キャブコンのリバティ52が新型カムロードをベースに進化し東京キャンピングカーショーの会場に

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キャブコンのリバティ52が新型カムロードをベースに進化し東京キャンピングカーショーの会場に

キャブコンのリアに2段ベッドを設置したレイアウトは今では一般的です。そんな、レイアウトをいち早く取り入れて、トレンドを引き起こしたのが、アネックスのキャブコンでした。

その前衛的なキャンピングカースタイルを継承しながら、進化し続けた最新モデルがリバティ52。さらに、ベース車両のカムロードが新しくなり、マイナーチェンジが行われたそうです。

早速、実際の車両をチェックしに東京キャンピングカーショーの会場へ。これまでの機能性を振り返るとともに、新しいポイントなどを細かくチェックしてみました。

キャブコンでありながら圧迫感を感じさせない特徴的なリバティ52

アネックスのリバティ52

アネックスリバティ52はカムロードをベースにしたキャブコンです。レイアウトはリア2段ベッドのDBダブルベッドのSPの2種類。レイアウトが違っても、ボディ形状に大きな違いはありません。

サイドパネルは上部が内側に傾斜していて、トップに向かってボディが細くなっていくデザインです。フロントのバンク部分は流れるような流線形デザインで、フロント上部に軽い印象を与えてくれています。

アネックスはFRP成形をキャンピングカー製造以前から行っていて、高い技術力が蓄積されているメーカーです。その技術を活かした工法でボディが作られ、ルーフパネル、サイドパネルおよびフロアパネルにXPS断熱材が組み込まれました。この高い断熱性能もリバティ52の特徴といえます。

アネックスリバティ52のリア

その特徴的なスタイルはリアから見てみるとよく分かります。ルーフ部分がラウンドしているようなデザインが確認できます。絞り込まれたボディからは、どことなくシャープな印象を受けることでしょう。このリバティ独特のスタイリングを気にいって購入されるオーナーも多いそうです。

新型カムロードになったことで、リアがすべてダブルタイヤになりました。ニューモデルの外観の大きな違いは、このダブルタイヤといえるでしょう。オーナーのなかにはダブルタイヤを希望する人も多かったことから、リバティ52がダブルタイヤになったことは朗報だったかもしれません。

アネックスリバティ52のサイドオーニング

サイドオーニングがルーフトップに取り付けられています。ルーフの上部に置くことで、クルマの全幅を増やすことなく、オーニングが装着できるのがポイント。横幅が広がらないので、キャンプ場の枝などを気にすることもなくなりました。

このサイドオーニングは、新しいモデルから標準装備されるようになったそうです。これだけスタイリッシュにボディにフィットしているのであれば、外観を気にする人も納得のデザイン。標準装備で最初から装備されていても、気にする人はいないでしょう。

客人を心地よく迎え入れるキャンピングカーリバティ52のリビングエリア

アネックスリバティ52の車内

エクステリアはコンパクトにまとまった印象のあるリバティですが、エントランスドアを入ると、エクステリアの印象とは違って、広々としたリビングエリアが目に飛び込んできます。

運転席後方のシートはエントランスドアまで伸びるベンチスタイル。その対面に設置されているのが、厚みのあるマットが特徴的な、座り心地の良いシートです。

そのサードシートには跳ね上げ式アームレストが装着されていて、シートからの移動をスムーズにしています。動線の確保をしてくれる動きをするのです。例えば、シートに座りながらキッチンに手を伸ばす時、アームレストを移動できるのは便利です。

アネックスリバティ52のバンクベッド

バンクベッド部分は手前に引き出して展開すると、1940×1740㎜のベッドエリアに。天井も高く、オプションのスカイライトルーフがあれば、さらに広さを感じることでしょう。

国内キャブコンのバンクエリアとしては珍しく、間接照明がフロン側まで装備されているのが分かります。光が奥まで行き届き、上質な空間としてキャンピングカー車内に浮かび上がります。

アネックスリバティ52のマルチルーム

マルチルームもホテルライクな上質感を感じます。カセット式トイレに大きな洗面台があり、シャワー付き蛇口も装備されています。窓にもアクリル2重窓が設置されていて、高い断熱効果と効率的な採光・換気の役割を果たしてくれます。

