女優・田中美奈子さんに聞いた「キャンピングカーに対する思いとその魅力」

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女優・田中美奈子さんに聞いた「キャンピングカーに対する思いとその魅力」

10月8日(土)~9日(日)に静岡県浜名湖渚園キャンプ場で開催された「第20回ナッツRV感謝祭」。全国から500台以上のキャンピングカーと1500名を超える参加者が集まったイベント会場には、日本RV協会のキャンピングカー親善大使を務める、女優・田中美奈子さんファミリーの姿もありました。周囲のユーザーと積極的に交流し、心からキャンピングカーライフをエンジョイしている様子がとても印象的でした。

今回の記事では、そんな田中美奈子さんに独占インタビューを敢行!ご主人(俳優の岡田太郎さん)と中学生のお子さん2人と一緒に、家族でキャンピングカーライフを満喫している田中美奈子さんに、「キャンピングカーに対する思い」や「キャンピングカーの使い方」、「キャンピングカーの魅力」などについてお話を伺いました。

キャンピングカーに対する熱い思い

女優・田中美奈子さん

キャンピングカーが好きになったのは、いつからですか?

キャンピングカー好きは、今に始まったことではないんです。昔からずっとキャンピングカーが大好きで、6年以上前からキャンピングカーショーを見学に行ったり、千鳥さんがMCを務めるテレビ番組で3回にわたってキャンピングカー購入企画をやらせていただいて、いろいろなキャンピングカーを見て回ったり……。そんな熱い思いを日本RV協会さんに認めていただいて、2020年のジャパンキャンピングカーショーで公式キャンピングカーアンバサダーに就任させていただきました。キャンピングカーを愛する1人として、これは本当にうれしかったですね。

なぜそこまでキャンピングカーへの憧れが強かったのでしょうか?

クルマ屋をやっていた叔父が、私が小学生の時に中古バスを買って自作のキャンピングカー(バスコン)を製作していたんです。キャンピングトレーラーも所有していたので、夏休みにいとこと一緒に山中湖や河口湖に連れていってもらって、ジェットスキーや釣りを楽しんだり……。小学3~4年生くらいの体験ですが、大人になって家族ができてからもずっと「子どもたちに同じ楽しさを体験させてあげたい」と思ってきました。それが、キャンピングカーへの憧れ、キャンピングカーが欲しいという思いの原点ですね。

愛車はナッツRVのクレア

田中美奈子さんキャンピングカー・ナッツRVクレア

現在の田中さんの愛車は、キャンピングカーアンバサダー就任の特典として提供されたナッツRVのクレア。コクピット上部に大きなバンクベッドを備えたボディにベッドやキッチン、トイレルームなどを備えた、ファミリーでも快適に使える人気のキャブコンだ。

クレアのお気に入りのポイントを教えてください。

田中美奈子さんとキャンピングカークレア

クレアは、テレビ番組のキャンピングカー購入企画で初めて見た時から、すごく気になっていた1台でした。一番のお気に入りは、鮮やかなブルーのボディカラー。昔のキャンピングカーって白いボディばかりでどれも同じに見えましたけど、現在はスタイリッシュなデザインのクルマが増えましたよね。私的には、クレアのスポーティなフォルムとブルーカラーのマッチングが最高にかっこいいと思っています。

田中美奈子さんのクレア車内

もちろん、家族でゆったり過ごせる広い室内空間もお気に入りです。エアコン、電子レンジ、キッチン、トイレルームなどの装備も充実しているので、家族で遠くに出かけて長期の旅をしてもストレスを感じることはまったくないですね。

田中美奈子さん流キャンピングカー旅の楽しみ方

ナッツRVクレア後方

キャンピングカーで今までどのくらい走りましたか?

キャンピングカーが我が家に来てから2年ほどで、約2万5000km走りました。クレアが来た年の夏休みには自走で九州にも行きましたし、昨年の夏休みには北海道に渡って1か月ほどキャンピングカーで旅をしました。中学生の子どもたちの春・夏・冬休みには必ず長期でお出かけをするので、ほぼ全国の都道府県をキャンピングカーで訪れています。

女優・田中美奈子さん

旅のスケジュールは誰が考えるのですか?

旅のスケジュールは、すべて私が組んでいます。私にとっては、ワクワクしながら行程を考えるのも旅の楽しみのひとつ。観光やキャンプ、地元の名物グルメ、温泉など、いろいろな要素を組み込んで家族全員が楽しめるように工夫しています。宿泊するのはRVパークがメインで、目的地周辺にRVパークがないときはオートキャンプ場を利用します。長旅の場合は温泉宿に泊まったりもしますし、家族に負担がかからないスケジュールを組むことを心がけています。

キャンピングカーの魅力とは?

クレア車内の田中美奈子さん

ご自身にとってキャンピングカーはどんな存在ですか?

私にとって、キャンピングカーは「夢の箱」です。気ままに移動できて、行ってみたいスポットにも気軽に立ち寄れて、自由に時間を使うことができる。訪れた道の駅でその土地の名物を購入して、家族とキャンピングカーの車内でパーティーをしたり……。そんな「自由で自分らしい旅」を楽しめる、夢の乗り物ですね。

キャンピングカーがあってよかったことは?

一番は、家族のきずなが深まったことです。キャンピングカーとはいえ車内は限られた空間ですから、そこで一緒に生活をしていると自然に家族の役割が決まってきます。家で生活するのとは違って、チーム感が強くなるというか。キャンピングカーの旅を通して、子どもたちもさまざまなことを自然に学んでいると思います。うちは主人と娘がすごく仲良しなんですが、キャンピングカーが来てからさらにそのきずなが深まったように感じますね。

クレアのダイネット

これからキャンピングカーでやりたいことや夢を教えてください。

まだ行ったことのない一部の県をすべて訪問して、キャンピングカーで「全国制覇」したいです。それと、来年の冬は東北方面で温泉旅行を兼ねてスノーボードも楽しんでみたいと思っています。クレアで日本を旅するのも最高に楽しいですが、いつかはキャンピングカーでアメリカを横断するのが夢ですね。

読者の皆さんに一言

キャンピングカーの購入を検討している方は、ぜひ一度キャンピングカーショーの会場に足を運んでみてください。会場に並んだたくさんのキャンピングカーを見ると、夢が一気に広がるはずです。大きさやカラー、内装のレイアウトなど、キャンピングカーには本当にさまざまなバリエーションがそろっているので、お一人お一人のニーズにあったキャンピングカーは必ず見つかります。キャンピングカーショーの会場でたくさんの車種を体験して、ご自身のライフスタイルに合った1台を見つけ出してください。

愛車のクレアと田中美奈子さん
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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