
京都には多くの観光客、そして、キャンピングカーユーザーが訪れています。そんな盛り上がりを肌で感じているのは、2015年にグランドオープンし、2025年に10周年を迎えたVANTECH京都。本格的なRVサイト併設のキャンピングカーショールームとして、当時は珍しい存在でした。
10年の歳月を経て、VANTECH京都の魅力はますます高まっているようです。観光地ということもあり、どのような人が訪れて、どのように利用されているのかが気になります。そこで、今回はVANTECH京都へ行き、現在の様子をリポートすることになりました。まだ、VANTECH京都を訪れたことがない人は必見です。
目次
VANTECH京都で初めてのキャンピングカーを体験

話をうかがったのは塚本店長です。地元出身で、キャンピングカーだけでなく京都にも精通しています。車中泊ユーザーの拠点として、キャンピングカーから一般乗用車まで来店するVANTECH京都では、一般的なショールームとはちょっと違った雰囲気があるようです。
「2025年でプレオープンも含めると11年が経ちました。VANTECHの販売店として関西拠点として出店しましたが、京都という立地もあり、旅行で訪れる人も多く、最近ではインバウンドのお客さんも来店されています」
店内は明るく、モニターにはキャンピングカーのオリジナル映像が流れています。キャンピングカーの情報があふれていて、お客さんにたくさんの情報を提供しています。ショールームとしての商談も行われるのですが、硬い雰囲気をまったく感じることがありません。
店長も「キャンピングカーは楽しいので、買うか買わないかは別として、キャンピングカーを体験する気持ちで、気軽に店舗に来てほしい」と言っていて、そんな思いを形にしたショールームのようです。
VANTECHはキャンピングカーパーツセンターも運営していて、パーツにも強いメーカーです。ここ京都でもキャンピングカー関連のアイテムがたくさん並んでいました。このパーツを求めて来店する人も多いそうです。
本格的なパーツが手軽に購入できるのは専門店ならでは。キャンピングカーオーナーが旅の途中で必要になったアイテムを購入するのにも役立っている様子です。例えば、トイレのケミカルなど、旅の途中で必要なアイテムを手に入れられるのは便利です。
人を引きつけるVANTECH京都のオリジナリティ
キャンピングカー関連アイテムが充実しているVANTECH京都。最近は意外なアイテムが注目されているそうです。それが充電式の空気入れです。
VANTECHが扱っているキャブコンのほとんどがリアダブルタイヤになっていることから、空気入れがしにくいという声を聞くようになったそうです。
そこで、両側に空気入れバルブを取り付けたオプションをセットして販売しているそうです。以前からある定番アイテムなのですが、このセットがあれば、ダブルタイヤの内側にも空気を入れやすくなり、空気圧管理がぐっと楽になります。
オリジナルアイテムもあります。それが、このステッカー。各店舗ごとに制作されていて、その土地を表現したグラフィックが描かれています。VANTECH京都では、天の橋立が描かれたステッカーで、店舗のみで販売されているので、コレクションアイテムとして人気を集めているそうです。
VANTECH京都は京都駅から約5kmの場所にあります。ここを拠点に市内観光をする人であれば便利な立地です。そんなオーナーに向けて、敷地内には公共交通機関を使って市内観光するのに便利な時刻表まで用意されていました。
観光地とキャンピングカーショールームが共存する、特徴的な存在感がVANTECH京都の特徴といえるかもしれません。
大型キャンピングカー最新モデルを常に展示中
展示場には新車がずらりと並んでいます。どれもVANTECHの最新モデルで、さまざまな仕様やレイアウトを展示車両で比較検討できるようになっています。常時5台以上の新車を展示しているので、ほとんどのモデルをカバーしているといえるのではないでしょうか。
敷地は京都鴨川のすぐ隣。幹線道路へ抜ける道に面していて、たくさんのクルマが目の前を通り過ぎていきます。目の前の道を通るドライバーのなかには、最新のキャンピングカーに目を奪われている様子の人もいるようです。初めて店舗に訪れた人で「前から気になっていた」という人も多いそうです。
