NTBサクラの後継モデル!ビーカムベースの新型キャブコン「HARUKA(ハルカ)」がデビュー!

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NTBサクラの後継モデル!ビーカムベースの新型キャブコン「HARUKA(ハルカ)」がデビュー!

いすゞが提供するキャンピングカー専用シャシー「ビーカム」「トラヴィオ」をベースに、バラエティに富んだキャブコンをラインナップしている日本特種ボディー(NTB)。2026年夏に同社がリリースした「HARUKA(ハルカ)」は、NTBの代名詞ともいえるロングセラーキャブコン「SAKURA(サクラ)」の後継に当たるモデル。その魅力と優位性を、詳しくレポートする。

HARUKA(ハルカ)のロゴ

ビーカムベースの優位性

ベース車はビーカム

ハルカのベース車には、いすゞ・ビーカムが採用されている。国産キャブコンで主流のトヨタ・カムロードは、4ナンバー(小型貨物車)のダイナ・1.4tクラスがベース。それに対してビーカムは、1ナンバー(普通貨物車)のエルフ・ハイキャブ2tがベース。カムロードと比べると、メインフレームの剛性から足回りの構造に至るまで、あらゆる面でワンランク上の性能を有している。堅牢なシャシーがもたらすゆとりと安心感が、ビーカムをベースにしたハルカの大きなアドバンテージだ。

HARUKA(ハルカ)のフロント

安全装備の充実度も、他のベース車と一線を画すビーカムの優位性だ。プリクラッシュブレーキ、ふらつき警報、車間距離警報、フロントブラインドスポットモニターのほか、前車と車間距離を保持しながら加減速や発進・停止を行う全車速車間クルーズ、ステアリング操作を電動でアシストするレーンキープアシスト、カメラでドライバーの異常を自動検知して車両を緊急停止させるドライバー異常時対応システムなど、乗用車顔負けの先進安全装備が標準化されている。長距離運転の機会が多く、高齢ドライバーの比率が高いキャンピングカーにとって、ビーカムの安全性は強い味方だ。

住み心地抜群の室内空間

HARUKA(ハルカ)の室内レイアウト

室内は、サクラのレイアウトを踏襲しつつ、細部のブラッシュアップでより快適な空間を追及している。前方上部にバンクベッド、中央に対面ダイネット、ダイネット後方にマルチルーム&キッチン、最後部に常設ベッドを配置。2人旅から家族旅まで幅広い用途に対応できる、使い勝手の良いレイアウトに仕上げた。ホワイトウッドの家具と上質なファブリックがもたらす落ち着きと高級感は、さすがはサクラの後継モデルといったところ。

HARUKA(ハルカ)のセカンドシート

サクラとの大きな違いは、セカンドシートを室内幅いっぱいまで延長したことだ。サクラはエントランスドアの前方に下駄箱を装備していたが、ハルカは家具を排してベンチタイプのシートを採用。大人数でテーブルを囲んでくつろぐことができ、壁にもたれてセカンドシートに横向きで座れば、足を伸ばしてリラックスしながらテレビ鑑賞や読書ができる。

HARUKA(ハルカ)のドリンクホルダー

ドリンクホルダーは、テーブルの四隅ではなく、壁際に独立して設置。食事や休憩、デスクワークの際、テーブルを広々と使えるように工夫されている。

HARUKA(ハルカ)のキッチン

エントランスドアの後方には、ガラスカバー付きシンクを備えたキッチンキャビネットを装備。大型の折りたたみテーブルで、広々とした調理スペースも確保できる。

HARUKA(ハルカ)のマルチルーム

ダイネット後方には、マルチルームを配置。フロアは防水仕様となっており、オプションでラップ式トイレも常設できる。

HARUKA(ハルカ)のバンクベッド

バンクベッドは、サクラよりも長さを延長して、より快適に就寝できる仕様とした。ボードを手前に引き出すだけで、簡単にセッティングできるのも利点。ベッドサイズは長さ1800mm×幅1800mmで、大人3名が余裕をもって横になれる。

