RVパーク京急観音崎は営業を終了しています。
オートキャンプ場や車中泊施設が少ない三浦半島に、今年6月からRVパーク京急観音崎がオープンしました。リゾートホテル 観音崎京急ホテルの敷地内に出来たRVパークを訪ね、三浦半島での車中泊の魅力を探ります。
目次
都心から1時間の距離にある温浴施設付RVパーク
RVパーク京急観音崎は横浜横須賀道路を経由して馬堀海岸インターチェンジから約5分の距離にあります。
観音崎京急ホテルには温浴施設のSPASSO(スパッソ)が併設されており、RVパークはSPASSO横の駐車スペースに開設されました。RVパークの受付はこのSPASSOで行います。
現在RVパーク用に3台分のスペースが確保されており、電源はその内の2台に提供出来ます。バスコンやトレーラーも問題なく入れますが、トレーラーの場合、長さは10mまでに制限しています。
ホスピタリティあふれるRVパーク
もともとリゾートホテルにあるため、目の前は海。そして観光スポットは近くにたくさんあります。
RVパークの利用料は5,000円ですが、これにはSPASSOでの1名分の入浴料が含まれています。レストランと温浴施設があるので、着替えだけ持って行けばいいという気軽な感じで出かけられます。
夜の11時まではSPASSOのトイレが利用でき、洗面には入浴場のパウダールームが使えるのもホテル側のホスピタリティを感じます。
アロマトリートメントサロン「グランミンピ」があるのも女性にはうれしいサービスですね。
散歩も気持ちがいい周辺の観光
RVパークの周辺を散歩してみましょう
ボードウォーク
目の前の海に沿ってボードウォークがあり、東京湾を眺める散歩は爽快です。
横須賀美術館
目を引く建物と広々とした芝生が美しい美術館。レストランも併設されており、道路を渡れば美術館があります。
走水神社
最近パワースポットとしても注目されている走水神社は、徒歩数分の距離にあります。
観音埼灯台
灯台の上まで登ると房総半島まで良く見渡せます。遠くに見える鋸山の名前の由来がノコギリ刃のギザギザに見立てられているというのも、ここから眺めると良くわかります。
周辺を散歩した後、SPASSOに入る計画にしておくと疲れも取れていいですね。
三浦半島1泊2日のコース
今回、RVパークでの車中泊をキーにして、三浦半島を回ってみました。
都心から横須賀へ
港町の横須賀は独特の雰囲気を持ち、気持ちを切り替えて旅を始めるのにふさわしい町です。公園の対岸に潜水艦が姿を現しており、異形を放っていました。
アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近に見られるYUKOSUKA軍港めぐりは特に人気があります。軍港めぐりは事前に予約しておく方が無難です。
浜辺のテラス席かねよ食堂
RVパークの一歩手前でかねよ食堂へ寄りました。ここは漁師小屋をリノベーションしたカフェ&レストラン。雰囲気のある建物と浜辺のテラス席はリゾート感を盛り上げます。
キャブコンなど大きな車体は店先までの道路が狭いため入れません。手前に駐車場があるので、事前にお店へ電話して誘導を受けて下さい。
15:00からチェックイン出来るRVパーク京急観音崎
早めにRVパークへ着いたので、近くを散策しました。海に沿ったボードウォークを歩くころにはリゾート気分を満喫します。時間があれば目の前の横須賀美術館もよりたいところです。
ホテルのレストランで夕食
ホテルには浜木綿(はまゆう)、フレンチレストランのル・ボ・リバージュ、軽食が食べられるティー& カクテルラウンジがあります。せっかくのリゾートホテルにあるRVパークなので、浜木綿で横須賀名物海軍カレーを食べました。
観音埼灯台
翌朝RVパークをチェックアウトの後、観音埼灯台へ向かいます。RVパークから歩いても来れる距離ですが、往復の時間なども考えてキャンピングカーで移動しました。
三崎町
昼食はマグロの町三崎で。マグロや地魚を食べさせるお店がたくさんあります。三崎港をみたり、産直センターのうらりを覗いたり、食後の散歩も楽しめます。
京急油壷マリンパーク
昼食後、京急油壷マリンパークへ行きました。関東にお住まいの方には遠足で行ったことがあるという人も多いと思います。間近に見る動物たちやいろいろなショーはいつまで見ていても飽きません。
