ユーザーの声に応えた7人乗りハイエースキャンピングカー「オーロラエクスクルーシブセブンスター」

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ユーザーの声に応えた7人乗りハイエースキャンピングカー「オーロラエクスクルーシブセブンスター」

ハイエースやキャラバンなどをベースにしたキャンピングカーのバンコンは人気の車種です。その人気の理由は、普段の生活でも使えるから、といえるでしょう。

そんなバンコンを数多く生み出してきたメーカーの1つがケイワークス。そのラインアップは豊富で、サイズ、乗車定員などが細かく細分化され、ニーズに合わせたセレクトが可能です。

2022年には待望のモデルオーロラエクスクルーシブセブンスター(以下セブンスター)が誕生しました。「お客様の声を反映させた」というこのクルマ。その中身はどうなっているのでしょうか。

温もりのあるハイエースキャンピングカー

温もりのある社内

「セブンスターはお客様のニーズを形にしたモデルです」というケイワークス黒田社長。その大きな特徴となるのが、乗車定員7名。そのニーズは高く、以前から要望のあった仕様でもあるそうです。

インテリアを見てみると、乗車向きを前後にレイアウト変更できるREVOシートをセカンドシートに採用し、リアには乗車定員2名を確保できるベンチシートがついていました。

ケイワークスのクルマ作りの基本となる、温もりのあるインテリアが印象的で、上質な家具に包み込まれたインテリアが心地よさをもたらしてくれます。

オーロラエクスクルーシブセブンスターのキッチンエリア

リアの横向きベンチシートの前にはキッチンエリアを展開。こちらもウッド調の美しい家具が採用され、インテリアデザインが統一されています。

キャビネットの中には冷蔵庫、電子レンジが組み込まれていて、バンコンながら大型キャンピングカー同様のシステムが組み込まれています。

このモデルはワイドボディを採用しているので、キッチンと横向きベンチシートの間にある通路も広々。スライドドアから乗り込み、ストレスなく車内を動き回れるのも、使いやすさを生んでいるようです。

目立たないからこそ普段使いしやすいキャンピングカーに

オーロラエクスクルーシブセブンスターの車内

ベース車両はハイエースのワイドボディ、ミドルルーフのS-GLというグレードです。車種としてはバンになるので、両サイドにスライドドアが装備されています。バンであってもリアクーラーなど、快適な装備が整っているのが特徴です。

ミドルルーフなので、高さをそれほど気にすることもありません。ショッピングなどの普段使いでも、駐車場探しのストレスは少ないのです。これはあえて、日常使えるサイズを選んだ結果です

外観はハイエースそのもので、大きなデザインの変更をしていません。実はこれもユーザーの声を反映させて、あまり外観からキャンピングカーを連想しにくいデザインになっているのです。

近所の目を気にする人も多く、キャンピングカーであることを目立たせたくない、という声があるそうです。

クーラーを標準装備したハイエースキャンピングカー

オーロラエクスクルーシブセブンスターの車内リア

リア側は床が少し広くなっていて、冷蔵庫やシャワーが装備されています。シャワーの蛇口は外からでも操作しやすい場所に取り付けられ、アウトドアでの利用も便利。

床下には大きな収納ボックスがあり、高い収納力を誇ります。アウトドアギアなどを入れて、外から見えない収納をすれば、室内の雰囲気を損なうこともありません。

オーロラエクスクルーシブセブンスターのクーラー

キッチンエリアの向かい側には標準装備されるクーラーが取り付けられています。バンコンでありながらクーラー標準装備は珍しいといえるでしょう。

しかし、電子レンジまで標準装備されているので、電源が心配になってきます。そこでこのセブンスターには強力な電源システムが用意されました。

ケイワークスではリチウムイオンを標準装備したメビウスシステムが有名ですが、このモデルにはさらに進化したメビウスシステム2が搭載されています。

1番の大きな特徴は充電電流が大幅に向上したことです。走行充電60A、ソーラー充電20A、外部充電50Aとなっていて、従来システムの約3倍の充電電流を発生させることに成功しました。

セブンスターではこの大きな電流を蓄電するため、電気容量170Ahリチウムイオン電池2個を標準装備して、オプションで3個まで増設できるようになっています。このサイズであれば、条件にもよりますがクーラーを8時間以上も稼働できるそうです。

ユーザーの声に耳を傾け、美しさと機能性を追求したキャンピングカー

オーロラエクスクルーシブの上質なインテリア

オーロラエクスクルーシブシリーズは、ケイワークスらしい特徴的なインテリアが人気といえるでしょう。大人の雰囲気が漂う上質感が漂っています。熟練した家具職人が作りあげる美しい室内がリラックスした空間を提供してくれるのです。

そのこだわりはファブリックにも見られ、セブンスターのシートは撥水加工が施されたベルギー産の生地を採用しているそうです。手触りも良く、高級なソファーでくつろいでいるような感覚になります。

また、インテリアは4種類のカラーバリーエーションから選べ、好みに合わせたクルマ選びができるのもポイントです。

ケイワークスではユーザーの声を大切にして、それをクルマ作りに活かしてきました。このセブンスターも7名乗車への声が高まり、商品化したモデル。ユーザーフレンドリーなクルマ作りが行われているのです。

セブンスターはポップアップルーフでなければ、納期が6ヶ月程度という設定で受注をスタートさせました。これは徹底した生産管理をすることで実現できたそうです。このスピード感もユーザーへのサービスの一環ともいえるでしょう。

オーロラエクスクルーシブセブンスター諸元

ベース車両
ハイエースS-GL
車体サイズ
全長4,840mm/全幅1,880mm/全高2,100㎜
定員
乗車定員 7名/就寝定員 2名
価格
713万円〜
WRITER PROFILE
渡辺圭史
渡辺圭史(わたなべ・けいし)

1971年東京生まれ。アウトドア好きな編集者、そして、算数が好きだったライター。アウトドア用品メーカー、出版社を経て、キャンピングカー専門誌編集長に。現在はフリーとして、いろいろなメディアにて執筆中。アウトドアをキーワードに、より楽しいライフスタイルを求めてゆるりと奮闘中。最近気になっているワードは、旅、ミニマリスト、車中泊。趣味はコンパクトな旅とモノづくり。

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