
千葉県四街道市にあるドリームアイランド千葉を訪ね、澤山マネージャー(取材当時)にインタビューしました。
アメリカ製のモーターホームが目につく同店は、広い敷地にキャンピングカーの展示があるだけでなく、「モータープール」としてユーザーのキャンピングカーを預かるシステムでも有名です。

目次
広い敷地ですね。
以前はここより狭いところで営業していましたが、10年ほど前にここへ移転しました。敷地は2,500坪あります。
キャンピングカーの新車、中古車販売、整備、それに加えて「モータープール」としてクルマをお預かりしています。
大型のキャンピングカーが多いですね。
はい。アメリカ製のモーターホームを中心に取り扱っており、お預かりもしています。
クラスA,クラスB,クラスCのモーターホームをはじめ、トレーラー、国産のキャブコンやバンコンを預けている方もいます。

お客様はここでモーターホームを購入して預けている人もいますが、他店で購入して持って来られる方もいます。
どちらの場合でもお預かりしています。
キャンピングカーの整備も他店で購入されたクルマも問題なく整備しています。

アメリカ製モーターホームの魅力はどこにありますか?
幅の広さからくるゆとりは大きな魅力です。シート展開を考えなくていいことなど、国産のバスコンやヨーロッパ車にもない世界です。
エンジンパワーも強力なので、走りに満足できます。トイレのダンプも簡単で、カセット式のポータブルトイレとは比べものにならないほどメンテナンスが楽にできます。
ハンドルは左ハンドルなので、車幅が広くても左に寄せて走りやすい面もあります。
大型のモーターホームはどんな方が買われていますか?
バンコン、クラスBと乗り継いで10m以上あるモーターホームのクラスAへ行く人もいれば、キャンピングカーはじめてでいきなりクラスAで始める方もいます。
年齢も40代の方が多いですがいろいろです。
クラスAやクラスCは全長7mや10mを越えるクルマもあるので、短い車種から長い車種へ乗り換える人たちもいます。
モーターホームとバンコンの2台を持つ人たちもいます。モーターホームでは行けないところへはバンコンで行くといった使い方です。
最近の悩みはアメリカの規格がワイドになり、幅2.5mを越えるようになってきました。2.5mを越えると日本では走れないので、日本で走れるクルマを探すのに苦労します。

「モータープール」はどんな役割をしていますか?
キャンピングカーの駐車場を提供していることになりますが、全長が5m、幅も2mを越えるキャンピングカー、特にアメリカ製のモーターホームになると一般の駐車場では受け入れてくれないところが多く、オーナーは駐車場に困ります。
モーターホームを購入したくても、車庫証明が取れる範囲に駐車場がみつからないことがよくあります。
当社のモータープールは特別な許可を受けていますので、8ナンバーで全長5.7m以上または全幅1.9m以上という条件を満たせばここで車庫証明を受けることが出来ます。
洗車や給水するための施設、電源、ダンプステーションがありますので、キャンピングカーの通常のメンテナンスがここで出来ます。
国産のバンコンを預けている人たちもいます。バンコンでも駐車場に困っていたり、人気のハイエースをイタズラされたり、盗難されるのを避けるために預けています。
シュロの木が生えて、雰囲気はリゾートのようすね。
はい。週末にクルマを出さずにここで過ごす人たちも多いですよ。気軽に来てもらって、オーナー同士でモーターホームの話しで盛り上がってくれればいいと思います。

インタビュー後記
モーターホームはその大きさから写真を見るだけで終わる人も多いですが、実際にクルマの中に入いるとその世界観に魅せられます。
室内の広さからくる快適性は通常のキャンピングカーとは格段にちがいます。ドリームアイランドで様々な本格的モーターホームを見るのは面白いと思います。