
アネックスの人気キャブコン「リバティ」シリーズに、初のリアエントランスモデル「52REi」が加わりました。
近年人気を集めるリアエントランスレイアウトを採用しながら、リバティらしい上質なデザインや居住性を継承しています。
リアエントランスという新たなレイアウトだからこそ実現した空間づくりや使い勝手が注目されます。その高い次元での完成度を実現したリバティ リアエントランスモデルを紹介します。
目次
リバティらしさを受け継いだエクステリアデザイン
リバティシリーズの特徴でもある、上部へ向かって緩やかにシェイプしたキャビンデザインは52REiでも継承されています。室内の広さを確保しながら、見た目にはスマートなシルエットを生み出しているのがリバティらしさです。
リアエントランスモデルになると外観の印象が変わりやすいですが、52REiは一目でリバティと分かるデザインにまとめられています。サイドオーニングもボディラインに沿って収められたリバティならではの設置。全体の一体感を高めています。
リアエントランスレイアウトでは、ベッド下収納が小さくなり積載性が課題になりがちです。そこで52REiは、スライドアウト式のラゲッジボックスを採用し、荷物の積み降ろしや収納性を高めています。
新しいレイアウトを採用するだけではなく、従来のリバティが重視してきた実用性にも配慮している点がポイントです。リアエントランスの魅力と積載性を両立しようとするアネックスらしい工夫といえます。
リアエントランス化に伴い、車両後方右側にはマルチルームを配置。外観からも従来モデルとの違いが分かるレイアウトとなっています。マルチルームの前方にはエアコンの室外機やラゲッジスペースを効率よく配置しています。
リアエントランスという新しいレイアウトを取り入れながらも、必要な装備を無理なく収めているのが52REiの特徴です。シリーズ初のレイアウトでありながら、リバティとしての完成度を高いレベルでまとめています。
リアエントランスならではの開放的なインテリア
リアエントランスレイアウト最大の魅力は、ダイネットを中心とした開放感です。左右に大きな窓を配置できるため、室内にはたっぷりと自然光が差し込み、明るく心地よい空間が広がります。さらにフロント側のルーフトップウインドウからも光を取り込み、室内全体をより明るい印象にしています。
光を多く取り込めることは、実際の広さ以上に空間を広く感じさせる効果があります。リアエントランスならではのレイアウトと採光を組み合わせることで、リビングスペースの居心地をさらに高めている点も、リバティリアエントランスモデルの特徴です。
ダイネットは、前向きの2座シートとラウンジスタイルのL字ソファを組み合わせたレイアウトを採用しています。大人数がテーブルを囲めるだけでなく、フロント側のシートは横になれるほどのスペースを確保し、ゆったりとした時間を過ごせるレイアウトになっています。
高い運動性能に加えて、旅先での居住性を重視していることもリバティシリーズの特徴です。リビングで思い思いの時間を過ごせる空間づくりは、リアエントランスモデルになっても変わることなく受け継がれています。
後方へ大きく引き伸ばせるバンクベッドスペースは、スイングするように上下に動きながら、スムーズに可動する独自のフロア構造を採用しています。ベッドメイクや収納がしやすく、リビングモードから就寝モードへストレスなく切り替えられるよう工夫されています。
室内にアクセントを加える間接照明もリバティシリーズならではの装備です。天井からフロントへとつながるやわらかな光が室内全体を包み込み、開放感だけでなく上質さも感じられる空間を演出しています。
リアエントランスだから実現したアイランドキッチン
リアエントランスの左側にはキッチンを配置。コンロの下には冷蔵庫を組み込み、車内からはもちろん、リアエントランスからもアクセスしやすいレイアウトになっています。シンクとコンロの周囲にもしっかりと作業スペースが確保され、調理しやすい環境が整えられました。
