
キャンピングカーは、旅や車中泊をもっと身近にしてくれる存在です。その一方で、車両価格の上昇や装備の充実により、「万一のときにどこまで補償されるのか」「普通のクルマと同じ考え方でいいのか」と不安を感じる人も増えています。
特に初めてキャンピングカーを購入する人にとって、保険は車両選び以上に分かりにくい部分かもしれません。そこで今回は、キャンピングカー専門の自動車保険を長年扱ってきた「シェアティブ」にキャンピングカーの保険について話を聞いてきました。全国のキャンピングカー販売店約50店舗と提携し、ビルダーとのつながりもあることから、販売店やビルダーから紹介されるケースも多いといいます。
15年以上にわたりキャンピングカーを中心に契約を積み重ね、累計で1万2000件以上の契約実績。そうした経験から見えてきた、キャンピングカー特有の事故傾向や補償の考え方、加入時に押さえておきたいポイントを教えてもらいました。これからキャンピングカーの購入を考える人にも、すでに所有している人にも参考になるのではないでしょうか。
目次
キャンピングカーの運転はサイズ感への注意が必要
キャンピングカー特有の事故というと、何か特別なトラブルを想像しがちですが、実際にはもっと基本的なところで起きるケースが多いようです。初めてハイエースやキャブコンに乗る人では、車体の大きさや高さに慣れていなくて、駐車場で接触したりキャビン上部をぶつけてしまうなど、さらに、制動距離の違いによる軽い追突などが目立つとのことでした。
つまり、事故の中身が特殊というよりも、普段の乗用車とは感覚が違うことが要因になりやすいということです。特にキャンピングカーは重量があって、ブレーキの感覚も普通乗用車とは異なります。少しの油断が車両の損傷につながることもあるため、購入直後ほど慎重な運転が求められます。
保険を考える前提として「キャンピングカーは扱いに慣れるまでに時間がかかる乗り物」だと理解しておくことも大切です。その上で、事例が多い自損事故までカバーできるように補償内容をどう考えるかが重要になってきます。
車両保険でキャンピングカーの価値をどう判断するのか
保険の基本的な仕組みそのものは、一般的な自動車保険と大きく変わりません。対人・対物、人身傷害などの考え方は共通しています。キャンピングカーの保険で大きく違ってくるのが車両保険です。キャンピングカーはベース車に架装や装備が加わるため、単純に年式や型式だけでクルマの価値を機械的に判断しにくいからです。
同じモデルのキャンピングカーでも、装備内容やオプションによって車両価格は大きく変わります。新車であれば注文書や見積書、中古車であれば販売時の資料などをもとに、実際にどのような価値がある車両なのかを確認しながら保険金額を決めなければならないのです。電子レンジや家具、内装なども、事故によって損傷した場合には、車両の一部として扱われることがほとんどなので、しっかりとキャンピングカーの価値として考えておく必要があるのです。
ここで見落としたくないのは、キャンピングカーの価値をきちんと反映できる保険でなければ、万一の際に十分な補償につながりにくいという点です。キャンピングカーは高額な車両であるにもかかわらず、自動車保険の加入先によっては、そもそも車両保険を設定しにくいこともあるため、購入時点でしっかりと専門の業者に相談しておくことが大切です。シェアティブでは型式が不明な車両であっても取り扱いが可能なケースがあり、架装内容を含めた実態に合わせて柔軟に対応できる点も特徴のひとつです。
キャンピングカーの保険料は高いとは限らない
キャンピングカーの保険は高い、というイメージを持つ人は多いはずです。たしかに車両価格が高くなれば、そのぶん保険料にも影響が出てきます。ただ、同価格帯の一般車と比べてみると、必ずしもキャンピングカーだけが突出して高いわけではないとのことでした。条件によっては、思ったほど差が出ないケースもあるようです。