アネックスリバティ52のキッチン

キッチンエリアは2口コンロにシンク、折りたたみ式テーブルトップを装備。シンク下はすべてが収納スペースになっていて、たくさんの食器やカトラリー、調理器具などが取り出しやすい位置にしまっておけます。

アネックスリバティ52のテーブル

リビングには大きな伸縮式のテーブルを設置。テーブルトップを下げてベッドに展開することも可能です。テーブルが大きいと、食事の際もゆったりと過ごすことができることでしょう。

キャンピングカーの生活を向上させる充実の設備

電子レンジ

リバティには230Wのソーラーパネルとリチウムイオンバッテリーが搭載されています。電気に余裕が生まれ、電子レンジや家庭用エアコンまでバッテリーだけで稼働するシステムが組み込まれています。

組み込まれているバッテリーシステムもシステムが進化していて、2022年最新モデルでは、容量240Ahのリチウムイオンバッテリーが搭載されています。このバッテリーはリバティ52の専用設計。バッテリー自体の性能も高く、容量表記に対して放電(1C放電)できる電気の量が99%という高い数値になっています。

アネックスリバティ52のレンジ

設備の品質も高く、LED照明付きレンジフードなどは、上質感漂うデザインに目を引かれます。

快適性を追求したリバティ52に装備される床暖房システム

アネックスリバティ52のコントロールパネル

エントランス上にあるのが、コントロールパネル類です。大きなディスプレイがタッチパネル式集中スイッチ。その横にある白いボックスが、室温設定スイッチ、隣がファンスイッチ、下がFF式ウォーターヒーターのスイッチです。

アネックスリバティ52の集中スイッチ

タッチパネル式集中スイッチはアネックスオリジナルで、電気設備のオンオフ、サブバッテリーや水タンクの状態確認など、さまざまなコントローラーとして機能します。

アネックスリバティ52のFF床暖房システム

リバティにはFF床暖房システムが標準装備されました。FF式ウォーターヒーターで温めたクーラントを床下で循環させて、部屋全体を床からじっくりと温めてくれる設備です。

FF式ウォーターヒータースイッチをオンにして、室温設定スイッチで室温を設定すれば、ボイラーが作動して、クーラントが温められる、という仕組みです。夏場はファンスイッチを調整して、無風にすることで、温水ボイラーとして利用することができます。

電気の消費を抑えながら、じわっと温めてくれるFF床暖房システムは、夏場の温水を利用できたり、システム作動音が静かといううれしい機能性ももたらしてくれました。

進化するキャンピングカーリバティ52はアネックスらしさを象徴する

アネックスリバティ52のベッドマット

アネックスのリバティ52はベース車両のカムロードが新型になったことで、クルマとしては大きな進化を遂げました。しかし、リアタイヤがダブル仕様に変わりましたが、ボディシェルの大きな変更は行われていません。

設計段階でベストな状態まで昇華されたボディだからこそ変更も少ない、といえるかもしれません。

注目ポイントになったのはサイドオーニング標準装備など、設備の充実でした。現行リバティが誕生したのは2018年のこと。その他にも、細かい仕様のバージョンアップが繰り返されてきました。

例えば、上写真のベッドマットを見ると、端が斜めにカットされているのが分かります。これはリア2段ベッド上部に使われているマットで、ベッドマットを跳ね上げる時にマットがきれいに収まるように、改めて設計された形状。

バンクベットのマット

アネックスのものづくりのこだわりを感じる設計です。バンクベットのマットを引き出すレールも、微妙な角度が付けられたり、太さを変えることで、軽い力で引き出せるように設計されているのが分かります。

アネックスリバティ52の間接照明

そのこだわりは随所に散りばめられています。どのようなシチュエーションであっても、快適性が追求されているようです。照明を落として、いざ就寝という時でさえも、間接照明で浮かび上がるルーフのテクスチャーが心地よさを感じさせてくれます。

新型カムロードになり、新しいモデルとなったリバティ52。クルマとしての走行性能の向上に加えて、リバティの先進的な進化し続ける姿勢を改めて感じさせる機会になったのかもしれません。

WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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アネックス「リバティ52SP 二人旅を快適に」 スルガ銀行「キャンピングカー購入に利用できる専用ローン」
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