リアエントランスを採用したことで、キッチンを独立して配置できるようになっています。動線を妨げにくく、限られたスペースを有効に使えることも、このレイアウトならではの特徴です。
キャンピングカーでは、キッチンに立つと目の前が壁や窓になるレイアウトが多くあります。52REiはリビング側へ向かって立てるため、車内全体を見渡せるのが特徴。
キッチンに立ったときの視界が変わるだけで、室内の印象も大きく変わります。リビングとの一体感が生まれ、これまでのリバティシリーズとは違った空間に仕上がっています。
キッチン上部には換気扇とキッチン用ライトを配置。換気扇はインテリアとの調和を意識したデザインが採用され、室内の雰囲気にも自然に溶け込んでいます。
細かなパーツ選びにもリバティらしさが感じられます。使い勝手だけでなく、室内全体の雰囲気まで含めてコーディネートされていることが、上質なインテリアにつながっています。
リアエントランスだからこその工夫とリバティらしさ
リアエントランスまわりの床は、防水パン仕様になっています。床には排水口も設けられ、汚れたときは水で洗い流すことも可能。この仕様であれば、リアエントランスから上がった部分を広い玄関として使うこともできます。
防水パンはマルチルームの前まで続いています。雨の日やアウトドアから戻ったときも、靴を車内で脱ぎ履きできたり、そのままマルチルームへ移動できるなど、リアエントランスならではの使い方ができます。
展示車には、リアエントランス横に収納棚を装備していました。天井近くまで収納スペースとして使える仕様で、下段には電子レンジが組み込まれています。こちらはオプションで選択できるそうです。
収納棚を設けず、リアウインドウを備えたレイアウトも選択可能です。使い方に合わせて仕様を選べることも、このモデルの特徴と言えるかもしれません。上の写真左側に見える扉はマルチルームの入り口となります。
リバティシリーズの特徴でもある温水設備に含まれている床暖房は、52REiにも標準で装備されています。リアエントランスモデルになっても、その快適装備は変わりません。
床からじんわりと伝わる暖かさは、リバティシリーズならではの魅力です。温風で室内を暖める方式とは違った心地よさがあり、ペットとの車中泊でも人気の装備となっています。
電装システムも進化した新しいリバティのかたち
リバティシリーズに設定されるリチウムイオンバッテリーシステム「Ultra Power」も進化しました。これまで2400・4800・9600Whの3種類だったラインアップは、中間モデルが6000Whへ変更。500Ah相当まで容量が強化されています。
容量アップによって、電力を多く使う装備もこれまで以上に安心して使えるようになりました。リアエントランスモデルの登場に合わせ、電源システムも見直されています。
家庭用エアコンも標準装備です。強化されたバッテリーとの組み合わせにより、残量をそれほど気にせず使えるようになりました。熱帯夜でも朝まで運転を続けられるスペックを備え、夏の車中泊をしっかりとサポートします。
近年は夏の暑さが厳しくなり、高い断熱性能を持つキャビンでもエアコンは欠かせない装備になっています。そんななか長時間安定して使える電源システムは、これからのキャンピングカーに求められる装備のひとつです。
アネックス初となるリアエントランスモデルとして誕生したリバティ52REi。リアエントランスの課題となる積載性にも配慮しながら、リバティシリーズが培ってきた上質な室内空間を融合させました。
ユーザーの声をきっかけに開発が始まったという52REi。アネックスらしいクオリティや雰囲気をそのままに、新しいレイアウトを形にした意欲作です。長年キャブコンを手がけてきたアネックスだからこそ実現できた1台といえるでしょう。
アネックスリバティ52REi 諸元
- ベース車両
- カムロード
- エンジン
- 2.8Lディーゼル
- 駆動方式
- 2WD/4WD
- サイズ
- 全長5,230mm×全幅2,070mm×全高2,880mm
- 定員
- 乗車定員8名/就寝定員5名(大人3・子供2 )4WDは乗車定員7名
- 価格
- ¥15,958,000〜