それよりもしっかりとチェックしなければいけないのが、「今入っている保険会社でキャンピングカー保険に加入できるのか」という点です。乗用車からの乗り換えでは同じ感覚で手続きできると思いがちですが、会社によってはキャンピングカーの車両保険に対応していないこともあるそうです。直前になって対応外であることがわかり、慌てて相談に来るケースも少なくないそうです。こうした行き違いを避けるためにも、購入前の段階で加入可否を確認しておくことが重要になります。
また、等級についても乗っていた普通乗用車からキャンピングカーへ引き継げる場合があります。しかし、法人名義と個人名義の切り替えなど、条件によっては注意が必要です。保険料だけを見るのではなく、自分の購入形態や名義、車両登録の内容まで含めて確認しておくことが、結果的にスムーズな契約につながります。シェアティブではWEBから簡単に見積もりを取ることもできるため、購入前の段階でおおよその条件を把握しやすいのも安心材料といえます。
ロードサービスや弁護士特約こそ、キャンピングカーでは見逃せない
補償内容を考えるとき、車両保険ばかりに目が向きがちですが、実際にはロードサービスや弁護士費用特約もしっかりとチェックしておく必要があります。キャンピングカーはサイズや重量の関係で、一般的な車両よりもレッカー移動先や対応業者が限られることがあります。近くの整備工場には運べても、架装部分の修理ができる場所でなければ意味がないというケースも考えられます。
さらに、キャンピングカーは中古市場や架装内容の違いもあり、事故時に相手側保険会社から車両価値を低く見積もられることがあるそうです。本来の価値と提示額に開きが出たとき、交渉を支える手段として弁護士費用特約が役立つ可能性があります。もちろん、すべてのケースで有利になると断定はできませんが、一般的な乗用車以上に備えておく意味はありそうです。
一方で、ロードサービスにも限界があります。たとえばキャンプ場や砂地、雪道などでのスタック救出は、自動車保険のサービス対象外となることもあります。そのため、JAFのような別の支援サービスが役立つ場面もあるとのことでした。補償は広ければ安心、で終わらせず、何が対象で何が対象外なのかを理解しておくことが大切です。
シェアティブには状況を理解してくれる安心感がある

シェアティブが単に保険商品を案内するのではなく、キャンピングカーオーナーがどこでつまずきやすいかを具体的に把握している点がポイントです。初めて大きな車体に乗る不安、車両価格の考え方の難しさ、一般車と同じつもりで手続きを進めたときの行き違い。そうした部分に対して、15年以上の経験と1万2000件以上の契約実績をもとに現実的なアドバイスができることは大きいのです。
保険料が高い安いとかの問題ではなく、「加入できるか」「価値をどう見てもらえるか」が大きな論点になっていることはキャンピングカーの保険ならでは。キャンピングカーはクルマでありながら、装備や使い方まで含めて保険を判断しなければならないものです。
キャンピングカーのイベントなどでブースを出しているので、その場で対面相談ができるのは安心できます。また、販売店やビルダーとのネットワークを活かしながら、購入前後の相談にも対応している点が心強いところです。疑問をその場で整理できるので、キャンピングカー購入前後の安心感はさらに高まるのではないでしょうか。
キャンピングカー保険の仕組み自体は、一般的な自動車保険と共通する部分が多いのですが、車両価値の見方や補償対象、ロードサービスの実用性など、実際には確認しておきたい点がいくつもあります。
キャンピングカーの自動車保険は、見積もりの取りやすさや保険料だけで判断しないことが大切です。その車両をどう評価し、どこまで備えられるのかまで含めて考えることで、購入後の安心感は大きく変わってきます。
キャンピングカーの旅を楽しむためにも、キャンピングカーの自動車保険は最後に決めるものではなく、車両選びと並行して考えておきたい要素のひとつといえるでしょう。
- 会社名
- 株式会社シェアティブ
- 住所
- 東京都港区西新橋一丁目17番12号 第2横山ビル
- 電話
- 03-5510-5972


