くなっているのが分かります。天井は高くなっているので、吊り下げ棚が備え付けられ、収納スペースも確保しています。

カタログなどの写真で、視覚的な違いを確認できるのですが、実際に乗ってみて、感覚的な違いを感じられるのは、キャンピングカー選びにとっては大切なこと。シートに座った時の膝回りのスペース、車内で移動する時の天井の圧迫感など、細かい感覚を体験できるのは貴重です。

リアシャワールーム

展示車両にはレクビィの代名詞ともいえる、リアシャワールームのモデルも展示されています。上の写真はキャラバンベースのイゾラ

バンコンといえばハイエースが多数を占めますが、キャラバンベースのモデルとハイエースベースのモデルを並べてチェックできるのもポイントが高いといえるのでは。

レクビィステーションは当初、レクビィの直営展示場という印象がありましたが、実際に現地を訪れてみると、これまでの展示場とは違った印象を受けました。開かれたオープンな環境で、キャンピングカーを目的にしていない人まで集まっている特別な空間が形成されているのです。

レクビィブランドの認知を広げるためにも効果的なのですが、これまでアプローチすることがなかったお客さんへキャンピングカーを知ってもらう機会も作っているといえるでしょう。まさに、キャンピングカーと人とを繋げ、キャンピングカーという存在を広めるための場所となりました。実はそれがレクビィの求めていた本来の姿だったのです。

レクビィ大感謝祭開催!成約でキャンピングカー専用寝具がもらえる!

今回紹介したレクビィステーションとレクビィ直営店のキャンピングカー販売店レクビィオストベネヴェント(神奈川県大和市)では、2024年12月23日まで大感謝祭が開催されています。期間中に成約した人にはレクビィオリジナルキャンピングカー専用寝具「hulu hulu」をプレゼント
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WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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