キャブコンの乗り心地をアップグレード!新型カムロード用コンフォートリーフが新登場!

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キャブコンの乗り心地をアップグレード!新型カムロード用コンフォートリーフが新登場!

2021年秋にモデルチェンジされた、キャンピングカー専用シャーシトヨタ・カムロード。現在、5×2mクラスの国産キャブコンの大半が、この最新シャーシをベースに製造されている。パワートレインの刷新や安全装備の拡充で大幅な進化を遂げたカムロードだが、なかでも注目すべきは全車リアダブルタイヤ化によって、より安心・安全なキャブコンが製作できるようになったことだ。

ただし、どんな面にも長所と短所はある。リアダブルタイヤで安全性と走行性能が大きく向上した半面、リアシングルタイヤの先代カムロードより乗り心地が悪化したという声も耳にする。RVランドでは、そのデメリットを解消するため、いち早く新型カムロード用サスペンションパーツの開発に着手。満を持してリリースしたのが、今回紹介する「新型カムロード用コンフォートリーフ」だ。

新型カムロード用コンフォートリーフ 13万8600円(税込)
新型カムロード用コンフォートリーフ 13万8600円(税込)

※取材車両に装着されたリーフスプリングはプロトタイプのため、商品とはカラーリングが異なります。

リアダブルタイヤの乗り心地を改善!

新型カムロード用コンフォートリーフ

新型カムロード用コンフォートリーフは、リアダブルタイヤの乗り心地改善をコンセプトに開発されたオリジナルサスペンションパーツだ。接地面積が大きいダブルタイヤは、直進安定性やコーナリング性能にアドバンテージがある半面、路面からの衝撃がダイレクトに伝わりやすく、シングルタイヤと比べて乗り心地が悪化するのがデメリット。とくにホイールベースの短いカムロードでは、その傾向が顕著に表れる。

新型カムロード用コンフォートリーフ2

キャンピングカーにとって居住性は重要だが、長時間でもリラックスして乗車できるコンフォート性能も欠かせない要素。RVランドが「新型カムロードの乗り心地を根本的に改善する」ために選んだ手法は、リーフスプリングを乗り心地重視にセッティングしたオリジナルパーツにコンバートすることだった。

純正の2枚リーフのコンフォートリーフ 3枚リーフのコンフォートリーフ

純正の2枚リーフに対し、RVランドのコンフォートリーフは3枚リーフに変更されている。枚数は純正より1枚多いが、バネレートを純正比-13%の柔らかいセッティングにすることで、しなやかな乗り心地を追求。試作と実走を繰り返して完成したオリジナルリーフは、フロントシートの乗り心地だけではなく、リア乗員の快適性にも徹底してこだわったのがポイントだ。

その効果を実際に体験してみるため、ノーマルと新作コンフォートリーフを装着したキャブコン(バンテック・ジルノーブル)の乗り比べを実施。同じ車種でどれだけ乗り味が変化するのか詳しくレポートする。

純正サスペンションのジルノーブルに試乗

ドライビングインプレッション

純正サスペンションのバンテック・ジルノーブル

まずは、純正サスペンションのバンテック・ジルノーブルに試乗。新型になって、カムロードの走行安定性は劇的に向上した。高速道路の車線変更やコーナリング時でも不安を感じない安定性の高さは、リアダブルタイヤを採用した新型カムロードの最大のアドバンテージと言えるだろう。

貨物車ベースのキャンピングカーに乗りなれた筆者はそこまで不快さを感じないが、路面からのコツコツという突き上げは常にある。段差を乗り越えるときは、座面にドスンと大きな衝撃が伝わり、荒れた舗装路を走るとガタガタと振動を感じる。例えるなら、空荷のトラックに乗っているような感覚。近場の移動ならともかく、長距離・長時間のドライブではストレスや疲労が蓄積しそうだ。

リアシートの乗り心地

バンテック・ジルノーブルのリア

次にリアシートに乗車して、同じルートで乗り心地を検証してみた。リアシートは、お世辞にも快適とは言いがたい。同じルートを走行しているにも関わらず、フロント乗車時と比べて体感的に2倍から3倍程度の振動や揺れを感じる。普通の路面でも常にガタガタと突き上げを感じるので、「この道ってそんなに荒れていたかな?」と思ってしまうほど。フロント乗車時はそこまで乗り心地に不満を感じることはなく「この程度なら全然アリ」と思えたが、リアシートでは乗車する家族のためにも乗り心地改善の必要性を強く感じた。

コンフォートリーフを装着したコルドリーブスに試乗

ドライビングインプレッション

コンフォートリーフを装着したコルドリーブスを運転中の岩田さん

走り出した瞬間から、足回りのソフト感を体感できた。路面の凹凸に追従するしなやかさは、ワゴン車の感覚に近い。想像以上の乗り味の変化に驚きながら、ノーマル車両を試乗したときと同じルートを走行した。

素直なハンドリングと自然なロール感はノーマル時から数段アップグレードした印象で、運転していて気持ちよさを感じるレベル。純正と比べてバネレートを下げている(柔らかくしている)ため、走行安定性の悪化やロールの増大を懸念していたが、そうしたデメリットは一切感じられず、むしろ自然な挙動で純正よりも運転しやすいように思えた。ノーマルサスペンションだとリアが跳ねてしまうような段差でも、リアの足がよく動いて路面の凹凸にしっかり追従する。リアの接地感がアップしているため、安心・快適にドライブを楽しむことができた。

リアシートの乗り心地

コンフォートリーフを装着したコルドリーブスのリアシート

リアシートに乗車して同じルートを試乗した結果、明らかに突き上げ感が減少していることを体感できた。細かい振動はあるものの、純正で感じたドスンドスンという尖った突き上げはかなり緩和されている。体感的には、座面から受ける衝撃が20~30%ほど減少したような印象だ。

路面状況に応じて下からの衝撃や揺れはあるのでミニバン同等の乗り心地とまではいかないが、トラックベースのキャンピングカーとしては十分快適なレベル。リアが跳ねる感覚が大幅に減少したことで、長距離ドライブ時の疲労も軽減されるだろう。

コンフォートリーフで移動時の快適性が大幅UP!

コルドリーブスのリア

今回の試乗で、RVランド製コンフォートリーフの効果を確実に体感することができた。新型カムロードのメリットである走行安定性はそのままに、路面から受ける揺れや突き上げを緩和して乗り心地を大幅に改善。しなやかに動く足で、リアの接地感とハンドル操作に対する追従性能の向上も感じられた。新型カムロードの乗り心地に不満を感じているなら、同乗する家族のためにも「新型カムロード用コンフォートリーフ」の導入をお勧めする。

コンフォートリーフ

純正からコンフォートリーフに交換する際は構造変更が必要になるので、新車購入時に装着するか、車検時に交換して構造変更を同時に行うのがベター。新型カムロードベースの国産キャブコンに快適な乗り心地をプラスして、パーフェクトなキャンピングカーを目指そう!

RVランドオリジナル 新型カムロードダブルタイヤ用コンフォートリーフ
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