HARUKA(ハルカ)の常設ベッド

最後部の常設ベッドは、長さ1900mm×幅900mmのワイドサイズ。ダイネットを展開すれば、バンクベッド、フロアベッド、リア常設ベッドの3か所で最大6人が就寝できる。

HARUKA(ハルカ)のLEDダウンライト

シーリングパネルにセットしたLEDダウンライトが、室内を優しく照らし出す。天井のリア寄りには、換気用のマックスファンも標準装備。

快適なクルマ旅を支える電装性能

ハルカの大きなポイントとなっているのが、サクラではオプション設定だった各種装備を標準化して、オールインワン仕様へと進化したことだ。なかでも、5kWリチウムイオンバッテリー、975Wソーラーパネル、2000Wインバーター×2基を標準装備した、電装系の充実度は文句のつけようがないレベル。外部電源に頼らない、快適なオフグリッド生活を実現できる。

HARUKA(ハルカ)のエアコン

エントランスドアの上部には、家庭用エアコンを標準装備。2000Wインバーター1基をエアコン専用、もう1基をそれ以外の電装系に振り分けることで、家と同様の感覚で快適に電気を使えるシステムを構築した。

HARUKA(ハルカ)のキッチン横のキャビネット

キッチン横のキャビネットには、電子レンジや2ドア冷蔵庫が標準装備されている。

2tシャシーのゆとりがもたらす収納スペース

ビーカム2tシャシーをベースにしたハルカは、定員7名がフル乗車しても1115kgの荷物を積載できるゆとりを持つ。各部の収納スペースにキャンプ道具や長期旅の荷物を満載しても、安心・安全にクルマ旅を楽しめるのがポイントだ。

HARUKA(ハルカ)の収納スペース HARUKA(ハルカ)のバゲッジドア

リア常設ベッドの下には、大容量のカーゴスペースを確保。後部と左手の大型バゲッジドアで荷物の積み下ろしが容易にできるほか、室内からカーゴルームにアクセスできる扉も装備されている。

HARUKA(ハルカ)の上部収納庫

天井まわりのデッドスペースを有効利用して、上部収納庫を設置。生活小物を整理して収納できるのがうれしい。

HARUKA(ハルカ)の外部収納庫

鍵付きの外部収納庫も完備され、臭いの出るものや汚れもの、濡れたものなども安心して収納できる。

HARUKA(ハルカ)のリア

サクラの後継モデルとなるハルカは、「ビーカムベースの優位性」「サクラから踏襲した使い勝手抜群のレイアウト」「5kWリチウムシステム&975Wソーラーパネルなどの豪華装備」を融合した、完成度の高い新型キャブコン。先代モデルのサクラと同様に、"こだわり派キャブコンユーザーの到達点"として末永く愛されていくことだろう。

ハルカ諸元
ベース車
いすゞ ビーカム
エンジン/ミッション
3.0ℓディーゼルターボ(150馬力)/9速AMT・ISIM
駆動方式
2WD/4WD
車体サイズ
全長5230mm/全幅2110mm/全高3050mm
定員
乗車定員7人/就寝定員6人
価格
1991万円~
WRITER PROFILE
岩田一成
岩田一成(いわた・かずなり)

1971年東京生まれ。キャンピングカーライフ研究家/キャンピングカーフォトライター。日本大学芸術学部卒業後、8年の出版社勤務を経て、2003年に独立。ライター・エディターとして、自動車専門誌を中心に累計1000誌以上の雑誌・ムック製作に携わる。家族と行くキャンピングカーの旅をライフワークとしており、これまでに約1000泊以上のキャンプ・車中泊を経験。著書に『人生を10倍豊かにする 至福のキャンピングカー入門』がある。

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日本特種ボディー:SAKURAの完成形HARUKA
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