最近のトレンドはリチウムイオンバッテリーが人気のようです。猛暑日がつづくなか、クーラーを取り付けるオーナーも多く、気兼ねなく電気を使えるシステムが注目されているのです。ポータブルバッテリーメーカーのエコフローと共同開発した「イリス」というリチウムイオンバッテリーのシステムは特に人気で、リチウムイオンバッテリーを搭載するほとんどの人が選んでいるといいます。
キャンピングカーにとって、しっかりとしたメンテナンスは欠かせません。VANTECH京都でもメンテナンスには力を入れているようです。事務所横にはキャブコンが入庫できるピットが用意されていて、オーナーのクルマのチェックなどを行っています。
旅の中継地点として利用して、メンテナンスを行ってから次の目的地に行く人も多いとか。旅の途中で専門家にみてもらえるのは心強い存在です。空気圧チェックなども気軽にお願いできることでしょう。また、クルマのアフターパーツに強いスタッフも多く、オーディオなどの設置についても相談可能。本格的なオーディオを組みたい人は一度相談に行くのもおすすめです。
ピットの横には洗車スペースが設けられています。キャブコンのルーフまで洗浄できる高さがあるラダーなども用意されていて、VANTECH京都で新車購入したオーナーであれば、1回500円で洗車セット付きで利用ができるそうです。キャブコンの場合、洗車場にも入れない場所が多いので、このようなサービスが提供されているのはありがたいのではないでしょうか。
ゲート式のRVパークで車中泊をしながら京都観光を楽しむ
VANTECH京都にはRVパークが併設されています。一般的なRVパークとは少し違うシステムで、クルマの出入りがゲートタイプとなります。事前に専用アプリから予約して、ゲートで駐車料金として利用料を払うシステムです。ゲート式なので24時間利用可能であることもポイントです。
実際の利用客は夕方に入って、朝早く出て行く人が多いということで、時間を気にせず利用できることが多くの利用者を呼んでいるのかもしれません。
キャンピングカーだけでなく、普通乗用車での利用も可能です。ここへキャンピングカーやクルマを置いて、京都観光へ出掛けるという使い方は定番で、2〜3泊する人が多いそうです。
車中泊スペースは全部で4カ所。1区画は4×9m確保、芝生も整備されています。ペットと旅行している人であれば、芝生スペースがあることで、外でくつろぐ時間も長くなりそうです。
さらに、芝生の奥にはコイン式の電源スタンドがあり、電気が必要なときだけ利用できるようになっています。夜のクーラーを動かすときだけ利用したいなど、効率的に電源を利用できるのです。
VANTECH京都の充実設備とサービスが人を呼ぶ
トイレやシャワールームは共用で車中泊スペースの横に設置されています。コインシャワーやランドリーも設置されていて、利用者には人気の設備になっています。ゴミ捨てもできるので、長期の旅をしている人にとっては、旅の中継地点として重宝することでしょう。
水場もしっかりと確保されています。駐車料金は30分未満であれば課金されないので、給水だけに立ち寄ることも可能だそうです。水道設備の横にあるのは汚水タンクを洗浄する機械、本体内にセットしてスイッチを押せば、自動でタンク内を洗浄してくれます。ダンプステーションまでは設置されているところが多いのですが、専用の洗浄設備が用意されているのは珍しいのでは。
車中泊スペース横のロック付きゲートから外へ出ると、鴨川の遊歩道があります。春になれば桜並木が美しい河川敷で、自転車のサイクリングロードも整備されています。鴨川を抜ける風を感じながら、のんびりと散歩するには最高のシチュエーションです。
VANTECH京都ではファミリー層の来店が目立ち、初めてキャンピングカーを見る人も多いといいます。もちろん、乗り換えのお客さんも来て、キャブコンから新たなキャブコンに乗り換えるパターンもあるようです。
これはまさに立地の良さや明るい店舗、そして新車がバリエーション豊富に展示されていることが理由だといえるでしょう。
塚本店長は「高いクルマなので、お客様にとってベストのクルマを提供できるように頑張りたい」とコメントしています。こうしたユーザーに寄り添う姿勢も、多くの人から支持されている理由なのです。



