キャンピングカーで仮店舗！コメ兵がコメダ珈琲で

高級リサイクル品販売大手のコメ兵がコメダ珈琲本店（名古屋市）の敷地でジュエリーやブランド品の買取を行いました。そこでは軽キャンパー レジストロを仮店舗として利用しています。キャンピングカーを仮店舗に使うとどうなるのでしょう・・・

コメダ珈琲本店前がブランド品買取店へ

MYSミスティック製の軽キャンパー レジストロはその外観がカワイイと人気があります。そのレジストロがコメダ珈琲本店の入り口前に置かれ、受付用としたイスやパラソルで中庭のような雰囲気になっています。
査定を希望するお客様は、まず受付を行い買取希望の品を預けます。そこでコメダ珈琲のドリンク券をもらって店内へ。待っている間に預けた品の査定が進みます。

お客様のご希望や、高額な現金の受け渡しにはキャンピングカーの車内を使います。

キャンピングカーだから使い勝手がいい仮店舗

普段良くいく珈琲店の前にキャンピングカーが止まっているだけで、お客様は目をとめます。取材中も「何をやっているのですか？」と通りがかりの人に聞かれました。

仮店舗とはいえ100V電源は必須。外部からの電源を簡単に車内へ引き込むことが出来ます。

キャンピングカーは全天候型！今日は晴れていましたが、雨が降ったり、風が強い日、また寒い日でもFFヒーターで社内はポカポカになり、お客様も快適に過ごせます。

買取キャラバンを利用したお客様の声

ここを利用したお客様からは、普段よくいく場所なので、持って行きやすかったという声が多く聞かれます。
子供さんにも抜群の人気で、査定でキャンピングカーに入っていたお父さんが出てきた後、「ボクも乗りたい！」という子供さんもいます。
お店をやっている人は、今度自分のところでも買取キャラバンをやって欲しいというリクエストもありました。

今回の企画について、コメ兵さんに聞きました。

答えていただいたのは株式会社コメ兵 営業企画部 楠神さんです。

今回の企画はどのようにして生まれましたか？

古物営業法の法改正により、「どこでも、仮設店舗でも」届出だけで営業ができるようになりました。
「遠いから大変」「時間が無い」というお客様に私たちがお客様の「近く」へ行けるようになったので、お客様にとっての「いつもの場所」で安心して買取を利用していただきたいと思います。
お客様の生活導線上に売る場所が増えることでリユースが今以上に身近なものになると考えています。

なぜコメダ珈琲のお店ではじめたのですか？

「買取キャラバン」の構想が出てきたときに大切にしたかったのが「いつもの」というキーワードです。
そのイメージに一番近かったのが、地域に密着されているコメダ珈琲さんでした。
コメダ珈琲さんは今まで同じ名古屋創業の企業として比較されることもよくあり、名古屋の皆様に喜んでいただけるかなという思いもあって、弊社からコメダ珈琲さんへお声がけさせていただきました。

なぜキャンピングカーを仮店舗にしましたか？

室内が広く、天候の変化にも対応出来るキャンピングカーは仮店舗に最適と思います。車種はネットなどを参考にしましたが、カワイイ外観と落ち着いた内装でレジストロを選びました。
仮店舗としてレンタルで借りていますが、丁度レンタル会社のマクレントでこの車種を貸していたのも良かったと思います。

今後はどのような展開を考えていますか？

「いつもの」「近くの」「便利な」場所へ「買取キャラバン」でどんどん伺いたいと思います。いつもの百貨店、いつものスーパー、近くのショッピングモールなども考えています。
「押し買い」や「悪質買取」なども実際に発生していますので、安心して売ることができる場所や機会を提供していくことで、健全なリユースの拡大を目指したいと思います。
「いらないものを売って新しい価値に変える」というきっかけ作りの場になれればと考えています。

編集後記

キャンピングカーを仮店舗に使った効果は抜群で、コメダ珈琲へ来店された方や通りがかりの人など多くの皆さんの目にとまっています。その結果今まで コメ兵を利用されていない方や、今までモノを売る買取を利用されたことのない方との接点ができたそうです。全天候に対応して電源も使えるキャンピングカーは仮店舗として使っても満足出来そうです。
＊2018年10月、11月に行われた「買取キャラバン」キャンペーンは終了しています。