リバイバルカフェ
帰路につこうと134号線を北上していると、赤いクラシックなバスに遭遇。よく見るとトライアンフやモーリスといったオールドタイマーが店先に並んでいます。テラス席もあるこのリバイバルカフェでコーヒーを飲みました。店舗は築90年以上の蔵を改装しており、店内はクルマ関係の置物やパーツが綺麗に飾られています。来店者にはなるべく声を掛けるようにしているというクルマ好きな女性オーナー。キャンピングカーで行くときっと声をかけられると思います。
大型農産物直売所 すかなごっそ
リバイバルカフェのすぐ先に産直所のすかなごっそがあります。ここは野菜や三浦半島で有名なブランド牛葉山牛も販売しています。帰りに夕食の食材を買って帰るのにもピッタリです。
すかなごっそを後にして、三浦縦貫道路を通り高速道路に乗って帰りました。
関東近郊に住む人には、箱根に比べて三浦半島は日帰りで回ることが多いエリアと言われます。宿泊施設が少ないことも要因になっていると思いますが、RVパーク京急観音崎の開設は朗報です。
やはり宿泊するとその地域の気持ちいい朝の空気を吸えて、1日の活動時間も長くなります。都心から近いエリアなので、キャンピングカーでの車中泊なら何も用意せず行ける気軽さがあり、車中泊初心者の人にとっても装備を試すのに絶好のポイントと思います。
三浦半島にはもう一つのRVパークとして、RVパークみうらがあります。ここは釣りとキャンピングカーが大好きなオーナーが営むアットホームなRVパークです。車中泊で行く三浦半島の旅がどんどん盛り上がるといいですね。
三浦半島観光メモ
日曜日の朝なら朝市がお勧め
土曜日の夜泊まったら朝早くにやっている日曜日の朝市がお勧めです。
近隣では金田湾の朝市が有名で、5時50分から開催ですが、すぐに品物は無くなってしまうようです。
2階にある食堂は6時に開きますが、7時45分にはオーダーストップになります。RVパーク京急観音崎から30分ほどの距離で、地魚の定食など新鮮で美味しい魚が食べられます。
三崎朝市は日曜日の朝5時から9時まで開催しています。こちらは規模も大きく、マグロをはじめ魚系を扱う水産会社や野菜系を扱う農家や農園が出店しています。
朝早くからやっている朝市は近くに泊まっていたら行ってみたいイベントです。
城ヶ島観光
城ヶ島の観光は自然を味わう県立城ヶ島公園と飲食店やお土産店も並ぶ城ヶ島灯台へ向かうコースがあります。
クルマでの観光にうれしいのは駐車場のワンデーパスがあることです。島内の公共駐車場6カ所を普通車は1日450円で使えます。城ヶ島公園は東側にあり、西側にある飲食店を利用するためには駐車場を変えるのでお得に使えます。
掲載施設・店舗情報
かねよ食堂
神奈川県横須賀市走水1-6-4
TEL:046-841-9881
かねよ食堂のサイトはこちら
観音崎京急ホテル
神奈川県横須賀市走水2
TEL:046-841-2200
観音崎京急ホテルのサイトはこちら
観音崎公園
神奈川県横須賀市鴨居4-1262
TEL:046-843-8316
観音崎公園のサイトはこちら
横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
横須賀美術館のサイトはこちら
京急油壷マリンパーク
神奈川県三浦市三崎町小網代1082
TEL:046-880-0152
京急油壷マリンパークのサイトはこちら
リバイバルカフェ
神奈川県三浦市初声町和田2650-3
TEL:046-815-6229
リバイバルカフェのサイトはこちら
農産物直売所 すかなごっそ
神奈川県横須賀市長井1-15-15
TEL:046-856-8314
すかなごっそのサイトはこちら
リゾート感覚でのんびり過ごせるRVパーク
RVパーク京急観音崎
- 所在地
- 神奈川県横須賀市走水2-1157-2(観音崎京急ホテル SPASSO駐車場内)
- TEL
- 046-844-4848
- 利用時間
- 15:00 ~ 翌日12:00
- 利用料金
- 1泊 5,000円/1台(スパッソ1名入浴料含む、トレーラー含む)
- 電源利用
- +500円