キャンピングカーの良いところは仕事が終わった金曜日の夜出発して、目的地へ早朝から入ると1日が有効に使えることです。そんなキャンピングカーの旅をする人には車中泊後の朝ごはんが充実していると旅の満足度が上がりますね。
都心から程よい距離にある日光に朝ごはんに特化したお店が出来たので行ってみました。
目次
初日の車中泊は温泉付きRVパークへ
仕事が終わった金曜日の夜は温泉に入りたいので、都心からも近いRVパーク ビアスパークしもつま(茨城県下妻市)へ向いました。
チェックインが21:00までで、併設している入浴施設は最終受付が21:30。キャンピングカーを停めて、ゆっくり温泉に入ってビールが飲めるので金曜日の夜泊まるのに最適なRVパークです。
今回電源接続をしましたが、電源と1人分の入浴料も込みで1泊1,500円はとてもリーズナブルです。
ただ、ここから日光まではほとんど下道を走るので、少し時間がかかります。
*コロナウイルス対策で受付時間の変更があるため、行かれる方は事前にご確認下さい。翌朝フロントが開くのは朝の9時です。その前に出発したい人はチェックインのときに注意点を確認して下さい。
朝ごはんの充実は旅の満足度を上げる
日光へ朝ごはんツーリズムで向ったのは汁飯香の店 隠居うわさわ。店名を聞いただけでただ者ではなさそうですね。 それもそのはずこのお店を運営しているのは創業400年の日光みそのたまり漬 上澤梅太郎商店。炊きたてのご飯に、暖かい具だくさんのみそ汁。そしてたまり漬。贅沢ではないけど、豊かな朝食をコンセプトに作られたのが隠居うわさわです。
隠居うわさわでは、手入れの行き届いた庭を見ながら朝ごはんを楽しめます。メインメニューは「和食の基本ユニット」ごはん・味噌汁・漬物。ごはんは日光の棚田で作られたお米を土鍋で炊きます。土鍋の蓋を開けるとお米はつややかに立ち上がっています。日光の野菜が入った味噌汁に、上澤梅太郎商店で作られた日光みそのたまり漬盛り合わせが添えられます。
ここに緑豊かな庭の眺めが加わると美味しくないはずがありません。
研いだお米に水を吸わせる時間、土鍋で炊き上がる時間がありますので、来店時必ず予約を入れて訪ねて下さい。
しかし・・・なぜ隠居?!
ところで、「隠居うわさわ」という名前も気になります。今のご主人が隠居して、朝ごはんのお店をはじめたように想像してしまいますが、お店の建物に秘密がありました。
上澤梅太郎商店の店舗は日光街道に面しており、日光街道沿いには昔から商店が並んでいたそうです。そしてその裏手に商店の皆さんは別棟を建てて隠居所としていたのでそこを「隠居」と呼んでいたそうです。店名の由来はここから来ており、隠居うわさわも店舗の裏手にあります。そのように昔からあった建物は150年前に建てられた家屋で、そこに入るだけで安らぎのひとときを与えてくれます。
汁飯香の店 隠居うわさわ
- 住所
- 栃木県日光市今市487
- TEL
- 0288-25-5844(ニッコウ ゴハンヨシ)
(受付時間 土日月 8:30~14:00)
時間外の問い合わせは本店へ 0288-21-0002 - 営業時間
- 8:30~14:00(最終入店12:30)
- 営業日
- 毎週土曜日・日曜日・月曜日
- お支払い方法
- 現金のみ
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揚げゆばまんじゅうは別腹に
ごはん・味噌汁・漬物でお腹一杯になりましたが、東武日光駅前にあるさかえやで 揚げゆばまんじゅうをいただきました。ここはテレビで日光の特集をすると必ず出て来る有名店。衣とあんこ、そこに塩がかかって絶妙の食感と味を出しています。揚げていても飽きのこない味わいは別腹へ入れるのにピッタリです。
さかえやでは日光の天然氷を使ったかき氷もやっていますので、夏にはかき氷も食べてみたいですね。天然氷は日光の三大氷室の一つ、三ツ星氷室の氷を使っているそうです。
カーツリーリズムで楽しむ世界文化遺産の街日光
車中泊を伴うカーツリーリズムが人気となっていますが、都心から向かうと日光はそんな旅に丁度良い距離にあります。朝ごはんを食べた後、日光東照宮を訪ねたり、もう一泊車中泊して中禅寺湖や華厳の滝を観光するのも楽しみです。そんな旅の第一歩を朝ごはんの充実で満足度を上げてみるのもいいですね。