進化を続けるスタイリッシュキャブコン「リバティ52DB」の魅力に迫る!

キャンピングカー紹介
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「日本のキャンピングカーを創る」をコンセプトに掲げ、30年以上に渡ってさまざまなキャンピングカーの開発を手がけてきた徳島の老舗ビルダーアネックス

気軽にクルマ旅を楽しめるコンパクトなNV200のバンコンから、機動性と居住性のバランスに優れたハイエース&NV350のバンコン、最上級の生活空間を実現したキャブコンまで、ラインナップは多種多様。中でも人気を集めているのが、カムロードをベースにしたフラッグシップキャブコン「リバティ」シリーズだ。

今回紹介するリバティ52DBは、リアに常設2段ベッドを備えたファミリー仕様。デビューから3年の歳月を経て、細かい部分にユーザーファーストのアップグレードが施され、さらに快適なキャブコンへと進化を遂げている。トラックベースでありながら、欧州車のような高級感とスタイリッシュなイメージを併せ持ったリバティ52DB。その魅力を改めて検証する。

機能美を極めたスタイリッシュなエクステリア

アネックスのリバティ52DB

リバティ52DBは、25年に渡って続いてきたリバティシリーズの集大成と言えるモデル。まず目を引くのが、ヨーロッパのモーターホームを思わせる洗練されたエクステリアデザインだ。

流麗なラインをまとったボディは、自動車の空力を熟知したカーデザイナーによってデザインされたもの。バンク部分に柔らかな曲線を組み合わせ、左右のルーフ~サイドパネルに傾斜を付けることで、一般的なカムロードベースのキャブコンとは一線を画す、スタイリッシュなフォルムを作り上げている。

滑らかなボディラインは、優雅なルックスのみならず、横風の影響を軽減して走行安定性を向上させる役割も果たす。「ファンクショナル・ビューティー(機能美)」に特化したエクステリアデザインが、リバティ52DBのアイデンティティだ。

ホテルの一室を思わせるラグジュアリーな室内空間

リバティ52DBのダイネット

落ち着きのあるカラーコーディネートで、クルマの中とは思えないようなラグジュアリー空間を作り出しているのが、インテリアの最大のポイントだ。

レイアウトは、フロント上部にバンクベッド、センターにダイネット・キッチン・マルチルーム、リアに2段ベッドというファミリー仕様の定番スタイル。実用性や装備の充実度も文句なしだが、真の魅力は、室内に入った瞬間に思わずため息がこぼれるような、洗練されたヨーロピアンデザインにある。ダイネットからベッド、トイレに至るまで、ホテルのように上質な雰囲気が漂っており、長期のクルマ旅でも優雅な時間を過ごすことができる。

リバティ52DBの車内

キャンピングカーの車内生活の中心になるダイネットは、テーブルを挟んで4~6人で座れる開放的な空間が確保されている。

最大のポイントは、FF床暖房システムが標準装備されていること!このシステムは、専用クーラントを燃焼式ボイラーで加熱し、ポンプでフロア下の配管を循環させる仕組み。一般的なFFヒーターと比べると静かで空気の乾燥も少なく、室内の空気を優しく温めてくれる。

リバティ52DBのキッチン

本格的な調理にも対応する、広々としたキッチンスペース。カウンターには耐熱ガラスカバー付きの2バーナーコンロ&シンクがセットされ、キャビネットには引き出し式の大容量収納スペースを確保。キッチン上部には、レンジフードも装備される。

リバティ52DBキッチン横の家具

キッチン横の家具には、電子レンジと冷蔵庫をスマートにビルトイン。以前はドメティック製の90L冷蔵庫だったが、現在はイタリアメーカー・ヴィトリフリーゴのコンプレッサー式85L冷蔵庫に変更されている。電化製品をブラックで統一したことにより、落ち着きのあるシックなイメージを演出した。

リバティ52DBのマルチルーム

ホテルのようにラグジュアリーな意匠のマルチルームには、カセットトイレが完備されている。温水も使用できる洗面台の正面には大型ミラーが設置され、上部にはキャビネットやソーラーベンチレーター(換気扇)も完備する。

リバティ52DBの上部収納

天井や上部収納などの細部に至るまで、柔らかな曲線基調のラグジュアリーな意匠でコーディネート。室内のLEDはすべて間接照明とし、あえてホワイト光ではなく温かみのある暖色系のLEDを使用することで、ムーディーな空間を演出している。

快適な睡眠を約束するベッドスペース

リバティ52DBのバンクベッド

スライド拡張式のバンクベッドは、大人3名が就寝できる1940mm×1740mmのビッグサイズ。頭上空間に十分な余裕があるので、圧迫感を感じることなくゆったりと横になれる。オプションのスカイビュールーフウインドーで、採光性と開放感をさらにグレードアップすることも可能だ。

リバティ52DBのリアベッド

リアエンドには常設2段ベッドが完備されており、ファミリーでもダイネットを展開することなく、バンクベッドとリアベッドで全員が就寝できる。2段ベッドは上下ともに1920mm×840mmのゆったりサイズで、下段ベッドには通気性と弾力性に優れたウッドスプリングを使用。上段ベッドを跳ね上げれば、リアのスペースをオープンクローゼットとしても利用できる。

進化したリバティ52DB

進化ポイント① サブバッテリー走行充電システムの効率化

リバティ52DBのエアコン

リチウムイオンバッテリーと230Wソーラーパネルを採用した生活電源も、リバティ52DBの大きな魅力。最新モデルでは、充電システムの見直しによって走行充電のさらなる効率化を実現し、クルマ旅での快適性を向上させた。

ちなみにリバティ52DBのサブバッテリーには、キャンピングカーでポピュラーなリン酸鉄リチウムイオン電池ではなく、ハイブリッド車やEV車に多く採用されている三元系リチウムイオン電池が採用されている。三元系セルは、安全性の高さと軽さが大きなメリットとなっており、搭載される240Ahバッテリーの重量はたったの15kg!(同容量の鉛バッテリーは約48kg) 軽さのアドバンテージが、走行安定性にもプラスの効果を与える。

進化ポイント② タッチパネルディスプレイのバージョンアップ

リバティ52DBの集中スイッチ

サブバッテリーの状態や水タンクの容量をわかりやすく表示してくれる「タッチパネル式集中スイッチ」も、より高精細で視認性に優れたタイプにアップグレードされている。使用する機会が多く、車内生活において欠かせないアイテムだけに、視認性の向上は大きなメリットだ。

リバティ52DBのダイネット

欧州モーターホームを思わせる洗練されたエクステリア、高級感に満ちたホテルの一室のようなインテリア、室内を優しく温めるFF床暖房システム、三元系リチウムイオン電池を採用した先進のサブバッテリーシステム……。

「伝統」と「最新テクノロジー」の融合によって生まれた、アネックス渾身のキャブコンリバティ52DB。さまざまな魅力を内包した、フラッグシップの名にふさわしいスタイリッシュ&ラグジュアリーな1台だ。

リバティ52DB諸元

ベース車両
トヨタカムロード
エンジン
3Lディーゼル
駆動方式
2WD/4WD
車体寸法
全長5,230mm/全幅2,040mm/全高2,880mm
定員
乗車定員8名(4WDは7名)/就寝定員5名
価格
¥9,460,000(税込)~ (2021年4月現在)
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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